SFA(営業支援システム・ツール)おすすめ10選をご紹介
SFAツールは種類が多く、自社に合わないものを選ぶと活用し切れずにコストだけかかってしまう可能性があるので、自社に合ったSFAツールを選びましょう。
今回はおすすめのSFAツール10選をご紹介します。
・Sales Cloud
・e-セールスマネージャー
・アクションコックピット
・UPWARD(アップワード)
・Sales Force Assistant
・Senses(センシーズ)
・kintone
・ナレッジスイート(Knowledge Suite)
・JUST.SFA
・Zoho CRM
ぜひ、各SFAの特徴や要点を理解して、営業活動の効率化、利益の最大化を目指してください。
1. SFA(営業支援システム・ツール)おすすめ10選
1-1.Sales Cloud
まずはトップシェアを誇るSFAのSalesforceのSales Cloudをご紹介します。
Sales Cloudは権限設定など企業独自のルールに合わせたカスタマイズができ、社内のあらゆるデータを一元管理できます。Sales Cloudを導入すればまず間違いはありません。中小企業におすすめのSFAです。
【費用】
初期費用:0円
月額利用費:1ユーザー18,000円
【特徴】
・様々なツールとAPIで連携が可能
・自社の業務内容に合わせた細かいカスタマイズが可能
・導入実績から多種多様な営業形態に合わせた活用パターンがある
【製品特徴】
Sales Cloudは世界でトップシェアを誇るSFAです。
特徴は非常に多機能で、基幹システムやMAとの連携など大体のことは実現できます。
【こんな企業にオススメ】
・自社独自の業務フローがあり、カスタマイズしたい企業
・社内のあらゆるデータを一元管理したい企業
1-2.e-セールスマネージャー
Sales Cloudに次いで国内のSFAシェアを占めているe-セールスマネージャーをご紹介します。
【費用】
初期費用:0円
月額利用費:1ユーザー6,000円〜
【特徴】
・運用に乗るまで担当営業が丁寧にサポートしてくれる
・SFAの提供だけでなく、営業プロセスの見直しもサポートがある。
【製品特徴】
e-セールスマネージャーは国産のSFAとしてはトップのシェアを誇っており、オンプレミスでのサービスを提供できる点や、営業プロセスの見直しなど、丁寧に研修サポートもしている点が特徴です。
【こんな企業にオススメ】
・海外製品で失敗した経験のある企業
・バラバラのツールを利用している企業
・紙ベースの日報を利用している企業
1-3.アクションコックピット
ルート営業に特化したSFA、アクションコックピットをご紹介します。
【費用】
初期費用:1ユーザー10,000円
月額利用費:1ユーザー2,000円〜(BASIC版)
【特徴】
・不要な機能が少なくモバイル版の機能もあり、営業現場で簡単に利用可能
・低コストで利用することが可能
【製品特徴】
・低コストでルート営業が管理できることが特徴です。
・日報で営業管理をしていないルート営業や、そもそも営業管理をしていない企業様にはアクションコ ックピットがおすすめです。
【こんな企業にオススメ】
・ルート営業を行う企業
・日報で営業管理をしていない企業
1-4.UPWARD(アップワード)
フィールドセールス向けに開発されたSFA、UPWARD(アップワード)をご紹介します。
【費用】
初期費用:100,000円
基本料金:21,000円(5名まで利用可能)
月額利用費:1ユーザー2,200円〜(Standard Edition)
※年間契約
【特徴】
・SalesforceのCRMと連携している
・優良顧客のマップなどを見ることもできる
・フィールドセールスに特化しており、位置情報をもとにしたネクストアクション管理などが可能
【製品特徴】
・UPWARD(アップワード)は顧客データ、スケジュール、地図・位置情報を連携させることによって、フィールドセールスの業務を支援するサービスです。案件・売上管理よりも、訪問業務の生産性アップをメインに置いています。
【こんな企業にオススメ】
・フィールドセールスに力を入れている企業
・訪問業務に力を入れている企業
1-5.Sales Force Assistant
ルート営業などの日報を活用している企業におすすめのSales Force Assistantをご紹介します。
【費用】
期費用:50,000円
月額利用費:1ユーザー3,500円〜(顧客深耕・クラウド版)
※最低6か月契約が必要
【特徴】
・AI秘書を使って業務サポートを実現
・Sales Force Assistantの中にも顧客深耕、顧客創造などのシリーズがあり、自社に合わせたパッケージを利用可能
【製品特徴】
ales Force Assistantの特徴といえば、ホームページでも大きく取り上げられているAI秘書機能です。
問先の企業のマッピングや、案件のタスクを管理することが可能です。
【こんな企業にオススメ】
コンサルも含めて営業改革をしたい!」という企業
1-6.Senses(センシーズ)
【費用】
・初期費用:不明
・月額額費用:25,000円~
※追加ユーザーあたり月額5,000円
【製品特徴】
・直感的に営業の状況を把握できる案件管理画面
・営業のボトルネックを分析できるレポートやAIによるネクストアクションのレコメンドなど、データの蓄積から営業の分析・改善までをカバー
【こんな企業にオススメ】
・案件管理、進捗管理を手軽に行いたい企業
・営業の入力負荷を下げ、営業効率を上げたい企業
1-7.kintone
グループウェアで有名なサイボウズが提供しているkintoneをご紹介します。
【費用】
・初期費用:0円
・利用費:1ユーザー1,500円〜(スタンダードコース)
【特徴】
・低コストで導入が可能
・SFA以外の用途でも利用が可能
【製品特徴】
kintoneはSFAではなく、業務アプリケーションサービスになります。
いくつかパッケージがあり、その中に案件管理・日報などの機能があります。
