こんにちは。最近、意識の高い記事を書いていたところ、ニュータイプに覚醒した鈴木です。ニュータイプといえば、何を思い浮かべますか・・・?アラサー・アラフォー男性運用者「そらファンネルですよ」
※某有名アニメ ガ○ダムでア○ロ等が使っている武器
そう、今回は運用者として押さえておきたい3つの「FUNNEL」についてご紹介します。
#意識高い
※意識高い系の過去記事はこちら
※業界用語の初級編過去記事はこちら
FUNNEL?
まずはファンネルの意味から。
Funnel(ファンネル、ファネル)
「漏斗(ろうと、じょうご)」(容器に液体を注ぐための壺状もしくは円錐形の道具)の意。
出典:Wikipedia
小・中学時代の理科の授業に出てきた気がします。運用者が携わるマーケティングにも、この言葉があるのはご存知でしょうか。なんというか、カタチが重要です。それでは順にご紹介していきます。
FUNNEL 1:サーチファンネル
まずは馴染み深いところでこちら。過去、サーチファンネル機能と言われていたものをご存知でしょうか。AdWordsにおいては「サーチファンネル=検索ユーザーの行動経路」を表します。現在のβ版画面ですと「検索アトリビューション」という項目にアップデートされています。
※2015年にアップデート、以下当時の公式ブログリンク(英語です)Search Funnels are now “Attribution” in AdWords
アトリビューションについては、弊社過去記事もたくさんございますため割愛します。とても便利な機能ですよね。こちらを把握すると、ラストクリックコンバージョンを重視するだけでない新たな視点が生まれ・・・運用者としてステップアップできる気がします。
FUNNEL 2:マーケティングにおけるファネル
マーケティングにおけるファンネルとは・・・ひとことで言いますと「見込み顧客が認知~購入に至るまでの過程を、漏斗のカタチに例えたもの」になります。
図にすると、こういうイメージです。漏斗のように、下にいくほど細くなる=母数が小さくなります。
多くの場合、この3つのファネルに分けてアプローチを考えれば、ユーザー心理にマッチした訴求が出来ると言われております。
とても興味深い公式の事例記事もありますので、こちらもご覧下さい。この事例のように、それぞれのシーンにマッチした手法で成果を出していきたいですね!!
FUNNEL 3:フルファネル(パーチェス&インフルエンス)
ファネルの概念は、2で紹介したものが基本形ですが・・・広告マンなら聞いたことのある概念を更に細分化し、発展させたものも存在します。
- パーチェスファネル
AIDMAの法則の発展形で、購入までの法則を表したもの - インフルエンスファネル
パーチェスファネルに対して、こちらはAISASを表したもの
購入後のShare(共有・拡散)の部分にフォーカスしている
この2つを包括的に考えるマーケティング概念が「フルファネル」になります。細分化することで、どの段階でつまづいているかが分かりやすくなり、取るべき方向性が明確になりやすいメリットがあります。ちゃんとした要因分析のできる運用者になりたいですね。
まとめ
いかがでしょうか。某アニメでも驚くべき戦果を挙げていたファンネルですが・・・この概念を知ることで、運用者にとっても強い武器になると思います。
新たな武器を携え、さながらニュータイプのように、人の思念を感じとりながら・・・シーン毎に要因を正しく捉え、改善に繋げられる運用者を目指して邁進しましょう!
私「業界用語 知って得する 運用担当(字余り)」
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