【Sales CloudとService Cloudの違いとは？】SalesCloudの役割や機能を分かりやすく解説！
近年注目されているSalesCloudですが、どんな機能があって、どうやって導入すればいいのか？分からないという企業も多いのではないでしょうか。
SalesCloudとは「セールスフォース・ドットコム社が提供するCRM・SFAシステム」のことです。
他社SFシステムと比較してSalesCloudの大きな特徴は柔軟にカスタマイズできることです。
自社に最適な機能を実装できるため、CRM・SFAシステムの中では一番おすすめできます。
近年国内でもSalesCloudは多くの企業で導入した実績や成功事例も挙げられています。
今回は、SalesCloudの機能や特徴をご紹介します。
目次
1.SalesCloudとは「Salesforce社が提供するSFAシステム」
SalesCloudとはセールスフォース・ドットコム社が提供するCRM・SFAシステムです。
Sales Cloudはインサイドセールス、フィールドセールスそれぞれにおいて顧客情報と営業情報を共有し、
営業の効率化と受注精度向上を図るシステムです。
またSalesCloudにはCRMとしての機能も揃っているためSFAとCRM機能を利用することが可能です。
SFAで営業活動の効率化を行い、CRMで顧客満足度向上を行えるおすすめなシステムです。
SFA導入後、CRMが必要になり後からCRMを導入する企業が多い中でSalesCloudを初期導入することで後からCRMの導入などで悩む必要がなくなります。
2.SalesCloudの導入効果
- 商談状況の可視化
- 外出先からの顧客情報・商談状況の把握
2-1.商談状況の可視化
1つめは「商談状況の可視化」です。
「いつ」、「誰が」、「どのような活動を行った」のかをSales Cloudで集約し、管理することで、商談状況を可視化することができます。
また、営業活動を一元管理することで、組織内で情報を共有できます。このため、早期の問題点把握と解決につながります。
2-2.外出先からの顧客情報・商談状況の把握
2つめは「外出先からの顧客情報・商談状況の把握」です。
Salesforceモバイルを利用することで、スマートフォンやタブレットから顧客情報や商談状況を把握することができます。
このため、外出先からも最新情報を確認しながら商談を進められます。
3.SalesCloudの２つの機能
- SFAとしての機能
- CRMとしての機能
3-1.SFAとしての機能
SalesCloudには営業パーソンや営業マネージャーを含む営業組織に必要な機能が揃っています。
・顧客情報管理機能
・営業日報機能
・ToDo管理機能
・タスク振り分け機能
・見積書作成機能
・契約書作成機能
・売上予測機能
・見込み客評価機能
・レポート機能
・ダッシュボード機能
SFA 機能のリンクを設置しようか
3-2.CRMとしての機能
SalesCloudには顧客との関係構築・維持をサポートするCRMとしての機能も豊富に揃っています。
・顧客情報管理機能
・顧客情報分析機能
・顧客対応履歴管理機能
・メールマガジン自動配信機能
・顧客サポート支援機能
・フォーム自動生成機能
4.SalesCloudの特徴は柔軟にカスタマイズできること
セールスクラウドの特徴はカスタマイズ性です。
セールスクラウドに備わっている充実した機能に加え、外部システムや独自で開発したシステムとも連携が可能なため、このツールを利用する企業の事業内容に応じて内容を自在に拡張できます。
自社に最適なSFAシステムを構築することが可能です。
SFAの導入をするのであれば、SalesCloud一択です。
5.SalesCloudがおすすめな企業
どのような企業がSalesCloudを導入すればいいのか？どんな企業が向いているのか？をご紹介します。
5-1.ワークフローや権限設定など社内ルールがある中小企業
SalesCloudではワークフローの設定や権限設定など企業独自のルールに合わせたカスタマイズが可能です。
5-2.社内のあらゆるデータを一元管理したい中小企業
セールスフォースでは、顧客情報や案件情報だけでなく、顧客の問い合わせ履歴・クレーム履歴、日報や報告書、売上実績や売上予測など、さまざまなデータ・書類・ファイルをセールスフォース上で一元管理することができます。
書類で管理していると社外にいる時は確認することができなかったり、データが分散していると必要な時に探すのが大変だったりするので、社内のあらゆるデータを一元管理して活用したいという企業にはセールスフォースがおすすめです。
6.「Sales Cloud」と「Service Cloud」の違いは目的と機能
「Sales Cloud」と「Service Cloud」の違いは目的と機能にあります。
| Service Cloud | Sales Cloud | |
| 目的の違い | カスタマーサービスが主目的 | 営業支援が主目的 |
| 機能の違い | ・サービスコンソール・オムニチャネルルーティング など | ・売上予測・見込み客管理など |
Service Cloudは問い合わせ管理などのカスタマーサポートを効率化することが主目的であり、Sales Cloudは見込み客や案件、売り上げ予測などを管理して営業活動を効率化することが主目的です。
導入時には目的に合わせて最適なパッケージを選択しましょう。
まとめ
今回はSalesCloudの機能や役割をご紹介しました。
SalesCloudとはセールスフォース・ドットコム社が提供するCRM・SFAシステムです。
SalesCloudの導入効果は次のとおりです。
・商談状況の可視化
・外出先からの顧客情報・商談状況の把握
SalesCloudの機能は次のとおりです。
・SFAとしての機能
・CRMとしての機能
SalesCloudの特徴は柔軟にカスタマイズできることです。
SalesCloudがおすすめな企業は次のとおりです。
・ワークフローや権限設定など社内ルールがある中小企業
・社内のあらゆるデータを一元管理したい中小企業
最後に「Sales Cloud」と「Service Cloud」の違いは目的と機能でした。
セールスクラウドはCRM・SFAの導入を検討している中小企業でしたら、圧倒的におすすめなツールです。ぜひご検討ください。
カルテットコミュニケーションズはSalesforceのパートナー企業であり、中小企業におけるDX支援のプロフェッショナルです。これまでに1000業種以上の集客実績を通じてあらゆるビジネスモデルへの理解があり、中小企業ならではの悩みや課題を踏まえた上で如何にして成果につなげるかという視点でDXをご支援させていただきます。まずはお気軽にご相談ください。
