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【Google広告】悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェアという理由で広告審査に落ちた時の対応方法

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リスティング広告 落とし穴

みなさんこんにちは!

今回はGoogleの広告審査について、お客様に協力いただいた事例がございましたのでご紹介します。

概要

今回は長期的に広告配信をしているお客様で、「悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア」という理由で急に広告が審査落ちしました。そこですぐにGoogle広告サポートに問い合わせしました。

Google広告 サポートからの回答

問い合わせを行った結果、Google広告のサポート担当の方から下記の内容をメールで回答をいただきました。

お電話にてお伝えした、不正なソフトウェアに関する危険が発見された URL について、感染の疑いがあると判断された一例をご案内いたします。

※下記 URL は マルウェア(有害な影響を与えるために作成されたソフトウェアやモバイルアプリ)の危険性がありますので、アクセスしないようお気を付けください。URL にアクセスしたことにより、不都合が発生しても Google は責任を負いかねますことをご了承ください。

<感染の疑いがあるURLの一例>
http://*****
http://*****
http://*****
http://*****


恐れ入りますが、当マルウェアの種類、また感染経路などの特定は当窓口ではご案内できません。
直接お力になれず申し訳ございませんが、本件に関してはサイト管理者様、ホームページ作成サイトなどにご相談の上、マルウェアに感染された懸念のあるファイルやリンクを取り除くようお伝えいただけますでしょうか。

具体的な解決策

上記のメールで審査落ちの理由は分かりましたが、具体的な解決策については回答いただけませんでした。残念…。いただいた回答から推測するに下記3つの対応を行ってみました。

  1. 悪質なソフトウェアが入っているページを修正する
  2. サーバーを引っ越す
  3. ドメインを変更する

1:悪質なソフトウェアが入っているページを修正する

上記メールの一覧にあった「感染の疑いがあるURL」について、悪質なソフトウェアを修正いただきました。具体的な修正は感染の疑いがあると指摘されたWebページへのアクセスの疑いのあるファイルを全て削除いただきました。

修正後、改めて審査にかけましたが、結果として審査落ちしました。
再度Googleサポートに問い合わせした結果、「悪質なソフトウェアがまだ残っている」とのことでした。なかなか審査通過までの道のりは長いですね…。そのため、別の方法で修正してみることにしました。

2:サーバーを引っ越す

契約しているレンタルサーバーにウイルスが入った可能性があるとのことだったので、レンタルサーバーを引っ越ししました。

サーバーを引っ越しした後、改めて審査にかけましたが、結果として審査落ちしました。
再度Googleサポートに問い合わせした結果、「悪質なソフトウェアがまだ残っている」とのことでした。なかなか手ごわい…。次行ってみましょう。

3:ドメインを変更する

最終手段でドメインの変更を行っていただきました。「ドメイン」が変更されることで、SEOの観点でドメインの信頼性が一時的に落ちてしまったり、リスティング広告の広告ランクが1からスタートになってしまうなどのリスクもありましたが、①②の作業を行っても審査不承認が続いてしまったため、これに望みをかけてみます…。

ドメイン変更を行った結果、無事に広告が「審査通過」しました!(2カ月も戦いました…。)

サーバーがウィルスに感染している場合、新しいサーバーに切り替えれば、問題が解決するパターンが大半です。しかし今回の場合、広告配信再開を急いでいたこともあり、サーバー引っ越し・ドメインの変更を行った後、すぐに再審査をかけてしまいました。
結果、Googleが過去のキャッシュを読み込み、審査落ちが続いた可能性があります。

時間がある場合は、サーバーの引っ越しのみで審査落ちが解消される可能性もありますが、いつ解消されるか分からないままずっと待つことは運用型広告ではなかなか難しいですよね。

今回の場合のように「悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア」という理由で広告が審査落ちした場合は、最終手段としてサーバー引っ越しとドメイン変更をセットで対応するという手段も検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?
今回はお客様のご協力のおかげで無事に広告掲載することが出来ました。
「悪質なソフトウェアまたは望ましくないソフトウェア」という理由で広告が審査落ちしてしまった場合は、是非上記の順番で試していただけばと思います。

以上です!

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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