【Salesforce】Salesforceにログインしてみよう!ホーム画面の見方

はじめに

Salesforceにログインすると、最初に表示されるのが「ホーム画面」です。ここは業務に必要な情報が集約されたダッシュボードのような役割を果たし、日々の業務の出発点になります。

本記事では、Salesforceのログイン方法から、ホーム画面の見方、さらにはカスタマイズの方法までを初心者向けにわかりやすく解説します。これからSalesforceを使い始める方がスムーズに操作を始められるよう、実際の使い方をステップごとにご紹介します。

Salesforceへのログイン方法

アクセスの流れ

Salesforceを利用するには、まずWebブラウザでログイン画面にアクセスし、必要情報を入力してログインします。

ログインURL: login.salesforce.com
入力内容:発行された「ユーザー名」と「パスワード」

セキュリティのしくみ

Salesforceではセキュリティを強化するために、多要素認証(MFA)が導入されています。
設定することで、安全に自分の環境にアクセスできるようになります。

多要素認証について詳しく知りたい場合は別の記事にまとめているので、気になる方はご参照ください。

ホーム画面の基本構造を理解しよう

ホーム画面とは?

ホーム画面は、Salesforceにログインして最初に表示される画面で、日々の業務に必要な情報が視覚的にまとめられたページです。タスクの確認やダッシュボード、最近使ったデータへのアクセスなど、業務のスタート地点として活用されます。


ホーム画面の主な構成要素

ナビゲーションバー
画面上部にあり、よく使うオブジェクト(取引先、商談、レポートなど)へすぐにアクセス可能。


ダッシュボードコンポーネント
自分の役割や業務内容に応じて、売上、タスク、リマインダーなどを視覚的に確認可能。


最近のレコード:
直近で閲覧・編集したレコードが一覧で表示され、作業の再開がスムーズ。


カレンダー・ToDoリスト
予定ややるべきタスクを一覧表示し、業務の優先順位を見える化。

ホーム画面のカスタマイズ方法

画面をカスタマイズするには?

Salesforceでは、ホーム画面の内容を自分の業務に合わせてカスタマイズできます。
右上のギアアイコンをクリックし、「編集ページ」を選択すると、「Lightning アプリケーションビルダー」が開きます。

この画面では以下のような操作が可能です。

✔ 不要なコンポーネントの削除
✔ 必要なウィジェットの追加(例:ToDo、レポート、ダッシュボード)
✔ コンポーネントの並び順や表示位置の変更

カスタマイズの活用例

営業担当者:今月の商談状況や訪問予定を最上部に配置し、営業活動を効率化。
サポート担当者:未対応のケースや期限が迫っているチケットを常に表示。
マネージャー:チーム全体のパフォーマンスを確認できるグラフを表示。

ホーム画面を使いこなすポイント

ホーム画面は、日々の作業を効率的に進めるための「情報ハブ」です。以下のような使い方を意識することで、業務効率が大きく向上します。

✔ 毎朝ログインして、ダッシュボードやToDoリストで今日の優先事項を確認。
✔ ナビゲーションバーでよく使う項目へワンクリックで移動。
✔ 自分専用のカスタマイズにより、必要な情報だけをすぐに確認可能。

まとめ

Salesforceのホーム画面は、業務を効率よく進めるための「情報の起点」となる重要な場所です。
日々の業務に必要な情報が集約されているため、ログイン直後にすばやく状況を把握し、業務の優先順位を立てることができます。

特にナビゲーションバーやダッシュボード、ToDoリストなどは、日常業務の中で頻繁に使うため、利用する人のニーズに合った形にカスタマイズすることが非常に効果的です。それぞれの要素を理解し、適切に構成することで使いやすい実装を実現できるでしょう。

Salesforceを本格的に活用していくうえで、まずはこのホーム画面の構造と機能をしっかり理解し、日々の業務に活かせるようにしていきましょう。操作に慣れる第一歩として、まずはホーム画面を見て触って、自分の業務に必要な情報を整えていきましょう。

それではまた次回の記事もお楽しみに!

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