【Salesforce】ホーム画面に複数ダッシュボードを見やすく配置する方法

目次

はじめに

Salesforceのダッシュボードは、データを視覚的に把握できる便利なツールです。
特に便利な使い方として、よく使うダッシュボードをホーム画面に配置して利用すると、日常業務でさらに使いやすくなります。しかし、ホーム画面に配置するダッシュボードが複数ある場合は配置に工夫が必要です。

今回は、複数のダッシュボードを見やすくホーム画面に配置する方法をご紹介します。
業務効率を上げたいSalesforceユーザーに必見の内容です。

タブ切り替え機能の概要

今回紹介するホーム画面に複数のダッシュボードを配置する方法には、タブ切り替えの機能を利用します。
イメージしやすいように上の画像を用意しました。(赤枠で囲っている部分になります。)
画面上部のタブエリアでタブを切り替えると、各ダッシュボードが表示されるようになり、業務に応じてスムーズに情報を確認することが可能です。
この機能を使うことで、ホーム画面上に複数のダッシュボードをタブとして配置し、効率的に切り替えながら使用できます。

それでは、次から具体的な設定手順を見ていきましょう。

設定手順

ここからは具体的な設定手順をお伝えしていきます。Lightningアプリケーションビルダーを利用して設定を行っていきましょう。

ホーム画面のLightningアプリケーションビルダーを開く
画面右上の歯車マークから編集ページを開きます。

ダッシュボードコンポーネントの追加
右側のツールバーから「タブ」を検索、選択し、画面の任意の場所にドラッグアンドドロップします。

タブの追加とタブ名の変更
タブの数を今回ダッシュボードを作成したい数に合わせて作成しましょう。

タブ名も目的に合わせて変更していきます。

ダッシュボードの追加
右側のバーからダッシュボードを検索し、先ほど画面に追加したタブの中にドラッグアンドドロップしていきます。
追加したダッシュボード要素をクリックして、左側のダッシュボード選択箇所から今回ホーム画面に表示したいダッシュボードを選択します。

同様の流れで、他のタブにもダッシュボードを配置していきましょう。

保存と有効化
画面右上の「有効化」と「保存」ボタンから保存と有効化を行い、画面に変更内容を反映していきます。

画面を確認
画面左上の「←」ボタンから、編集モードを完了し、実際の画面を確認していきましょう。

ここまで完了したら、設定はすべてできています!
お疲れ様でした!

まとめ

複数のダッシュボードをタブ形式でホーム画面に配置することで、必要な情報へ素早くアクセスでき、業務効率が向上します。

また、営業やマーケティング、サポートなど、職種ごとに異なるダッシュボードを瞬時に切り替えられるため、業務のスピードアップが期待できます。さらに、画面上の視覚的な整理が行いやすくなることで、ユーザーが必要なデータに迷うことなくアクセスでき、操作性が大幅に向上することも期待できます。

日常的な業務を効率化しつつ、チーム内での情報共有の質も高めるこの設定は、Salesforceのより効果的な活用に繋がるでしょう。

ぜひ今回の設定を活用し、ビジネスの生産性向上にお役立てください。

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