この記事ではInstagram広告について興味を持ち始めた方に知ってことを網羅的に解説しています。
最大の特徴は10代・20代の若年女性に配信しやすいことです。日本ではInstagramの利用者の57%が女性で、そのうちの67%が18-29歳となっているため、若年女性への広告配信を検討中であればInstagram広告を強くおすすめします!
「インスタ映え」という言葉が流行語大賞にもなったことからもわかる通り、Instagramには映える(パっと見て目立つ)写真や画像や動画を見たいユーザーが集まっています。そのため配信する広告は、無機質なものではなく、映えを意識することが効果を高める上で重要です。
Instagram広告の特徴を理解して集客施策に取り入れるべきか考えながら見ていただけると幸いです。
SNS広告についてのまとめ記事はコチラ!
【入門編】SNS広告とは?特徴やメリット、配信すべき状況を解説!配信実績もプレゼント!
Instagram広告とは
Instagram広告とは、若者を中心に広がっている、写真・動画共有用のSNS「Instagram」に配信できるSNS広告です。
補足としてお伝えしておくと、Instagram広告はFacebook広告の配信面の一種です。下記のようにFacebook広告の配信面設定でInstagramを選択できます。
実は2014年2月にInstagramはFacebook社に買収されてからfacebookの傘下になっており、両アプリでデータが共有されているので配信面の1つになっています。そのためFacebook広告を配信しているのであれば、すぐにInstagram広告の配信が可能です。
Instagram広告が優れている3つのポイント
Instagram広告の優れたポイントは概ね以下3つです。
- 10代・20代の若年女性に配信しやすい
- ブランディングに適している
- BtoC商材の配信に使いやすい
それぞれ説明していきます。
10代・20代の若年女性に配信しやすい
若年女性に配信するならInstagram広告は外せません!
日本において57%の利用者が女性で18-29歳が67%を占めています。Instagramの国内月間アクティブアカウント数は2019年6月7日時点で3,300万を突破していることから、多くの若年女性がInstagramを利用しているといえます。
・参照データ
ニールセン デジタル:若年層女性のInstagramアプリ利用状況
Instagram:国内月間アクティブアカウント数が3300万を突破
ブランディングに適している
Instagramは写真や画像を投稿する媒体であるため、画面占有率が7~8割と他媒体と比べて高いです。そのためクオリティが高い、映える画像や動画を広告に利用することでブランディングに活用しやすい特徴があります。
無機質な素材だと期待できる効果が見込めない可能性が高いので、映える(パっと見て目立つ)素材を配信することが大切です。
BtoC商材の配信に使いやすい
Instagramはプライベート利用目的のユーザーが多いため、BtoC向け商材の配信に使いやすい媒体です。BtoC商材かつ10代20代の女性がターゲットであれば、ドンピシャでハマる可能性が高いので、一度配信してみることをおすすめします!
BtoB向けの場合には、問い合わせや購入といったダイレクトレスポンスよりも、ブランドイメージの向上などを目的として行うことが多いです。正直なところディスプレイ広告などの他媒体のほうが効果的なことも多いので、媒体選定から見直すのも視野に入れておきましょう。
Instagram広告の掲載箇所とフォーマット
掲載場所とフォーマットは5つあります。それぞれ解説していきます。
写真・動画
単一の画像や動画とテキストで訴求する形式です。通常の投稿と投稿の間に挟まれて表示されます。Instagram広告といえば一般的にこの形式を指します。
カルーセル
複数枚の画像・動画を掲載できる形式です。ユーザーはスワイプまたは矢印をクリックすることで掲載された複数の画像や動画を閲覧できます。シーン毎に訴求内容が異なる商材などに有効的な形式です。
ストーリーズ
縦型画像を利用することで画面全体をつかったインパクトのある訴求が可能です。どんな広告かパッとみてわかる内容にして印象がすぐに伝わるようにしましょう。Instagram広告を配信するなら特におすすめの形式です!
発見タブ
積極的に探している人にリーチ可能です。
発見タブとは、フォローしている人や「いいね!」した投稿に基づいたコンテンツが表示される場所。積極的にコンテンツを探す、興味関心度合いの高いユーザーにリーチ可能です。
コレクション
商品のイメージを伝えやすい形式です。
メインの写真1枚と複数のサブの写真で構成されており、商品のイメージを様々な角度から見せられます。ECビジネスなど物販系で特にオススメの形式です。
配信面と配信面を選ぶ際のポイントについては、別記事にて紹介しておりますので、こちらもぜひ御覧ください!
