こんにちは!私は自社のマーケティングを担当しているのですが、その際のMTGでは「ナーチャリング」という言葉や「リード」という言葉が出てきたりします。過去、何度か記事を書いていたりと業界用語については想い入れのある私ですが、この辺りについては触れていなかったので、今回記事にしたいと思います!
過去記事索引、ナーチャリングと余談
過去記事から、また約2年・・・
なぜ2年周期かは全くわかりませんが、とにかく2年くらいの周期で業界用語に興味が出てくるようです。まず、用語といってもとてもたくさんありますが、過去書いたことのある、用語系の記事を以下改めて記載しておきます。
出がちな用語のなかでもよく出がちな「ナーチャリング」とは??
冒頭に書きましたが、ナーチャリングについては、マーケティングに携わるものなら一度は聞いたことがある!という用語だと思います。
ナーチャリングとは、基本的には「養育」「育成」といった意味の英語であり、マーケティングの分野においては「見込み客を顧客にする」という意味で用いられる用語である。リードナーチャリングとも呼ばれる。
見込み顧客を育成し、実際のお客様になってもらうことをナーチャリングというんですね。
これについては、社内でも近い事例がございます。弊社のスタッフのなかでもベテラン勢である大阪営業所所長も、マーケティング戦略にハマったという意味で、超直近で経験しています。笑
ハッピーセット由来の話でいえばこちらの記事もあるので、マクドナルド様のマーケティング部門の方々および、それをプロモーションに使っていこうと判断した、おもちゃメーカーの方のマーケティング力によって顧客化されたわけですね!!
あとは、弊社の専務も某こどもがチャレンジしたり、真剣にゼミをするような教育商材に関して、着々とナーチャリングが進んでいて「考えたこともない」レベルから「超前向き検討」になっております。笑
大阪営業所所長、専務に共通しているのは「子供が出来てからマーケティング戦略が刺さるようになった」ことです。マーケティングにおいて、人生におけるシーンやタイミングが如何に重要かがわかりやすい例ですね!
専務でいえば、おそらく最初は「自分が子供のときはあんまり勉強頑張ってなかったし、子供には不自由させたくない!」的な想いが発端となり「ならば、勉強を小さいときからさせておけば勉強も苦にならず解決!将来の受験も怖くない!」的な発想になり、ある日を境に届きはじめた教育商材のダイレクトメールに目を通し・・・ナーチャリング道に進んでいくわけですね!
余談
あとは完全に余談ですが、自分は昔「テ◯ルズオブ◯◯」というゲームが好きだったのですが、そのゲームの装備に「チャネリング」というものが存在します。ナーチャリングって、それに語感が似ていてなんとなく親近感が湧くなぁと思っています。まあ、チャネリングは本来ゲームの装備品ではなく、神託を受けて神と交信するみたいなシャーマン用語ですが・・・
出典:Wikipedia
MTGで出がちな用語
ナーチャリング以外にも、業界人がマーケティング関連のMTGをしていると、自然に出てしまいがちな用語たちです。
- ブランディング:ブランド価値を高めるための、マーケティング施策やイメージ付を指す
- クロスメディア:色々な媒体を組み合わせた施策
- ゲーミフィケーション:ゲームの要素をマーケティングに取り入れた施策
- コンシューマ:個人、一般消費者 BtoCのC
- エンタープライズ:コンシューマの対義語でビジネス向け BtoBのBにあたる
- リード:見込み顧客
- カスタマーライゼーション:顧客化
- クロスセル:顧客が検討している商品とは異なるもので、追加購入してもらうことを指す
- アップセル:主に顧客が既に導入しているものの導入金額を上げて売上を高めることを指す
- ファネル:顧客行動の流れをファネル(漏斗)に例えたもの
- リテンション:顧客化後のユーザーとの関係性を維持すること
そのうえで、基本的にマーケティング担当が狙う流れを業界用語で書くと
(何らかの施策で)新規リード獲得
→リードナーチャリング
→カスタマーライゼーション
→リテンション
→クロスorアップセル
・・・リテンション~セルループ・・・
という感じでしょうか。
意識高いMTGの例
マーケティング担当者A
「エクスキューズ。当月のリード獲得数は◯件でした。先月比較で減少、目標に対して◯件ショートしています。」
上司
「ビッグイシューだな・・・まったく、バリュープロポジションがある我社のリードがショートするなどあり得ない!プロスペクティング不足としか思えん!A君のコミットが足りてないエビデンスだな!!要因を聞かせてプリーズ。」
マーケティング担当者A
「ソーリー。ボトルネックですが、ナーチャリングが機能してないです。ファネル的にはTOFUのセクションは順調、そのうえでMOFUへのコンバージョンがうまくいかないのもビッグイシューですね。正直なところ、日々のタスク過多でレコメンデーションの時間が取れず、リードクオリフィケーションもできていないので分かりません。」
上司
「タスクはタイトでもAの年次なら当然でしょ!リスケしてなんとかするとか、クリエイティビティ発揮してよ!」
マーケティング担当者A
「ソーリー。MOFUへのコンバージョンを狙うため、ザイアンス効果とベヘイビオラル属性を組み合わせたゲーミフィケーションコンテンツを今考えているので、それで起死回生のワンアクションにコミットします。」
上司
「アグリー。いつまでにどうやって達成するスキームか後ほど提出ね!アジャイルにアクションしてくれよ!」
過去の記事に出てきた用語や出典元で紹介されている業界用語を組み合わせて、意識高いMTGを再現してみました。いやぁこういうMTGにおける会話好きです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。MTGでは、日々色々な用語が飛び交いますね。今年入社した新卒社員が「あ~それリスケさせてください!」とか「タイトなタスクがあるので、明日中期限で・・・」とか言っているところを見ると、業界に染まってきてるなぁ~と嬉しく思います。笑
人間どういうことがあるか分かっていれば勉強も出来るし、対処も成り立つので、マーケ業界に飛び込んだばかりの初心者さんは「こんな用語を使うMTGとか場面が存在するのか・・・」と知っておくだけでも意味があると思います!意味不明な言葉ばかりと感じる初心者さんでも、ずっと使ってると新卒の例のようにスグ馴染むので御安心を!皆さんもLet’sマーケティング!