最近YDNでリリースされた「インフィード広告」皆さんご存知ですか?今回はそれについて触れていきたいと思います!
インフィード広告とは?
まず、インフィード広告に触れる前に、大枠のカテゴリ「ネイティブ広告」を簡単におさらいします。
ネイティブ広告についての個人的見解
ネイティブ広告とは、一言で言うと「広告ぽくない広告」です。例えば・・・
こういうものも多分ネイティブ広告です。まとめブログの閲覧ランキングかとおもいきや、関係ないサイトにとぶ広告枠だったという。
WEB広告が発展していく中で、無料アプリ等が増えて使い勝手がよくなってきた反面、広告収入が主な収入源となるそういった無料媒体は広告だらけで、ユーザーストレスも高まっていたと思います。
そんな中、台頭してきたのがこういった自然な広告スタイルであり、一部ユーザーが既に持ってしまっているであろう「WEB広告鬱陶しい、キライ」というイメージを払拭してくれることを個人的には期待してます。
※あくまで広告対象と掲載サイトの内容が一致しているなどで、自然に掲載が出来ていれば、の話。
紛れ込ませられるからといって全く関係ない広告を出すのは騙された感が強くなるため、より悪印象に繋ると予想され、オススメはしません
インフィード広告のざっくり説明
こういった自然な広告スタイルにおける手法のひとつで、皆さんおなじみのSNSフィードと同じような形式で出る広告がインフィード広告です。以下のフェイスブック内に出ているものが代表例ですね!
個人的な投稿となんら変わらない形式で出ているため、殆ど気づかないでしょう。まあ、どういう人に出ていたのかなどでわかるとは思いますが、広告としての「ガツガツ感」はあまり感じないため、悪印象に繋がるケースは少ないかと思います。
コレが今回、YDNでも実装された!ということなんですね。
インフィード広告の仕様
どんな形で配信出来るかが大体わかったところで、作成するのに必要なものを記載します。
インフィード広告 | テンプレート | 「画像サイズ(300×300)」「画像サイズ(1200×628)」から画像サイズを選択。 画像、タイトル、説明文、主体者表記、表示URL、リンク先URL、ボタン、ロゴ(任意)を設定します。 ※広告掲載方式が「インフィード広告」の場合、広告タイプ「レスポンシブ」の広告のみ掲載できます。 |
まず、画像は必須となります。
300×300or1200×628と全くサイズ感が違うため、予めどちらかまたは2種用意しておくのがよろしいかと思います。
実際に出る際には、配信面の枠に合わせてレスポンシブにリサイズされて出ます。レスポンシブとはどんな感じなの?というと・・・
<広告タイプ「レスポンシブ」を選択した場合の掲載例>
こんなイメージです。登録元は一つですが、このように自動で形が変わるのです。
※出典元:Yahoo!公式ヘルプページ
メリットと注意点
前述のとおり「自然な掲載」がメリットですが、YDNインフィード広告ならではの部分は
- 従来のYDNテキスト広告よりも、単純な記載可能文字数が多く意図を伝えやすい
- 他の掲載方式のように、わざわざたくさんの画像サイズを登録しなくても良い
- ターゲティングを組み合わせることで、より効果的な配信も可能
- 掲載面に応じた最適なレスポンシブでクリックされやすい形式になっている
なるほど、組み合わせと使い方次第で色々戦略が立てられますね!個人的には認知施策としてブランドイメージを壊さず使いやすいのが好印象です。実際にはこんなところが掲載先です。
メリットも多いスタイルではありますが、逆に注意すべきポイントも。以下のところが主だったところかと思います。
- タイムライン形式になったYahoo!のスマホ版が主な掲載先(配信面が限定されている)
- 説明文の最大文字数は90文字だが、表示が保証されているのは38文字である
- インフィード広告の出現で、削除される予定の掲載方式がある
- 画像サイズだけでなく、容量も指定されている(それぞれ150kbと400kb)
- 設定したロゴとリンクボタンが、仕様上表示されないケースもある
削除予定については変更になるケースもある、ということでこちらでは明記は避けますが、公式から正式なリリースがあるかと思いますので、そちらをご覧下さい。
気になる方はYahoo!まで直接お問い合わせして頂ければと思います。
まとめ
簡単な概要紹介からメリット、注意点まで述べましたが・・・個人的にはかなり好印象です。実際に使ってみてですが、配信面が限定されている割にはクリック率が高いことで認知施策の中でも群を抜いた流入量を誇っていますし、予算が限られている場合もターゲット設定を組み合わせることで、任意の潜在ペルソナへ自然に配信出来るのがGOOD!
これも個人の感想ですが、配信面限定の影響から、視認性が高く普段よりもフリークエンシーキャップを使う意味が大きく活用のし甲斐があるのも○。テンプレート広告の登場も含め配信バリエーションが着実に増えているYahoo!媒体。これからも注目し、活用していきたいですね!