【最新版】Salesforce(セールスフォース)の価格や機能について解説

Salesforceの価格
  • Salesforceを導入したいけど詳しい費用がわからない。
  • Salesforceの機能と合わせて価格が知りたい。
  • どのランクが必要なのかわからない。

という方にはぴったりの内容になっています!

今回はSalesforceで提供している、メインの製品を中心に価格を紹介します。

サービスを使うに当たり初期費用はかかりませんが、多くの企業では自社の業務内容に合わせてカスタマイズします。

社内にカスタマイズができる担当者がいれば、外部費用はかかりませんが、外部に依頼する場合は、別途構築費用がかかります。構築費用については各社によって大きく変わるため、本記事では説明を省きます。

目次

1.Salesforce(セールスフォース)の価格と機能

今回はメインの製品である、以下の価格と機能を紹介します。

  • Sales Cloud
  • Service Cloud
  • Marketing Cloud
  • Pardot

大切なのは「高い値段の機能を購入すればいい」というものではありません。

Salesforceの製品は機能が充実しているので、自社に合った機能を検討して導入しましょう。

①Sales Cloud

Sales Cloudとは、一言で言えば「営業支援に特化した機能」を搭載したサービスです。

顧客管理(CRM)と営業支援(SFA)がセットになった製品で、売上予測や見込み客管理など、営業活動を効率化することが目的となっています。

「エディション」と呼ばれるランクが存在し、「Essentials」「Professional」「Enterprise」「Unlimited」があり、利用できる機能と料金はエディションによって異なります。

1ユーザーの月額利用料は「Essentials 3,000円」「Professional 9,000円」「Enterprise 18,000円」「Unlimited 36,000円」です。(すべて税別)

おすすめのエディションとしては「Enterprise」で、殆どの必要な機能が詰まっています。

初めて導入する場合は、Enterpriseのエディションで試すのが最もいいです。

②Service Cloud

Service Cloudとは、一言で言えば「カスタマーサービスに特化した機能」を搭載したサービスです。

「CS」と呼ばれる、顧客満足度向上のために部署で活用することが多く、問い合わせ管理などを効率化することが主目的です。

メール機能だけでなく、モバイルメッセージやWebチャット、SNSなどの窓口に寄せられた問い合わせを管理できるなど、非常に高機能です。

こちらもエディションで料金が変わっており、「Essentials」「Professional」「Enterprise」「Unlimited」があります。

1ユーザーの月額利用料は「Essentials 3,000円」「Professional 9,000円」「Enterprise 18,000円」「Unlimited 36,000円」です。(すべて税別)

おすすめなエディションとしては、同じく「Enterprise 18,000円」で、このエディションに主な機能が詰まっています。

もし、それ以上の機能が必要であれば「Unlimited」がおすすめですが、しばらくは「Enterprise」で運用して、どうしても必要な機能があればエディションを上げるのをおすすめします。

③Marketing Cloud

Marketing Cloudについて一言で言えば「BtoC向けの、マーケティングを自動化するためのツール」です。

もちろん、BtoBでも利用できるツールですが、BtoBで利用するなら次に紹介する「Pardot」がおすすめです。

主な機能としては、E-コマースとの連携や顧客の活動に応じたコンテンツを表示、モバイルやソーシャル対応機能などがあるので、比較的安価な商品を扱い、顧客数が数万~数百万という膨大な数を対象にする場合に力を発揮する企業。もっと言えば、直接営業マンがナーチャリングをかけない「集客型ビジネス」に向いています。

こちらの料金については、個別見積もりとなっており、企業によってバラバラです。

主な価格帯としては、月額1万円~5万円が多くなっていますが、詳しい価格に関しては一度問い合わせる必要があります。

④Pardot

Pardotは、一言で言えば「BtoB向けの、マーケティングを自動化するためのツール」です。

先程紹介した「Marketing Cloud」と比較されることが多く、主にBtoBの企業で使われるツールです。

機能としては、見込み顧客がサイトでどういう動きをしているかの分析や、顧客ごとにどういう検討段階にあるかをAIでスコアリングする機能、シナリオに沿ったマーケティング施策の自動化などの機能があります。

BtoB企業、つまり営業マンが直接ナーチャリングをかける「商談型ビジネス」に向いており、冒頭で紹介した「Sales Cloud」とセットで利用する企業が多いです。

こちらはエディションごとに明確に機能が決まっているので、以下の表を参考にしてください。

※Salesforce Pardot 公式料金ページ内 公式資料より一部抜粋
https://www.salesforce.com/jp/editions-pricing/marketing-cloud/account-engagement/

ポイントとしては「Pardot Einstein」や「Pardot Marketing Data Sharing」の部分で、リードを獲得したあとに、どの優先順位で商談化するかや、リードの選定に欠かせない機能です。

pardotを最大限活用するのであれば、「ADVANCED」以上の料金プランをおすすめします。

ここまで機能と価格についてまとめました。何度も言いますが、大切なのは「高い値段の機能を購入すればいい」というものではありません!

おすすめのエディションをそれぞれ紹介していますが、中小企業様にとっては、紹介したエディションの機能以下でも問題ない場合も多々ありますので、自社がすでに持っているリード数や、改善したいこと。運様子r目的や必要な機能を考え、整理してから選びましょう。

2.Salesforceの利用がおすすめな企業とは

これは明確なものが一つあって、「旧態依然とした営業活動をしている企業」といえます。

  • 営業活動をしていても「エース級」の営業マンに頼り切ってしまっている。
  • マーケティングと営業部でやることが明確化されていない。
  • リード獲得やナーチャリングを感覚で行っている。
  • 名刺を営業マンごとにアナログ管理している。

などなど、旧態依然とした営業活動を行っている企業様にとっては最適なツールです。

特に中小企業様では、リード獲得やナーチャリングのためのリソースも足りないと思うので、MAツールを活用して、効率的な営業活動を進めましょう。

ただし、何度も言いますが、Salesforceの製品は非常に機能が充実しています。

それ故、そもそものリード数が少ない企業や、ツールを使う部署や人材がいない。など、リソースがない場合はまさに「宝の持ち腐れ」になります。

自社の状況をよく鑑みた上で、導入を検討しましょう!

まとめ

今回は以下の内容について紹介しました。

・Salesforce(セールスフォース)の価格と機能:「Sales Cloud」「Service Cloud」「Marketing Cloud「Pardot」
・Salesforceの利用がおすすめな企業とは:「旧態依然とした営業活動をしている企業」

MAツールを導入する企業がかなり増えていますが、MAツールは導入すれば終わりではありません。適切に運用を進める上で様々な準備が必要になります。

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そういった状態を防ぐために、この記事を参考に適切なMAツールの運用を進めましょう。

最後に、手前味噌になりますが、弊社ではこれまでに中小企業様をメインに、1,000業種以上の集客実績がございます!

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