【Sales cloud】コンパクトレイアウトを設定する
コンパクトレイアウトとは?
コンパクトレイアウトはレコードの中でよく使う項目や主要な項目をひと目で確認できるように、一箇所にまとめて表示する機能です。
下の画像の枠で囲った範囲はコンパクトレイアウトが設定されています。
利用場所
具体的にコンパクトレイアウトはどこに使われるのでしょうか?
ここでは使用される場所について解説します。
強調表示パネル
拡張ルックアップカード
強調表示パネルというのは、
本記事の冒頭でもご紹介しましたように、レコードの中で重要と思われる項目をまとめて表示している箇所のことを言います。
下の画像の中ではピンクの枠で囲っている範囲になります。
拡張ルックアップカードというのは、
関連する別のオブジェクトの詳細ページから画面を閲覧する際に、
青くなっている項目(参照項目)にカーソルを当てたときに表示されるピンクの枠で囲まれた箇所です。
下の例の画像では、”取引先の詳細ページで関連する商談の概要を見たい”というシチュエーションで利用されています。
設定方法
ここからは具体的な設定手順を解説します!
オブジェクトごともしくはレコードタイプごとに、コンパクトレイアウトを設定する
画面で表示しているLigtningページにコンパクトレイアウトを表示する
設定は上記の通り、大きく分けて2箇所に対して行う必要があります。
それではまず、オブジェクトごともしくはレコードタイプごとに、コンパクトレイアウトを設定するについて説明します。
1. 画面右上の歯車マークから設定画面を開きます。
2. 設定画面でオブジェクトマネージャのタブを選択します。
3. コンパクトレイアウトを設定するオブジェクトを選択します。今回は例として商談に対して設定してみます。
4. 商談オブジェクトの設定画面で、コンパクトレイアウトを選択します。
5. すでに存在するコンパクトレイアウトがあるのでそちらをクリックします。
今回はこちらをコピーして作成してみましょう。もちろん右上の新規作成ボタンから新しく作成することも出来ます。
6. 作成済みのコンパクトレイアウト画面でコピーボタンをクリックします。
7. 任意のラベル名と名前を入力します。また、レイアウト表示に合わせて項目を入れ替えて保存します。
8. 次は新しく作成したコンパクトレイアウトを割り当ててみましょう。
コンパクトレイアウトの割り当て⇒割り当ての編集⇒割り当てるレイアウトの選択 の手順で設定を行います。
割り当てというのは複数あるコンパクトレイアウトからページにどれを表示するのかを選択する、というイメージをしていただければわかりやすいと思います!
ここまでの1~8の手順でオブジェクトごともしくはレコードタイプごとに、コンパクトレイアウトを設定することが出来ました!
つづいて、画面で表示しているLigtningページにコンパクトレイアウトを表示する手順について解説します。
1. 商談タブをクリックし、任意の商談レコードを選択します。
2. 画面右上の歯車マークから設定画面を開き、編集ページをクリックして、Ligtningページの編集画面を開きます。
3. 検索窓で”強調表示パネル”と検索し、ドラッグアンドドロップで任意の位置に配置します。
4. 画面右上の保存ボタンをクリックして変更内容を保存します。
これでコンパクトレイアウトの設定が完了しました!
左上の←から画面に戻って確認してみましょう。