こんにちは。
前回記事でジョジョ風に書いてしまったため、引き続きネタを含みます。ご了承下さい。
さて、前回のGDNターゲティング方法一覧に続いて今回はYDN(旧呼称)のターゲティング方法一覧をご紹介します!YDNは現在名前が「Yahoo!広告 ディスプレイ広告」に変わっていますが、本記事では業界人も馴染み深い名前「YDN」で統一させていただきます。ドドドドドドドド
もちろん今回も、弊社のみ展開している「Yahoo!ディスプレイ広告」のターゲティング一覧資料を無料で公開しています!ぜひダウンロードしていってください!
他媒体のターゲティング方法一覧はこちら⇩
【Googleディスプレイ広告】GDNターゲティング方法一覧「Yahoo!広告完全ガイド」についてはこちら⇩
YDAとは?特徴やGDNとの違い、YDNから変更点を解説
ファネル別で見る、YDN広告のターゲティング
YDNも、GDN同様に「人」をターゲティングする方法と、「掲載場所」をターゲティングする方法の2つに別けられます。今回もユーザーのモチベーションとリーチのファネルに合わせて、各種ターゲティングを並べてみました。
※最も一般的な広告掲載方式「ターゲティング」の場合を想定しております。
※あくまで個人的な見解です。実際の配信では様々なターゲティングを試しつつ最適なものを選択していきましょう。
こちらもGDNと同様に「人」をターゲティングする方法が、上部から下部ファネルにかけて広く活用され、「掲載場所」をターゲティングする方法は、上部ファネルに対しての配信に適していると言えます。
では次に、具体的にどのようなターゲティング方法があるのか見ていきましょう。
YDA広告で『人』をターゲティングする
「人」をターゲティングする方法は以下の3種類になります。
インタレストカテゴリー
「インタレストカテゴリー」では、特定の興味・関心を持ったユーザーに対して広告を配信できます。GDNで言う「アフィニティカテゴリ」に近いイメージです。以下キャプチャのように、Yahoo!が用意している興味関心のカテゴリ一覧から適したものを選択する形式です。
インタレストカテゴリーを設定した場合は、選択したカテゴリーに興味があると判定できるインターネットユーザーに広告を配信します。(中略)
インタレストカテゴリーは1人のインターネットユーザーにつき、複数のカテゴリーが設定されている場合があります。複数のカテゴリーが設定されているユーザーが1回のページ閲覧を行うと、当該ユーザーに設定されているすべてのカテゴリーに対してインプレッションなどの実績値が加算されます。
引用: Yahoo!広告 ヘルプ「インタレストカテゴリーターゲティング」
サーチキーワード
「サーチキーワード」ターゲティングは、指定したキーワードで過去に検索したことのあるユーザーに対して広告を配信するターゲティング機能です。そう、GDNの「コンテンツキーワード」と同じ・・・と思っていたあなた!!要注意です。同じキーワードのターゲティングでも、両者には下図のようにGDNとYDNには大きな違いがあります!
