Salesforce(セールスフォース)で何ができるの?できないことや導入メリットなどを解説!
- Salesforceって言葉を最近耳にして気になる
- 社内でSalesforceの話題が上がったけど何かわからない
- 社内の業務を効率化するのにSalesforceがいいらしいけど何ができるのかわからない
という方にはぴったりの内容です!
Salesforceをざっくり一言で説明すれば「社内の業務を効率化・売上げアップを手助けしてくれるツール」のことを指します。
営業部・マーケティング部・カスタマーサクセスに至るまで、様々な部署の業務を効率化し、かつ部署ごとの連携を高めてくれる非常に優秀なツールです。
そんなツールを作っているのが、アメリカに本社を構える株式会社「セールスフォース・ドットコム」という会社で、ツール自体は世界でシェアNo.1です。
そんなSalesforceの中には様々な機能を持ったツールがあり、今回は以下の主な4つの製品について触れながら解説していきます。
4つの製品でできることを一言で記述したので、まずはざっくりと理解するだけで大丈夫です!
『Sales Cloud』・・・営業支援に特化した機能を持つツール
『Service Cloud』・・・カスタマーサービスに特化した機能を持つツール
『Marketing Cloud』BtoC向けの、マーケティングを自動化するためのツール
『Pardot』・・・BtoB向けの、マーケティングを自動化するためのツール
1.Salesforce(セールスフォース)でできること
Salesforceを導入してできることを簡単に説明すると、旧態依然とした業務から脱却でき「売上UP」「業務改善」ができます!
機能について少し細かく説明すると、主に4つあり、
「営業支援」「顧客管理」「マーケティング支援」「カスタマーサクセス」になります。
それぞれ具体的に説明すると、
①営業支援について
・見込み顧客の情報を生かして、本来成約していたはずの顧客が「見える化」し、取りこぼしが防げる。
・感覚でナーチャリングをかけていたものが、顧客の検討段階が分かるので、適切なタイミングでナーチャリングをかけられる。
②顧客管理について
・膨大な顧客情報を一元管理できるので、どの営業マンがどの顧客情報を持っているのかが横展開できる。
・各商談ごとの情報を管理できるので、次に何をするのかが一目瞭然になる。
③マーケティング支援について
・メール配信が自動化でき、やリード獲得を効率化できる。
・見込み顧客がサイト内でどういう動きをしているのかが細かく分析できる。
・見込み顧客が今、どういう検討段階にあるのかが数値化され、適切なタイミングで必要な情報が送れる。
④カスタマーサクセスについて
・問い合わせフォームの自動作成機能やチャットボットの活用ができる。
・顧客との接点の維持が自動的にできるので、顧客の状態に合わせて的確にフォローでき、顧客満足度向上ができる。
以上になります。
これ以外にもSalesforceではできることが多く、カスタマイズも自在にできるので、ぜひ興味があれば他の機能も御覧ください。
2.Salesforce(セールスフォース)でできないこと
非常に高機能で、自在にカスタマイズも可能なSalesforceですが、できないこともあります。
もっとも大きいこととしては、「1つのツールで全てを補えない」というところです。
他社のツールでは、一つ導入すれば大体の機能が使えるものがありますが、Salesforceは違い、製品ごとに機能が分かれています。
それぞれでできる守備範囲が決まっているので、例えば「Sales Cloud」と「Pardot」の両方を利用しているなど、殆どの企業は組み合わせて利用していることが多いです。
ツールを組み合わせることで、本来の力を発揮するともいえます。そのため、月額の費用が高くなることがあるので注意が必要です!
主なツールの価格については以下にまとめているので参考にしてください!
一方で、他のツールでよくある高額な「導入費用」がないので、他のツールと比べるとあまり大きく費用は変わりません。
導入する際は自社で必要な機能や、改善したいポイント、運用目的などを整理してから、必要なツールを選んで導入しましょう。
3.Salesforce(セールスフォース)導入メリット・デメリット
次は、主なメリットとデメリットについて紹介します。
・メリット・・・「各部門が持つ課題を解決してくれる」
メリットについては言うまでもないですが、非常に高機能で連携がシームレスです!
