【Salesforce】【2026年版】Salesforceでよくあるエラーとその解決法まとめ

はじめに
Salesforceを使用していると、予期しないエラーメッセージに直面することがあります。設定変更、データ操作、オブジェクトの制御など、どの作業においてもエラーは発生し得ます。
本記事では、2026年現在の環境でよく報告されているSalesforceエラーをピックアップし、その原因と対処法をわかりやすく解説します。
エラーの基本的な見方と対処の流れ
Salesforceのエラーメッセージには、原因を特定するためのヒントが含まれています。
対処の基本ステップ

1.発生タイミング・画面を記録
2.エラーメッセージ全文を確認(翻訳ではなく原文もチェック)
3.最近の設定変更やデプロイ内容を洗い出す
4.サンドボックスや別ユーザーで再現を試す
5.ログ・デバッグ情報を収集
よくあるエラーとその対処法

❗1. 権限不足、または参照のみ:INSUFFICIENT_ACCESS_OR_READONLY
意味: アクセス権限が不十分でレコードの表示・編集・削除ができない状態。
主な原因: プロファイル/権限セットの設定不足、共有設定の非公開制限。
対処法:
・該当オブジェクトとレコードに対するアクセス権を確認
・レコードの所有者または共有ルールの設定を見直す
・必要に応じて権限セットを追加
❗2. カスタム入力規則エラー:FIELD_CUSTOM_VALIDATION_EXCEPTION
意味: 入力値がカスタムバリデーションルールに違反している
主な原因: ルールの条件に合致しない値が入力された
対処法:
・バリデーションルールの内容を確認
・該当フィールドに正しい形式で入力し直す
・ルールに「$Profile.Name」などの除外条件がないか確認
❗3. SOQLクエリ制限超過(ガバナ制限):TOO_MANY_SOQL_QUERIES: 101
意味: 1つの処理でSOQLクエリ数が100を超えた
主な原因: ループ内でのクエリ発行、非効率なトリガーやFlow
対処法:
・クエリの場所を確認し、一括処理に書き換える
・トリガー内でのSOQL最適化を実施
・必要に応じてApex Batchクラスの活用を検討
❗4. 重複値エラー:DUPLICATE_VALUE
意味: 一意制約に違反した重複データの作成を試みた
主な原因: 重複ルールまたはユニークな項目に対する同一データ登録
対処法:
・該当項目のユニーク設定を確認
・入力データをチェックし、既存レコードと重複していないか調査
❗5. 必須項目の欠落:REQUIRED_FIELD_MISSING
意味: 必須項目が空欄になっているため処理できない
主な原因: オブジェクトの設定で必須指定された項目の未入力
対処法:
・フォームや処理元で必須項目が正しく入力されているか確認
・プロセスビルダーやFlowが項目値を自動入力しているかチェック
サポートに連絡する前に確認すべきこと
・エラーメッセージの全文と発生環境を記録
・関連するユーザー、オブジェクト、レコードIDを控える
・試した対処方法(再現試験、設定変更)を整理
・デバッグログの取得:Setup > Debug Logs からログを出力
エラーの防止につながる設定&運用のコツ
・権限セットやプロファイルの一元管理でアクセス権を見直す
・バリデーションルールに説明文を追加し、内容を明示
・Flowやトリガーの一括処理設計でSOQL制限に備える
・Sandboxでの検証徹底(更新・追加時の本番直反映を避ける)
まとめ
Salesforceを運用する上で、エラーの理解と迅速な対処は非常に重要です。
本記事で紹介したエラーは頻出かつ業務影響が大きいため、原因を早期に特定し、適切に対応することが求められます。
エラーの内容を正しく把握し、ログや画面の情報を整理してから問い合わせを行うことで、サポート対応もよりスムーズになります。日頃からの設定・運用の工夫で、トラブルを未然に防ぎましょう。
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