Instagram広告のターゲティング
Instagram広告は、Facebook広告のターゲティング方法と同じなので、基本は3つのターゲティング方法があります。
コアオーディエンス
コアオーディエンスは、ユーザーがFacebookに登録している情報をもとにターゲティングができる機能です。
地域
年齢
性別
言語
興味関心
行動
利用者層
といった、各種情報を元に配信できます。
Facebookの情報は非常に正確性が高く、高度なターゲティングができるため、コアオーディエンスの利用次第で、狙ったユーザーに広告を出すことが可能です。
カスタムオーディエンス
カスタムオーディエンスとは、自社の顧客データとFacebookのデータを活用できる機能です。
自社が保有するデータを利用して、成果につながりやすい顧客や、顧客と類似しているユーザーにアプローチできるので、コアオーディエンスよりも高度なターゲティングが可能です。
類似オーディエンス
類似オーディエンスとは、指定したカスタムオーディエンスに類似したユーザーに配信する機能です。
既存顧客と類似した行動傾向や趣味嗜好にあるユーザーを狙うターゲティングとなります。まずは明確なターゲット層で配信開始した後に、更に広告範囲を拡大して配信していきたいときに非常に有用です。
また、拡張度合いも調整ができるので、意図しないユーザーに配信がいかないように調整も可能です。
また、弊社独自でFacebook広告・Instagram広告で使用できるターゲティング一覧資料を作成しました。現在無料で配布中なので、自社の運用やお客様への提案などに是非お使いくださいませ!
https://lp.quartet-communications.com/LP_WP28_Facebook-Instagram-targeting
Instagram広告の課金方式
Instagram広告では4つの課金方式があります。本記事では、認知獲得を目的として「インプレッション課金」を利用するケースで話を進めます。
・クリック課金・・・広告がクリックされるごとに課金
・アプリインストール課金・・・アプリがインストールされるごとに課金
・動画再生課金・・・動画が再生されるごとに課金
課金方式はインプレッション課金が主流です。ちなみに1インプレッション=広告が1回表示、という意味です。認知獲得を狙うケースではインプレッション数を増やす=多くの人に広告を見てもらうことが配信目的になるため、インプレッション課金が適しています。
補足として、サイト流入を増やすことを目的としたい場合はクリック課金がおすすめです。インプレッション課金ではクリックされなくてもお金がかかりますが、クリック課金であればクリックされなければお金がかかりません。
また、インプレッション課金といえばCPMという「広告1,000回表示されるごとにいくらかかるか」考え方をしますが、①実際には1,000回表示されなくてもお金がかかる ②初心者にわかりづらい ため、インプレッション単価という考え方で記載しています。
詳しい料金については、弊社の配信事例付きで別の記事にて紹介していますのでぜひ御覧ください!
https://quartet-communications.com/info/sns-ads/75209
弊社のInstagram広告の成功事例を紹介
最後に、弊社で運用していたInstagram広告での成功事例を紹介します!
今回ご紹介するのは、「アパレル通販」の案件です。
20代女性に人気のある商材かつ特徴のある商材であったため、ターゲットユーザーが多いInstagramにて動画を配信。
合わせてターゲットユーザーに関連する興味関心を指定した結果、なんと1ヶ月で11件の商品購入に繋げられました。
最重要ポイントはおしゃれ・かわいいという視覚を意識した訴求を広告で行ったことです。SNS広告では広告画像の見栄えにこだわることで、より成果が出やすくなります。
商材・業種 | アパレル通販 |
月額予算 | 7万円 |
媒体 | Instagram広告 |
KPI | 商品購入が月5件以上 |
単月の成果 | 11件獲得 |
実施施策のポイント | ・商品細部が分かる動画の活用 |
・20代の女性に絞った配信 |
これ以外にも、弊社は1,000業種以上の実績があり、成功事例も多数ございます!
広告運用に興味がある方。現在広告を運用していて、乗り換えを検討している方など、ぜひお問い合わせくださいませ。
無料でアカウント診断も行っておりますので、ぜひご連絡くださいませ。
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https://quartet-communications.com/contact
まとめ
Instagram広告とは、若者を中心に広がっている、写真・動画共有用のSNS「Instagram」に配信できるSNS広告です。
最大の特徴は10代・20代の若年女性に配信しやすいことです。日本ではInstagramの利用者の57%が女性で、そのうちの67%が18-29歳となっているため、若年女性への広告配信を検討中であればInstagram広告を強くおすすめします!