コンバージョン率とはWebサイトに訪れたユーザーが目標としている行動(コンバージョン)に至る確率のことです。英語だとConversion Rateに略されるため、CVR(シーブイアール)とも呼ばれています。
コンバージョンを増やすためには流入数かコンバージョン率の改善が必要なため、成果を増やす上で絶対に確認すべき指標です。
この記事ではコンバージョン率について解説していきます。
弊社案件のコンバージョン率の平均値は1.55%
少し前のデータになりますが、弊社で運用しているリスティング広告(検索広告)案件の9年間のコンバージョン率は1.55%でした。Google広告だけのデータかつ業種もコンバージョン地点も様々ですが、参考にしていただけると幸いです。
リスティング広告の配信を検討中で、自社サイトのコンバージョン率がわからない場合は1.55%と仮定してみてください。
データの詳細を確認したい場合は下記記事をご覧ください。
【Google AdWords】リスティングの平均CTR、平均CVRはどれくらい?
コンバージョン率の計算方法
コンバージョン率はコンバージョン数÷サイト訪問数×100で計算できます。
例えば100人のユーザーがWebサイトに流入して、1人が問い合わせするのであればコンバージョン率は1%になります。
【計算式】
1÷100×100=1%
コンバージョン率の改善方法
コンバージョン率を改善する方法は大きく2つです。
- コンバージョン見込みの高いユーザーの流入を増やす
- コンバージョンしやすいサイト構成にする
リスティング広告運用に限った話であれば、コントロールしやすい且つすぐに実施できる1から実施していきましょう!
コンバージョン見込みの高いユーザーの流入を増やす
サイトに流入するユーザーの質を上げる対策です。配信するキーワードや広告文を調整して自社の商材を求めているユーザーが流入するように調整します。
広告運用であれば下記のような対策をすることになります。
- キーワードを追加・削除
- 広告文の変更
- 除外キーワードの登録
コンバージョンしやすいサイト構成にする
上記を実施した後に、サイト構成をコンバージョンしやすい作りに修正していきます。これをすればいい!という正解はありませんが、一般的に下記のような対策を行います。
- ファーストビューでニーズが解決できることを明示する
- ファーストビューにCTAを設置する
- 事例を追加する
- フォームの入力項目を削る
まとめ
コンバージョン率とはWebサイトに訪れたユーザーが目標としている行動(コンバージョン)に至る確率のことです。コンバージョンの定義は様々ですが、一般的に問い合わせや商品購入を設定することが多いです。