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類似カスタマーリストユーザーとサイト訪問ユーザーを比べてみた《Facebook広告》

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先日、ご紹介しました通り、Google AdWordsでは顧客情報を元にした「カスタマーマッチ(新しい顧客のメールリスト)」での配信ができますが、Facebook広告でも同様にカスタマーリスト(顧客情報)を使っての広告配信が可能です。

ただ、既に顧客となっているユーザーに対して広告配信を行っても成果拡大は難しいですよね。

そこで今回は『カスタマーリストの類似ユーザー』と、比較的確度が高い傾向がある『サイト訪問ユーザー』対して広告配信を行い検証しましたのでご紹介します。

 

カスタマーリストとは?

Facebookヘルプセンターでは下記のように記述されています。

カスタマーリストに基づくカスタムオーディエンスとは、既存のカスタマー(顧客情報)から構成される一種のターゲット層です。作成したオーディエンスに向けて、Facebook、Instagram、Audience Networkで広告を掲載できます。

引用:Facebookヘルプセンター

カスタマーリストの作成に関しては、メールアドレス等の顧客情報をtxtファイルまたはcsvファイルをアップロードして行います。
カスタマーファイルからカスタムオーディエンスを作成するにはどうすればよいですか。

アップロードしたデータに関してはAdWords同様に媒体側でハッシュ化されます。
カスタマーリストをFacebookにアップロードするとどうなりますか。

また、ハッシュ化については弊社過去記事をご覧下さい。
ハッシュ化って何?【リスティング広告】

 

実際に配信してみた

アカウント概要

アカウント概要は以下となります。

  • 商材:ビジネススクールの受講者募集
  • 成果ポイント:資料請求 & お問い合わせ

実施した施策

成果増加を目指し『顧客情報を元にしたリスト(カスタマーリスト)の類似オーディエンス』と『サイト訪問オーディエンス』の2つのターゲティングで広告配信を行いました。

また、その他広告内容や配信面・地域などは全て同じ内容となっています。
※予算配分・入札価格に関しては運用状況をみながら適時調整を行っておりました。

配信した結果

配信結果が以下となります。

170212_01

 

消化金額が多いため『類似カスタマーリスト』の方が「結果」が多くなっていますが「結果レート」「結果の単価」を比べますと『サイト訪問』と同水準となっております。

ただ、リーチ(インプレッション数のユニーク数)を比較しますと約18倍と『サイト訪問』よりも多くのユーザーに配信ができており、記載はしていませんがオーディエンスサイズも『類似カスタマーリスト』の方が非常に大きいサイズとなっています。

「結果レート」「結果の単価」が同水準であることを踏まえますと、『サイト訪問』ユーザーと同程度の確度の高い新規ユーザーに対して広告配信ができていると考えられます。

 

まとめ

カスタマーリストの設定に関しては、顧客情報を扱いますので広告主様の理解・協力が必要ですが、今回のように類似オーディエンスと組み合わせて使用することで、確度の高い新規ユーザーへ広告配信が行えるターゲティングとなりますので試してみてはいかがでしょうか。

 

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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