【Salesforce】Salesforceを学ぼう!Trailheadと公式ドキュメントを活用しよう

はじめに
Salesforceを効果的に学ぶには、公式の学習リソースを活用することが重要です。
特に、「Trailhead」と「公式ドキュメント」は、初心者から上級者まで幅広く対応しており、自分のペースで学習を進められます。
本記事では、Salesforceの学習方法について詳しく解説し、どのように効率的にスキルを習得できるのかを紹介します。
Trailheadとは?
Trailheadは、Salesforceが提供する無料のオンライン学習プラットフォームです。
Trailhead Playgroundと呼ばれる実際の環境と同様の機能を持っている環境でSalesforceを操作しながら学べるため、理論だけでなく、実践的なスキルも身につけることができます。
Trailheadの特徴

ハンズオンラーニング:仮想環境「Trailhead Playground」を利用しながら、実際にSalesforceを操作できる。

多様なコース:初心者向けの基礎から、専門的な応用スキルまで幅広いトピックをカバー。

ゲーミフィケーション:学習の進捗に応じてバッジやポイントを獲得できるため、楽しく学べる。

トレイルミックス:資格試験対策や特定のスキル習得向けにカリキュラムをカスタマイズ可能。

モバイル学習:モバイルアプリ「Trailhead GO」を使えば、通勤時間やスキマ時間にも学習できる。
公式ドキュメントの活用
Salesforceの公式ドキュメントは実務に取り組む際の様々な場面で参照できたりなど、辞書的な役割を担ってくれます。機能や設定に関する詳細な情報が提供されており、特定の操作や最新の仕様を確認する際に非常に便利です。日々の業務の中での問題解決や新機能の導入時に活用するのもおすすめです。
以下の公式ドキュメントを適切に活用することで、業務でのSalesforce運用をよりスムーズに進めることができます。
Release Notes(リリースノート):
Salesforceの最新アップデート情報や新機能の詳細な解説。
新機能の追加や仕様変更が行われるたびに、管理者が変更点を確認し、適用を検討する際に役立つ。
Salesforce サクセスナビ:
Salesforceの活用事例やベストプラクティス、運用に関するガイドラインを提供。
業界別の活用方法や、導入後の定着・成功事例を学ぶために活用可能。
具体的な活用方法
トラブルシューティングや設定時の参照 / 最新情報の確認 / 開発・カスタマイズの補助
公式ドキュメントは、トラブルシューティングや設定時に正確な情報元として活用することができます。また、Salesforceでは年3回のアップデートがありますが、その際にも最新の変更点や新機能を把握できます。
更には、開発者向け資料にはApexやAPIの詳細が記載され、カスタマイズの参考になります。
検索機能もあるので、こちらも利用して効率的な活用につなげてみてくださいね!
その他の学習リソース
Trailblazer Communityへの参加

Salesforceのユーザーグループやフォーラムに参加することで、他の学習者や専門家と交流し、質問や情報交換ができます。
認定資格の取得
Salesforceのスキルを証明する方法の一つが認定資格の取得です。特に、「Salesforce認定アドミニストレーター」などの資格は、業務での活用をさらに強化する助けになります。
シリーズ目次
1年生シリーズの目次(クリックで展開)
フェーズ | トピック内容 |
---|---|
🟢 導入前 | Salesforceって何ができるの?初心者向け超入門ガイド |
システム管理者とは?Salesforce管理者の役割と求められるスキル | |
クラウドって何?オンプレミスとクラウドの違いを理解しよう | |
Salesforceを導入するとどんなメリットがあるの?ビジネス視点で考える | |
成功するSalesforce導入とは?導入の流れと準備すべきこと | |
Salesforceのライセンスの種類とプラン選び | |
Salesforceの基本用語を押さえよう! | |
実際に画面をSalesforceの標準UIを理解しよう! | |
Salesforceを学ぼう!Trailheadと公式ドキュメントを活用しよう 本記事 | |
🟡 導入初期 | Salesforceにログインしてみよう!ホーム画面の見方 |
オブジェクトとレコードって何?基本データ構造を理解する | |
はじめてのSalesforce!レコードの作成・編集・削除をやってみよう | |
ユーザー管理の基本!プロファイル・ロール・権限セットを設定してみよう | |
セキュリティ設定の基本!アクセス権とデータの保護を考えよう | |
標準オブジェクトとカスタムオブジェクトの違いを理解しよう | |
レポートを作ってみよう!データを見える化する第一歩 | |
ダッシュボードを作成してみよう!見やすいビジュアルを作るコツ | |
ワークフローとは?業務を自動化するための基礎知識 | |
メールテンプレートを作ってみよう!標準機能で業務効率化 | |
🟠 導入後しばらく経過 | Lightningページのカスタマイズに挑戦!使いやすい画面を作る |
オブジェクトのレイアウトを変更して、必要な情報を整理しよう | |
プロセスビルダーを使って簡単な自動化を実装しよう | |
フローを使ってより高度な業務プロセスを自動化する | |
数式フィールド・積み上げ集計フィールドの活用術 | |
Salesforceモバイルアプリを活用して、外出先でも業務を効率化 | |
レポートを活用した業務分析!データドリブンな意思決定をサポート | |
AppExchangeとは?便利なアプリを導入してSalesforceを強化しよう | |
データインポートとエクスポート!データの管理を適切に行う | |
トラブルシューティングの基本!エラーの原因を特定し解決する | |
🔵 導入後中期 | Salesforce運用のベストプラクティス!管理者としての心構え |
監査ログを活用してセキュリティを強化する | |
定期メンテナンスのポイント!システムを健全に保つには? | |
Salesforceのアップデート情報をチェックし、最新機能を活用する | |
複雑な承認プロセスを構築して、業務フローを効率化 | |
カスタムボタン・リンクを使ってSalesforceの操作を簡単にする | |
APIと外部システム連携の基礎知識(初級編) | |
ユーザートレーニングを実施し、社内でSalesforceを定着させる | |
運用ルールを決めて、Salesforceのデータ品質を向上させる | |
Salesforce認定アドミニストレーター資格に挑戦!学習の進め方とコツ |
まとめ
Salesforceを学ぶには、「Trailhead」と「公式ドキュメント」を活用することが効果的です。
Trailheadでは実際に操作しながら学べるため、初心者でも実践的なスキルを身につけやすく、資格取得にも役立ちます。一方、公式ドキュメントは業務の中で発生する疑問を解決したり、新機能の確認をする際に活用できます。
また、Trailblazer Communityを利用することで、他のSalesforceユーザーと交流しながら実践的な知識を深めることができます。さらに、認定資格を取得することでスキルを証明し、キャリアアップのチャンスを広げることも可能です。
Salesforceを活用しつつ、学習を継続し、最新情報をキャッチアップしていくことで、更に便利にSalesforceを活用できるようになるでしょう。自分に合った学習方法を見つけ、スキルを磨いていきましょう。
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