Googleショッピング広告を配信するためには、マーチャントセンター上でフィードを作成する工程が必要です。
このとき、ネットショップで利用しているECカート(ショッピングカートと同義)によってはマーチャントセンターとの連携が可能で、手間が少なくフィードを作成することができます。
手動でのフィード作成はややこしく手間がかかるため、連携ができると大変便利です。
本記事では、マーチャントセンターと連携可能なECカートをご紹介します。また、連携ができないECカートを利用されている方向けに、手動でフィード作成する手順もご紹介しています。ネットショップを運営していたり、これから始めようとしている方の参考になるとうれしいです。
ショッピング広告とは
商品画像と一緒に商品情報が表示される広告をショッピング広告と呼びます。
以下の画像は「冷蔵庫 通販」で検索した結果画面です。
通常、検索結果画面に表示できる検索広告はテキストのみです。対してショッピング広告では、商品画像・商品名・価格等が表示されており、より多くの情報を提示することができます。また、クリック単価(広告が1クリックされた際にかかる費用)が通常の検索広告より安価なケースが多いため、ネットショップに最適な広告配信の一つと言えます。
ショッピング広告の商品情報を管理しているのがマーチャントセンターというツール内のフィードと呼ばれる商品情報を羅列したスプレッドシート等となります。
ECカート(ショッピングカート)とは
ECカートとは、ネットショップがインターネット上で商品・サービスを販売することをサポートするシステムです。
ECカート内では例えば商品名や価格をはじめとする商品に関する情報を記載することができ、在庫管理(”品切れ”等表記の対応)も可能で、ネットショップには最早必須とも言えるサービスとなっています。ECカートによって、利用料金や特色・サポートの内容も変わりますがここでは割愛します。
マーチャントセンターとECカートを連携するメリット・デメリット
これからネットショップをはじめたいと考えていて、かつ広告配信も検討しているのであれば、マーチャントセンターと連携可能なECカートを選ぶことがおすすめです。
ECカートを連携するメリット
- 手間がかかるフィードを手動で作成する必要がない
- ECカートさえ管理していればフィードを管理する手間が不要
- 在庫管理(品切れ)の個別対応が不要 (※手動の場合は個別にフィードを触る必要有)
ECカートを連携するデメリット
- 各ECカートで連携可能な商品情報しかフィードに流し込めない
※ただし補助フィードで対応も可能
マーチャントセンターと連携可能なECカート6選
ここからはECカートの中からマーチャントセンターと連携可能なサービスと関連ページをご紹介します。※2020年6月時点での調査結果となります
ECカートと連携可能な商品対象の対応表は以下の通りです。いずれもショップ全体の連携は可能となります。なお、カテゴリ単位等で広告を出し分けたい場合はGoogle広告側でも設定可能です。つまり、以下のどのECカートを利用しても広告配信は可能です。
各社ごとに実際の進め方やサポート料金に差がありますので、以下のヘルプページをご参照ください。
futureshop フューチャーショップ
オンラインマニュアル:商品情報(Googleデータフィード設定)
Makeshop メイクショップ
ショップサーブ(Eストアー)
カラーミーショップ
Googleショッピング商品掲載サービス Proプランの設定
Shopify ショッピファイ
Shopifyでのマーケティング > Googleショッピング
aishipR アイシップ・アール
補足:手動でのフィード作成やマーチャントセンターの設定方法
大手のECカートではマーチャントセンターと連携できるサービスが多い印象ですが、連携ができないECカートも存在します。そういったECカートを利用されている方向けに、手動でフィード作成する手順を以下のリンク先でご紹介します。
手動でフィードを作成する方法だけでなく、マーチャントセンター上の設定方法もご紹介しているので、よろしければご参照ください。
【Google広告】とにかくショッピング広告を配信したい(前編)
まとめ
ショッピング広告を配信したいと思っていても設定に戸惑いなかなか配信にたどり着けない方もいるのではないでしょうか。ECカートとの連携機能が利用できれば簡単に広告配信ができます。
弊社ではショッピング広告をはじめとしてリスティング広告・SNS広告運用を代行しております。月額広告費の下限もありませんので少額からご依頼いただけます。お気軽にご相談ください。