Salesforce(セールスフォース)の機能や価格などを解説!
- Salesforceにはどういう機能があるのか知りたい。
- 色々なツールがあるけど、価格ってどうなっているの?
- まずはざっくりと理解して、どのツールが自社にあってるか考えたい。
という方にはピッタリの内容になっています!
今回はSalesforceでメインの製品を中心に価格と機能を紹介します。
サービスを使うに当たり初期費用はかかりませんが、多くの企業では自社の業務内容に合わせてカスタマイズします。
社内にカスタマイズができる担当者がいれば、外部費用はかかりませんが、外部に依頼する場合は、別途構築費用がかかります。構築費用については各社によって大きく変わるため、本記事では説明を省きます。
1.Salesforce(セールスフォース)の主要4つのツールの機能と価格の概要
Salesforceには、主に4つのツールが存在します。
- Sales Cloud
- Service Cloud
- Marketing Cloud
- Pardot
これからのツールについて、機能と価格の概要をまとめたので、以下の図を参考にしてください。
大切なのは「高い値段の機能を購入すればいい」というものではありません。
Salesforceの製品は機能が充実しているので、自社に合った機能を検討して導入しましょう。
次章で、各ツールの詳細を紹介していきます。
2.Salesforce(セールスフォース)の主要4つのツールの機能と価格の詳細
①Sales Cloud
Sales Cloudとは、一言で言えば「営業支援に特化した機能」を搭載したサービスです。
顧客管理(CRM)と営業支援(SFA)がセットになった製品で、売上予測や見込み客管理など、営業活動を効率化することが目的となっています。
「エディション」と呼ばれるランクが存在し、「Essentials」「Professional」「Enterprise」「Unlimited」があり、利用できる機能と料金はエディションによって異なります。
1ユーザーの月額利用料は「Essentials 3,000円」「Professional 9,000円」「Enterprise 18,000円」「Unlimited 36,000円」です。(すべて税別)
おすすめのエディションとしては「Enterprise」で、殆どの必要な機能が詰まっています。
初めて導入する場合は、Enterpriseのエディションで試すのが最もいいです。
②Service Cloud
Service Cloudとは、一言で言えば「カスタマーサービスに特化した機能」を搭載したサービスです。
「CS」と呼ばれる、顧客満足度向上のために部署で活用することが多く、問い合わせ管理などを効率化することが主目的です。
メール機能だけでなく、モバイルメッセージやWebチャット、SNSなどの窓口に寄せられた問い合わせを管理できるなど、非常に高機能です。
こちらもエディションで料金が変わっており、「Essentials」「Professional」「Enterprise」「Unlimited」があります。
1ユーザーの月額利用料は「Essentials 3,000円」「Professional 9,000円」「Enterprise 18,000円」「Unlimited 36,000円」です。(すべて税別)
おすすめなエディションとしては、同じく「Enterprise 18,000円」で、このエディションに主な機能が詰まっています。
もしそれ以上の機能が必要であれば「Unlimited」がおすすめですが、しばらくは「Enterprise」で運用して、どうしても必要な機能があればエディションを上げるのをおすすめします。
③Marketing Cloud
Marketing Cloudについて一言で言えば「BtoC向けの、マーケティングを自動化するためのツール」です。
もちろん、BtoBでも利用できるツールですが、BtoBで利用するなら次に紹介する「Pardot」がおすすめです。
主な機能としては、E-コマースとの連携や顧客の活動に応じたコンテンツを表示、モバイルやソーシャル対応機能などがあるので、比較的安価な商品を扱い、顧客数が数万~数百万という膨大な数を対象にする場合に力を発揮する企業。もっと言えば、直接営業マンがナーチャリングをかけない「集客型ビジネス」に向いています。
こちらの料金については、個別見積もりとなっており、企業によってバラバラです。
主な価格帯としては、月額1万円~5万円が多くなっていますが、詳しい価格に関しては一度問い合わせる必要があります。
④Pardot
Pardotは、一言で言えば「BtoB向けの、マーケティングを自動化するためのツール」です。
先程紹介した「Marketing Cloud」と比較されることが多く、主にBtoBの企業で使われるツールです。
機能としては、見込み顧客がサイトでどういう動きをしているかの分析や、顧客ごとにどういう検討段階にあるかをAIでスコアリングする機能、シナリオに沿ったマーケティング施策の自動化などの機能があります。
BtoB企業、つまり営業マンが直接ナーチャリングをかける「商談型ビジネス」に向いており、冒頭で紹介した「Sales Cloud」とセットで利用する企業が多いです。
こちらはエディションごとに明確に機能が決まっているので、以下の表を参考にしてください。
※Salesforce Pardot 公式料金ページ内 公式資料より一部抜粋
https://www.salesforce.com/jp/editions-pricing/marketing-cloud/account-engagement/
ポイントとしては「Pardot Einstein」や「Pardot Marketing Data Sharing」の部分で、リードを獲得したあとに、どの優先順位で商談化するかや、リードの選定に欠かせない機能です。
pardotを最大限活用するのであれば、「ADVANCED」以上の料金プランをおすすめします。
ここまで機能と価格についてまとめました。何度も言いますが、大切なのは「高い値段の機能を購入すればいい」というものでは決してございません。
おすすめのエディションをそれぞれ紹介していますが、Salesforceの製品は非常に機能が充実しています。
それ故、そもそものリード数が少ない企業や、ツールを使う部署や人材がいないなど、リソースがない場合はまさに「宝の持ち腐れ」になります。
特に中小企業様にとっては、紹介したエディションの機能以下でも問題ない場合も多々ありますので、自社がすでに持っているリード数や、改善したいこと。運用の目的や必要な機能を考え、整理してから選びましょう。
まとめ
Salesforceは非常に高機能ですが、高機能が故に選ぶエディションを間違えると、宝の持ち腐れとなってしまいます。
それを知らず導入すると、殆どの企業が「導入しただけ」になってしまいます。
そういった状態を防ぐために、この記事を参考に適切なMAツールの運用を進めましょう。
最後に、手前味噌になりますが、弊社ではこれまでに中小企業様をメインに、1,000業種以上の集客実績がございます!
今回ご紹介したMAツールはもちろん、企業ごとに合ったツールの導入や、集客の支援などを一気通貫で、専門のマーケターが行っております。
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