【Salesforce】Email in Lightning

皆さんはAccount Engagementを利用して、メールテンプレートを作成したことがありますか?
文字のフォントやサイズ、セクションごとに異なった設定などを行いたいとき、0からhtmlを駆使してテンプレートを作成するのはとても時間がかかりますし、htmlの知識がないとなかなか挑戦しづらいですよね?
今回はSalesforceのメール作成機能って少し利用するハードルが高いなと感じている方に向けて、Email in Lightning という機能を紹介します。

Email in Lightningを利用してできること

上の画像を見ていただくとわかりますが、Email in Lightninigを利用するとhtmlを記述することなく、簡単にコンテンツを作成することができます。

画像の挿入や列の追加や削除もドラッグアンドドロップで簡単便利に楽しくコンテンツ作成ができます!

Email in Lightningの設定手順

さてここまでEmail in Lightningを利用してできることを紹介して来ましたが、この機能を利用したい場合には事前に設定をする必要があります!
ここまでの説明を読んでくださった皆さんは「利用したい」「手順が知りたい」と思ってくれていることかと思います。
では早速説明します!

Step1:メールコンテンツの管理権限の付与

1. Salesforce の設定にて [Account Engagement] | [コンテンツの設定] を選択
2.「2.システム管理者とユーザにアクセス権を付与」の箇所にて [権限セットを作成] クリック
3. 同じページにある [割り当ての管理] より [割り当てを追加] クリックし、対象ユーザーに権限セットを割り当て

付与する権限は下記の通りです。

システム権限:
CMS ワークスペースおよびチャネルを作成
アプリケーションのカスタマイズ
カスタム権限を管理
ドラッグアンドドロップコンテンツビルダーにアクセス
メールコンテンツを管理

Step2:タブへのアクセス権限を確認

1. Salesforce の [設定] で [管理] | [ユーザ] | [プロファイル] を選択
2. 対象のユーザのプロファイルの左にある [編集] をクリック
3. プロファイルの編集画面が表示されたら、[タブの設定] セクションまで画面をスクロール
4. セクション内から [メールコンテンツ]、[メールテンプレート] を探し、選択リストから [デフォルトで表示] を選択
 ※ [メールテンプレート]、[CMS チャネル]、[CMS ワークスペース] についても同様です
5. プロファイルの変更を [保存]

Step3:Salesforce CMS の設定(省略可)

1. Step2 の手順で [CMS チャネル]、[CMS ワークスペース] のタブを [デフォルトで表示] に設定して保存


2. CMS チャネルタブにアクセスし、[チャネルを作成] をクリック
3. 名前と接続種別:公開 を選択して [作成] をクリック
4. 作成した CMS チャネルを編集し、以下のように設定し、[保存] をクリック
 ・ドメインタブ
 ・ドメインを有効化:ON
 ・選択可能なドメイン名を選択
5. CMS ワークスペースタブにアクセスし、[ワークスペースを追加] をクリック


6. [名前] を入力し、[次へ] をクリック
7. 上記作成したチャネルを選択し、[次へ] をクリック
8. ワークスペースを利用できるユーザ(寄稿者)を選択し、[次へ] をクリック
9. 言語を選択して [次へ] をクリック


10. [完了] をクリック
11. Salesforce の設定にて [Pardot] | [コンテンツの設定] を選択
12. [3. コンテンツ環境の CMS を設定] の [チャネルを選択] をクリックし、作成したチャネルを選択

設定手順は以上です。
気になった方はぜひ機能を有効化して利用してみてください!

それではまた次の記事をお楽しみに!

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