楽しかった8月ももう終わってしまいましたね。夜間など涼しさを感じる日もあり、季節の移ろいを感じつつ読書に励んでおります。営業部の山方です。
前回私の記事で「プラレールがハッピーセットのオマケに!プロモーションとして芸術すぎる件」をご紹介しましたが、その後日話というか最近、ハッピーセットのオマケがきっかけでおもちゃ購入しそうになったので今回はこの件について書きたいと思います。なぜ書くかというと商品購入(コンバージョン)までの導線が実に鮮やかというか…感動したというお話しです。
【ネタ】プラレールがハッピーセットのオマケに!プロモーションとして芸術的すぎる件。
第1章「新幹線変形ロボ シンカリオン」編
キッカケ
前回ご紹介した「ハッピーセットにプラレールがついてくる」の際に初回2日間限定でスペシャルDVDがついておりました。おもにプラレールの紹介なんですがその中に「トミカ」と「新幹線変形ロボ シンカリオン」の製品紹介も含まれておりました。それを見た息子たちは両製品のファンになりました。
とくに次男が「新幹線変形ロボ シンカリオン」のファンになった
みなさん、「新幹線変形ロボ シンカリオン」をご存じでしょうか?悪役である「漆黒の新幹線」が生み出す巨大怪物から日本の未来を守るため、みんな大好き新幹線がロボットに変形して戦うというストーリのアニメで2018年1月6日~2019年6月29日までTBS系列で放送されていました。しかも2019年12月には劇場版が公開されるという人気アニメです。そのおもちゃが販売されているんですが、なんとプラレールがロボットに変形するというシロモノです。
プラレールファンの息子たちがシンカリオンに興味を持つのは当然です。おもちゃの価格帯が4,500円~9,000円と子供のおもちゃにしては少々お値段が張るんです。息子たちは「シンカリオン、シンカリオン」と言いますが、なかなか買い与えることができず申し訳ないなと思っていました。
朗報、ハッピーセットにシンカリオンの水鉄砲がついてくる
そんな私たち家族に朗報が、なんとハッピーセットにシンカリオンの水鉄砲がついてくるという情報をキャッチしました。第一発見者の奥さんは少々興奮気味でLINEにTwitterのスクショを送ってきました。LINE越しでも興奮しているのがわかるんです。だって!マークが多いんだもん。
今回も「オールスターDVD2019」がついてくるので配布初日の2019年8月17日(土)にハッピーセットを買いました。2コ買ったんですがそのうち1コが奇跡的にシンカリオンの水鉄砲でした。(全7種類あります)
もう我が家で私は英雄でした。息子たちからも「シンカリオン、シンカリオン」と称賛の声。僕も調子に乗って「お父さん凄いだろー」を連呼してました。
第2章「トランスフォーマー バンブルビー」編
1週間後、長男の異変に気付く
それから1週間程度あったある日、会社から帰宅し夕食を食べていると長男がトミカをテーブルに叩きつけ「バンブルビー、バンブルビー」と連呼して遊んでいました。奥さんに「あれ、なんなん?」と尋ねると、なんと今度は「トランスフォーマー バンブルビー」に興味を持ってしまったようです。
トランスフォーマーバンブルビーはミニカーがロボットに変形するというシロモノです。笑
もちろんあのDVDの影響らしいです。そう「オールスターDVD2019」にアニメ1話とセットで製品紹介が含まれていたようです。おもちゃ購入を検討しましたが、こちらも4,000円程度するので購入をためらってしまいました。
そんなある日また奥さんからTwitterのスクショが送られてくる
まだ相変わらず息子はバンブルビー言いながら遊んでいたある日、奥さんからTwitterのスクショが送られてきました。小学館の幼稚園10月号の付録が「おうちでトミカショップ」という企画らしく、なんと紙で作るトミカショップの他に本物のトミカ(真っ白な日産フェアレディZ)が付いてくる。8月30日発売だから土曜日に蔦屋書店に買いに行こうという内容でした。トミカファンである私はもちろん二つ返事をしました。
書店に陳列されていたものは
さっそく8月31日に蔦屋書店に買いに行ってみるとやっぱり人気なのか幼稚園10月号はありませでした。書店で落ち込んでた私に奥さんがニコニコしながら近寄ってきました。右手には何かが握られています。「トランスフォーマーFANBOOK」です。あのバンブルビーです。しかもバンブルビーとバリケード2体の変形ロボが付録として付いてくる。
2体ともミニカーからロボットに変形できるんです。しかもお値段980円です。4,000円程度するから購入を諦めてた、あのおもちゃが2体もついて980円で買えるんです。なんの迷いもなく買ってしまいました。子供たちも大喜び、そして何より私が大喜び(よっしゃ出費抑えられた!)
そして今現在
本を買ったその後ですが、出かける時は右手にバンブルビーを持って外出していますし、仕事が終わって家に帰ってもバンブルビーで遊んでいます。日中はタカラトミーチャンネル(YouTube)でアニメを見てるそうです。完全に心奪われております。その本の付録のおもちゃが、やはり値段相応でロボットの足が取れやすく近い将来寿命を迎えそうです。そうなったら正規のおもちゃを購入するしかないですね。そうやっておもちゃを購入してしまうんですね。トホホ
まとめ
私の息子はプラレールが変形するシンカリオン、トミカが変形するバンブルビーにそれぞれ興味を持った訳ですが、その橋渡しをしたのが紛れもなくハッピーセットのDVDだったわけです。
どんなに子供が興味を持っても商品購入するのは大人なのでそこに熱量の差が発生します。その熱量の差を生む大きな要因として価格が絡んでくるわけですがエントリーモデルを用意することで手に取りやすくし、おもちゃを手にした子供の熱量は更に増していくわけです。またYouTubeチャンネルなどが更に加熱させます。
また類似商品(今回の場合は乗り物がロボットに変形)を展開することによって相互でユーザー補完できる点も素晴らしいと思いました。
そしてなによりハッピーセットのDVD配布から、幼稚園の発売、ファンブックのリリースなどタイミングが絶妙すぎると本当に関心してしまいました。ハッピーセットのDVDで興味喚起を行った後、しっかり購入までのアシスト施策を用意しているあたりが本当にすごいなと関心しました。
物が売れない時代に物が売れる工夫をする。大変刺激になるエピソードでした。以上営業の山方でした。