YDNのサーチキーワードターゲティングは「人」をターゲティングし、以下キャプチャのように設定できるキーワードには限りがあります。ここを誤って認識していると、本来のターゲティングが出来ないので要注意です。どんなキーワードに配信出来るのか、事前に確認しておきましょう。
サーチキーワードターゲティングは、指定したキーワードで検索したユーザーに対して広告を配信するターゲティング機能です。事前に作成したキーワードのリスト(サーチキーワードリスト)を選択することで、サーチキーワードターゲティングを設定できます。(中略)
サーチキーワードターゲティングを利用するには、どんな言葉で検索したユーザーに対して広告を配信したいかのリスト(サーチキーワードリスト)を事前に作る必要があります。
引用:Yahoo!広告ヘルプ「サーチキーワードターゲティング」
類似ユーザー
広告主様のサイトを訪問したことのあるユーザーとウェブ上の行動履歴が類似しているユーザーをターゲティングします。配信対象である類似ユーザーのリストの元となるターゲットリストの作成が必要となります。
ターゲットリスト(類似)は、類似ユーザー抽出の基となるターゲットリストに含まれる過去の訪問ユーザーと、Yahoo! JAPAN内における行動履歴を基に解析を行い、ウェブ上の行動履歴が類似しているユーザーを抽出します。
引用:Yahoo!広告ヘルプ「ターゲットリストとは」
サイトリターゲティング
「サイトリターゲティング」はその名の通り、過去に広告主様のサイトを訪問したことのあるユーザーに対して広告を配信するターゲティング機能です。GDNの「リマーケティング」と同じですが、名前だけ違います。
一度は興味を示したことのあるユーザーに対して広告を配信するため、非常にモチベーションの高いユーザーに再アプローチ出来ます。ただし、ユーザーリストが一定数蓄積しないと配信することは出来ません。ここもGDNと全く同じですね。
YDA広告で『掲載場所』をターゲティングする
YDNで「掲載場所」をターゲティングする方法は2つあります。
サイトカテゴリー
「サイトカテゴリー」は、以下キャプチャのようにYahoo!が用意するWEBサイトのカテゴリーを選択し、そのカテゴリーに属するサイト(広告掲載面)に広告を配信するターゲティング機能です。
プレイスメント
「プレイスメント」ターゲティングはYDNの保有するネットワーク内で特定の掲載場所(ウェブサイト)を指定することで、そこに限定して配信を行えるターゲティング機能です。GDNのプレースメントターゲティングですね。ややこしいですが、「プレイスメント」「プレースメント」と若干呼び方が異なるんです。注意点として、指定できるURL(ディレクトリ)は第2階層目までとなります。
番外編
広告掲載方式「ターゲティング」以外の配信
YDNでは今回ご紹介した広告掲載方式「ターゲティング」とは別に、「掲載場所」を定めた配信メニューもございます。Yahoo!ならではの独自配信手法で、弊社過去記事でもご紹介しておりますので以下お役立て下さい。
- インフィード広告:Yahoo!JAPANトップページやYahoo!ニュースなどで記事と記事の間に掲載
- PCブランドパネル:PC版Yahoo! JAPANトップページの「ブランドパネル」枠に掲載
弊社過去記事「【YDN】インフィード広告ってナンダカンダ」
弊社過去記事「【YDN】PCブランドパネル ~配信準備編~」
Yahoo!広告ヘルプ「タイムラインに特化した広告を作る(インフィード広告)」
Yahoo!広告ヘルプ「PCブランドパネル(静止画・動画)について」
ユーザーの属性
もちろんYDNでもユーザー属性のターゲティングは可能です。
- 性別
- 性別(推定)
- 年齢
- 年齢(推定)
GDNと異なることと言えば、YDNには性別・年齢で「推定」という項目が選択可能です。
推定ユーザーとは、選択した性別であると推定されるユーザーのことです。性別の選択とともに、「男性」「女性」の「推定ユーザー」を含むかどうかも選択できます。「推定」にチェックを入れることで、選択した性別であると判定したユーザーに加え、選択した性別であると推定されるユーザーにも広告が配信されます。※年齢も同様
引用:Yahoo!広告ヘルプ「性別ターゲティング」
管理画面だとこんな感じ。
まとめ
YDNではGDNと似ているターゲティングや、同じかと思いきや全く異なるターゲティングなどが混在しています。「同じターゲティングでGoogleとYahoo!に両方広告を出そう!」と思っても、実は各媒体独自のターゲティング方法だったりすることもしばしば。それぞれの特性を十分に理解し、最適なターゲティングを模索していきましょう。以上、第二部 完
…そして!第一部からここまで読んだあなたは、次にこう言うはず!!
「FacebookやTwitterのターゲティング一覧も知りたいな~。」
次回!第三部~SNS広告編~
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〈 To BE CONTINUED… / / // |
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