業務アプリケーションなので、勤怠管理やワークフローなどもkintone上で管理をすることが可能です。
【こんな企業にオススメ】
・自社に合った複数のアプリを一つのプラットフォームで管理したい企業
1-8.ナレッジスイート(Knowledge Suite)
クラウド型ビジネスアプリケーションツール、ナレッジスイート(Knowledge Suite)をご紹介します。
【費用】
・グループウェア:月額6,000円(3GB)
・SFAスタンダード:月額50,000円(5GB)
・SFAプロフェッショナル:月額80,000円(50GB)
【特徴】
・利用ユーザー数無制限
・容量には制限があるため、超過した場合に追加料金が必要
【製品特徴】
ナレッジスイート(Knowledge Suite)は統合型ビジネスアプリケーションとして、SFA機能だけでなく、グループウェア機能、CRM機能といったビジネスに役立つ機能をオールインワンで提供しています。
ナレッジスイート(Knowledge Suite)は一企業ごとの契約であり、利用ユーザー数が無制限ですので、メンバーが増えるほど費用を抑えて利用可能です。
【こんな企業にオススメ】
・社員数が多く手軽な営業管理を行いたい企業
1-9.JUST.SFA
ジャストシステムが開発しているJUST.SFAをご紹介します。
【費用】
・初期費用:不明
・月額利用費:1ユーザー15,000円〜
【特徴】
・自社の活用に合わせて画面の設定を変更することが可能
【製品特徴】
JUST.SFAは「ヒト『に』合わせるSFA」を銘打っており、ダッシュボードなどのトップ画面を自由にカスタマイズできる点が特徴です。
【こんな企業にオススメ】
・画面設計を自分たちで行いたい企業
1-10.Zoho CRM
海外で開発され、日本法人もあるZoho CRMをご紹介します。
【費用】
・初期費用:0円
・月額利用費:1ユーザー4,200円〜(エンタープライズ)
※年間契約
※月間契約の場合はオンライン決済のみ
【特徴】
・低コストで導入が可能
・様々なサービスと連携が可能
【製品特徴】
Zoho CRMはCRM(顧客関係性マネジメント)とあるように、SFAに特化したものではなく、メール一括送信や他サービスとの連携などの機能が付いています。
低コストでCRMを活用したい企業にとってはおすすめです。
【こんな企業にオススメ】
・中小企業や起業したばかりのスタートアップ企業
・ITリテラシーの高い社員が多い企業
次に導入に失敗しない選び方をご紹介します。
2.SFA(営業支援システム・ツール)の失敗しない選び方 4つのポイント
選び方を理解しないと「導入したのに使い物にならない」「営業マンが誰も使わない」といったことになりかねません。ここでは、SFA導入に失敗しないための選び方4つのポイントを解説します。
- 操作しやすいか
- 機能と価格のバランスがあっているか
- 実績が豊富で知見が蓄積されているか
- ベンダーのサポートがあるか
2-1.操作しやすいか
まずは、ぱっと見の第一印象が「使いやすそう」と感じるか画面構成をチェックすることが必要です。そして、入力が簡単に行えるかを確認しましょう。一覧から選んでいくだけで、あっという間に入力が完了するような簡単さが何よりも重要です。
営業マンの仕事は本来、顧客と商談することであり、営業マンが苦痛に思うほど大量の情報入力を強要するツールは間違いなく使われなくなります。
また、商談中や商談直後の移動中に使えるスマートデバイス対応も欠かせません。わざわざ会社に戻ってPCに入力するのでは作業効率が悪く、対応が遅れて機会損失につながるおそれがあるからです。
2-2.機能と価格のバランスがあっているか
一般的に、多機能であればあるほど高価になりがちです。自社にとって本当に必要な機能なのか、活用できるリソースを含め検討しましょう。単に価格だけで比較するのではなく、費用対効果を考えて選ぶようにしましょう。そのためには、SFAの活用によって得られる効果を明確にする必要があります。
2-3.実績が豊富で知見が蓄積されているか
SFAソリューションが信用に値するかどうか、それを客観的に確認できるのは、システムの導入実績です。企業の営業活動がSFAの導入効果を得るには、試行錯誤を繰り返してノウハウを蓄積していくことが大切ですが、その項目はソリューションを開発するベンダーにも当てはまります。
つまり、導入実績が豊富なソリューションであるほど、ツールは安定して稼働し、営業プロセスを改善するさまざまな知見が蓄積されていると言えます。こうしたソリューションを利用すれば、営業力強化の精度が高まります。
2-4.ベンダー(販売/開発会社)のサポートがあるか
SFAの運用が軌道に乗るまでには、時間を要します。機能や操作方法に関する質問はもとより、トラブル発生時の問い合わせなど、ベンダーのサポート範囲や内容について確認しましょう。
また、導入実績も大事なポイントです。導入実績が多ければ、システムについての知見も豊富であると考えられます。自社と同じ業界・企業規模での導入事例を参考にしましょう。
上記4つのポイントを理解した上で、10選から選んでいただければと思います!
まとめ
今回はおすすめのSFA(営業支援システム・ツール)をご紹介しました。
おすすめのSFAは下記の10サービスになります。
・Sales Cloud
・e-セールスマネージャー
・アクションコックピット
・UPWARD(アップワード)
・Sales Force Assistant
・Senses(センシーズ)
・kintone
・ナレッジスイート(Knowledge Suite)
・JUST.SFA
・Zoho CRM
それぞれ特徴がありますが、中小企業におすすめのSFAは圧倒的に「Salesforce(SalesCloud)」になります。
次にシステムの選び方4つのポイントをご紹介しました。
「操作性」、「機能と価格のバランス」、「販売会社の実績」、「開発会社のサポート力」を意識してSFAを選んでみてください。
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