また、ツールごとの連携もスムーズなので、Salesforceのツールのみですべての課題が解決します。
他社のツールであれば、一つのツールで様々な機能が使えますが、殆どの場合、様々な企業が出すツールと連携・開発をしないと機能が拡張できないことが多いです。
Salesforceはそういった悩みがなく、Salesforceが提供するツールのみで解決するので、ストレスなく連携でき、非常に大きなメリットと言えます。
・デメリット・・・「高機能ゆえに、使いづらい部分がある」
Salesforceは非常に高機能ですが、それがゆえに使う担当者が機能について理解していないと、100%使いこなすことができません。
特にツールを使うための担当者が置けないほど、リソースがない企業にとっては、Salesforceは「宝の持ち腐れ」になることが多いので導入をおすすめしません!
もちろん、サポートは他社よりも充実しており手厚いですが、もし導入する場合は自社のリソースと相談しながら検討しましょう。
自社にリソースがない場合は、マーケティングの企業で、運用を代行してくれる企業もあるので、マーケティング代理店をうまく使いながら自社の売上向上・業務効率化を実現しましょう!
4.Salesforce(セールスフォース)の利用がおすすめな企業
これは明確なものが一つあって、「旧態依然とした営業活動をしている企業」といえます。
・営業活動をしていても「エース級」の営業マンに頼り切ってしまっている。
・マーケティングと営業部でやることが明確化されていない。
・リード獲得やナーチャリングを感覚で行っている。
・名刺を営業マンごとにアナログ管理している。
などなど、旧態依然とした営業活動を行っている企業様にとっては最適なツールです。
特に中小企業様では、リード獲得やナーチャリングのためのリソースも足りないと思うので、MAツールを活用して、効率的な営業活動を進めましょう。
ただし、何度も言いますが、Salesforceの製品は非常に機能が充実しています。
それ故、そもそものリード数が少ない企業や、ツールを使う部署や人材がいない。など、リソースがない場合はまさに「宝の持ち腐れ」になるので、導入はしないことをおすすめします!
自社の状況をよく鑑みた上で、導入を検討しましょう!
まとめ
今回の内容を簡単にまとめると以下のようになります。
①Salesforceでできること:「営業支援」「顧客管理」「マーケティング支援」「カスタマーサクセス」
②Salesforceでできないこと:1つのツールで全てを補えないこと
③Salesforce(セールスフォース)導入メリット・デメリット:
メリット・・・「各部門が持つ課題を解決してくれる」
デメリット・・・「高機能ゆえに、使いづらい部分がある」
④Salesforce(セールスフォース)の利用がおすすめな企業:「旧態依然とした営業活動をしている企業」
以上になります。
Salesforceはどのツールも非常に高性能で、企業の業務効率化や売上アップに大きく影響を与えてくれます。
しかし、高性能がゆえに、うまく使いこなさなければ100%の力を発揮しません!特にリソースがない企業にとっては何度も言いますが、導入をおすすめしません。
また、プランもそれぞれで大きく分かれているがゆえに、企業によっては、高いプランを入れることで逆にコストパフォーマンスが悪くなる場合があります。
必ず自社の状態をよく分析し、他のMAツールの機能と比較しながら、自社にあったツールを導入しましょう。
最後に、手前味噌になりますが、弊社ではこれまでに中小企業様をメインに、1,000業種以上の集客実績がございます!
今回ご紹介したMAツールはもちろん、企業ごとに合ったツールの導入や、集客の支援などを一気通貫で、専門のマーケターが行っております。
「導入したけど自社のリソースがさけない」「導入にあたって失敗したくない」
という企業様はぜひ、弊社までご連絡ください!
貴社のお力になれば幸いです。