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【運用初心者向け】リスティング・ディスプレイ広告が中々表示されないときの原因を解説!

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皆さんこんにちは。今回は、リスティング・ディスプレイ広告における、広告表示がなかなかでない!というときの「あるある」な原因について解説します。

「あのときちゃんとチェックしていたら」「事前に考慮できていれば」と運用面で胸が苦しくならないように、広告が配信されないときの原因をおさらいしておきましょう。

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広告が中々表示されないときの主な原因(ミス・見逃し防止)

運用者としてミスをしてしまいそうなものや、見逃してしまいそうなものをご紹介いたします。

基礎的なものから、ちょっとしたイレギュラーなものまで、ミス・見逃し防止につなげていただければ幸いです。

配信設定がオフになっている場合

アカウント、キャンペーン、広告グループ、広告、キーワードいずれかの配信設定がオフになっていると広告は表示されません。初歩的と言えばそれまでですが、しまった~となりがちなのもコチラ。

キャンペーンはオンにしてるよ!と思っていても、その配下のコンポーネントがオフになっていると当然ですが広告は配信されません。いやいや、そんな初歩的なミスはしないと思う方も、そもそもでアカウント自体がオフになっていたりすると危険です。

中身はよく見ていても、アカウント自体がオフだったなんて…ということにもなりかねません。特にお客様アカウントにて運用する場合や、長期的に停止をしている場合には、アカウント単位で確認を行いましょう。

注: Google 広告アカウントが 15 か月以上にわたり利用されていない(費用が発生していない)場合、そのアカウントは自動的に利用を停止されます。

Googleヘルプより抜粋)

また、場合によってはアカウントが強制停止される場合もあります。

滅多にない事象かと思いますが、ポリシー違反や支払いに関する問題の他、許可されていないユーザーからの不正アクセスによってアカウントが強制停止されることがあります。

再開手順は至ってシンプルですので、もしアカウントが強制停止となってしまった場合でも焦らず再開しましょう。

参照:Google広告アカウントの強制停止について

参照:利用を停止した Google 広告アカウントを再開する

配信したい広告が表示されるようになっているか、それぞれのコンポーネントにてオン・オフの最終チェックには用心しましょう。

終了日設定がしてある場合

コチラも当たり前と言えば当たり前ですが、キャンペーンや予算に終了日を設けている場合、その終了日に広告は停止します。以下のようなケースは注意が必要です。

  • キャンペーンの終了日設定がされている

例えば、一定期間配信→配信停止→再び一定期間配信、を行なうケースでは注意が必要です。

過去配信して停止にしていたキャンペーンを再開する際、そのキャンペーンに終了日の設定がされていないか確認しましょう!

終了日の設定がされている場合、日付を更新するか、設定を外さなければ、広告は配信されません。

  • アカウント予算の終了日設定がされている

後払いアカウントの場合、アカウントの予算を設定するかと思います。

この場合、設定しているアカウント予算の終了日を変更しそびれていると、設定アカウント予算に余りがあっても、キャンペーン終了日がまだ先であっても、アカウント予算の終了日で広告配信は終了します。(アカウント予算の終了日の変更を行っていたとしても、金額を変更しそびれていると予算上限に達した瞬間に広告配信は終了します。)

逆もまた然りでキャンペーン終了日を設定していない場合に、アカウント予算の終了日を未設定・予算上限額も無制限になっていると永遠に広告が配信されてしまいますので、後払いのアカウントには十分留意しましょう。

審査に落ちていた場合

YDNの場合、広告は不承認にはなっていないのに画像自体が不承認になっている場合があります。GDNでは画像のみ入れることがない分、広告の審査が通っているのか落ちているのかだけ見れば分かりますが、YDNでは画像ファイルに入れた画像は不承認、広告は承認済みとなっている場合があるので審査の確認は、一度すべて確認しましょう。

また、ポリシー違反になりそうな案件にも注意が必要です。広告配信時は承認されていたものが、何ヶ月かして突然不承認になることもあります。広告の内容に問題がなくても、サイトが重い・途中で落ちるなどサイト側の要因でも審査は落ちてしまいますので、最初の審査確認だけで安心せずに日々の管理を徹底しましょう。

品質スコアが悪い場合

実際に検索しても全然出てこないけど、平均掲載順位を見る限りほぼ上位掲載。

一応配信はされているしインプレッションシェアも問題ないはずなのに…なんで…?となった場合は品質スコアを確認しましょう。

品質スコアが低いと中々広告が表示されないため、広告文はLP内容に沿った内容にしましょう。
途中でLPを変更したいとお客様からご要望があった場合も同様に、広告文とLP内容に齟齬がないか見直す必要があります。

参照:品質スコアについて

品質スコアの判定基準は色々ありますが、私の場合は広告表示オプションが不承認になっていたことで品質スコアに影響を与えていたこともありました。

広告文はLPに沿った内容かつ、検索クエリも獲得したいユーザーに一致しているにも関わらず、広告表示オプションが不承認になっていたのが原因で広告があまり表示されませんでした。

再度修正し直し、承認されてからは品質スコアは改善。検索した際にしっかり広告が表示されるようになりました。広告配信に大きな影響はないので見落としがちかもしれませんが、広告表示オプションの承認状況もしっかり確認しましょう。

入札単価が低すぎる場合

入札単価を1円に設定をしていたら、入札に勝てる見込みはほぼゼロ。おかげで広告が表示されてなかった!なんてことにならないよう、構築の際には注意しましょう。

広告が中々表示されないときの主な原因(媒体都合)

設定は完璧なはずなのに何故か広告が表示されないといった場合には、媒体のシステムが要因かもしれません。広告が表示されずアタフタしてしまわないよう、事前知識として覚えておきましょう。

日予算設定額が少なすぎる場合

配信構成に対して、日予算の設定があまりにも少ないと、媒体側が日予算をオーバーしかねないとシステムで判断しあまり広告を表示させません。予算を見直したり、キーワードを削ったりなどなど、検討して適切な予算と配信構成にしましょう。

リマーケティングが配信されない場合

リマーケティングの場合は配信後すぐに広告表示とはなりません。
リマーケティングリストを収集し、ある程度母数が溜まって初めて稼働します。リストが溜まるまではリマーケティングでの配信は行えないので、リストが溜まるのを待ちましょう。

今までリマーケティング以外での配信を行っており、後からリマーケティングを配信したくなった場合でも、予めリマーケティングリストを収集していた場合には、リストが溜まるまで待つ必要がなくなりますのでリマーケティングをしない場合でも、リスト収集は行っておいて損はないでしょう。

検索ボリュームが少ない場合

検索ボリュームが少ないと広告が表示されません。

「社名を検索したけど広告が出てなかった」とお客様からご指摘をいただくことがありますが、検索ボリュームが少なくて広告が配信されないことも多く…。

どうしても配信したい場合は、屋号を認知してもらい、検索してもらうような施策を行なうなどなど、別軸の対策が必要になりますね。

まとめ

最終チェックの際に、期間設定やオン・オフの設定などは重点的に確認をするかと思います。にも関わらず広告が配信されていないと「最終チェックはちゃんと行ったはずなのに!」とアタフタ…。そんなことがないよう、こういうイレギュラーもあるかもしれないからと最終チェックは入念に行うとより安心です。また、致し方がない理由で中々広告が表示されない場合には、焦ることなくお客様にご案内できるよう知識として留めておき、スムーズに会話ができると安心ですね。

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また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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