こんにちは、営業の山方です。来月12月でカルテットコミュニケーションズに中途入社して丸7年になります。ご縁があってリスティング広告の営業マンとして働いていますが、7年が経とうとしている今でもやりがいのある仕事だと思っております。
そんな私が2019年5月23日に今回と同じタイトルで下記記事を書きました。
【コラム】リスティング広告の営業マンになってよかったこと
今回も世の中でリスティング広告などのWeb広告営業マンとしてご活躍されている方はもちろん、これからこの道へ進まれることを検討されている方に向けて改めて書きたいと思います。
なお、私の経歴やどんな価値観を持った人間なのかについては前回の記事に書いておりますので今回は割愛いたします。
リスティング広告の営業マンになって良かったこと 新3選
業界歴7年の私が思う、良かったことや身についたスキルについて3点ご紹介します。
1.状況把握や説明する能力が飛躍的に向上する
現状の課題の把握や、わかりやすく説明するスキルが向上します。リスティング広告は成果状況の変化について管理画面上の数値変化をヒントに、原因をどんどん深堀りしながら特定していくことが可能な広告です。たとえば、下記のようなイメージです。
- 例:コンバージョン数が先月と比べ減少した
- 先月と比べ、獲得クリック数自体が減っていないか確認→変化なし
- 先月コンバージョンを取得できていたキーワードの獲得クリック数を比較→「〇〇」というキーワードでの検索ボリュームが低下
- デバイス別で比較→スマートフォンからのクリック獲得が低下
- 他のコンバージョン獲得キーワードでも同様の傾向がないか確認→全体的に同様の傾向を確認
- オークション分析レポートを確認→ページ上部表示率の低下
- とくに入札抑制等はしていないため、競合他社の入札強化、または新規参入により、相対的に掲載位置が下がったと判断→スマートフォン掲載時の入札強化を実施
上記のように段階を踏みながら、変化が起こった原因を究明していくので、論理的思考力(ロジカルシンキング)と言われるスキルが向上します。これを取得することで要点をまとめた説明ができるようになります。
他人に「状況説明」や「現状の課題を共有すること」をわかりやすく行うことができるようになり、物事を円滑に進める上で重要なスキルが身に付きます。当然説得力が増し、交渉力も飛躍的に向上します。これって営業マンにとって非常に重要なスキルですよね。
自分がおすすめした施策が当たった時は、広告主様に喜んでいただけるのでやりがいに繋がりますし、万が一失敗した場合も考え方がしっかりしていれば、どこが想定通りに進まなかったのか、施策を振り返ることが可能です。これもまた「次は成功させるぞ」とやりがいに繋がります。
2.BtoB、BtoC問わず、さまざまな業界の情報を把握することができる
リスティング広告を始めとしたWeb広告の導入を検討される広告主様は幅広く、職務上さまざまな業界の情報を把握することができます。各業界のビジネスモデルなどについては7年間活動しているとおおよそ理解できるようになりました。
またBtoB、BtoCと大枠で捉えた場合、消費者動向の変化などについても詳しくなります。断片的に取得した情報をパズルのように組み合わせることで、現在の景気動向やこれから向こう半年はどうなるかなど、ある程度見通しを立てる力が身につきます。
広告配信を行う上で「どのようなニーズが増えているか」「どのようなサイトコンテンツを盛り込んでおくべきか」など、施策を進めていく上で重要なポイントについて事前にテコ入れすることが可能になります。結果として各施策の成功率が高まりますので、広告主様に喜んでいただく機会が増え、これもまたやりがいに繋がります。
3.魅力的な社長さん、担当者さんに会える
上述の通り、さまざまな業界の方からお問い合わせをいただき、お話する機会に恵まれますのでいろいろなタイプの社長さん、担当者さんにお会いすることができます。私自身にとってこれが一番面白さや、やりがいを感じるポイントです。
ご自身のビジネスに使命感や誇りを持って、取り組まれている方とお話すると「なんとか一緒に頑張りたい」と思いますし、我々のご提案に対し快く受け入れてもらえたりすると「しっかり時間をかけて分析し、ご提案して良かった」と思えます。そういった経験に恵まれると持続的に努力ができるようになります。
また魅力的な社長さん、担当者さんの熱量に圧倒された場合などは「自分はまだまだだな」と新たな課題ができて、より一層精進しようと思えます。これもまたやりがいに繋がります。
まとめ
いかがでしょうか。ここに書ききれなかったこともたくさんありますが、自分自身の成長ややりがいに繋がっているポイントは今回ご紹介した3点が主です。私はいろいろな人と出会い、刺激を受け続けないと頑張れないタイプの人間なので、現状のようにたくさんの方とお話できる機会に恵まれていることは大変有難いことです。今後もしっかりやっていけるよう努力していきたいです。以上、営業の山方でした。