みなさんこんにちは。
先日息子の生活発表会に参観してきた今井です。演目は「白雪姫」でしたが、白雪姫2人に王子様1人で、最後は王子が姫2人にプロポーズして3人仲良く手をつないで帰っていくなど、アレンジが効いてて思わずツッコみたくなるオリジナル作品でした。
息子は王子役と言いたいところですが、イギリス人ハーフのイケメン人気者には叶わず、王子の家来役でした。
さて、Google広告ではITP対策として自動タグの有効が必須となっておりますが、Yahoo!スポンサードサーチ(以降Yahoo!SS)においても昨年末に自動タグが実装され、ITP対策の対応が可能となりましたね。
弊社ブログでもGoogle広告、Yahoo!SSでの自動タグの設定方法を下記でご紹介しております。
【Google AdWords】リニューアル版のコンバージョンタグを使いこなそう!
【Yahoo!スポンサードサーチ】サイトジェネラルタグの設定方法
そして、とうとうYDNにおいても自動タグ機能が実装されました。
機能と設定方法はYahoo!SSと同様なので説明は割愛します。併せて必要となるサイトジェネラルタグはYahoo!SSで対応されていれば追加で設定する必要はありません。
これでようやくGoogle、Yahoo!の両媒体でSafariからのCV計測、リターゲティングの対応が整いました。
Yahoo!における自動タグと手動パラメータの関係
さて前回の私の記事ではGoogle広告における自動タグと手動パラメータ併用について紹介させていただきました。
【Google広告】自動タグと手動パラメータの併用が使いやすくなった件
Google広告のITP対策で自動タグが推奨された当初は、自動タグを有効にすると手動で設定した任意のパラメータが識別されない仕様でしたが、現行の仕様では手動設定した任意のパラメータが認識されるようになりましたという内容でした。
では、Yahoo!ではどうなっているのでしょうか?ということで、サポート窓口に確認してみました。
回答としては、自動タグが有効でも手動で別途パラメータを設定していれば、任意のパラメータが認識されるということで、Google広告の仕様と同じということですね。
ちなみに、自動タグを有効にすることでリンク先URLの後ろに下記のようなパラメータが付与され、各媒体のクリックであることを識別できるようになっております。
Google広告:gclid=xxxxxxxxxxx(ランダムな文字列)
Yahoo!SS:yclid=xxxxxxxxxxx(ランダムな文字列)※YDNも同様
Google Analyticsを用いる場合の注意
ここまでで、なるほど。自動タグってYahoo!SS、YDNでもGoogle広告と同じような仕様なんだ。という印象ですね。
ただ、Google Analyticsでの計測があるのであれば、同じ「自動タグの有効」でもYahoo!プロモーション広告の場合は手動パラメータを設定しないといけません。
Google広告では自動タグを有効にしておくだけで、Google広告経由かどうかはGoogle Analytics上で識別されますが、Yahoo!プロモーション広告の場合は参照元など必要なパラメータを設定しないと識別されません。
上述のように「yclid=xxxxxxxxxxx」と自動でパラメータ付与されてもGoogle Analytics側ではYahoo経由とは認識してくれませんのご注意を。(Googleサポート回答)
分析ツールの仕様によってもしかしたら異なるかもしれませんが、広く導入されているGoogle Analyticsでは、Yahoo!の自動タグだけでは不十分なので、必ず任意のパラメータを付与すること忘れないように。
まとめ
日本におけるiPhoneユーザーは多く、携帯端末におけるSafariのシェアは依然高いです。
【2019年1月時点】ブラウザや媒体別のシェア率を調べてみた
Safariユーザーのコンバージョン計測漏れやリターゲティング配信ができない影響は大きいものと思われますので、YDNの自動タグももれなく有効にして取りこぼし、機会損失がないようにしたいですね。
以上、ダパンプ「USA」ダンス(白雪姫とは別の演目)はイケメンハーフ君には勝っていたと思っている親バカ今井でした。