【Salesforce】Chatterグループを作成する方法と活用のポイント

はじめに
社内の情報共有やチーム内の連携をよりスムーズにしたいときに役立つのが、Salesforceの「Chatterグループ」機能です。部署単位やプロジェクト単位で情報をまとめて管理できるため、業務の透明性やスピードが大幅に向上します。
本記事では、Chatterグループの作成手順と、活用する際のポイントをわかりやすく解説します。
Chatterグループとは?
Chatterグループとは、Salesforce上で特定のメンバーと投稿・コメント・ファイル共有を行えるクローズドな情報共有スペースです。社内SNSであるChatterの機能の一部で、次のような特徴があります。
- 関係者のみが投稿を閲覧・コメントできる
- グループ単位でメンバーを管理できる
- ファイル添付やリンク共有も可能
- 投稿にコメント・いいねがつけられる
グループ作成前のチェックポイント
Chatterグループを作成する前に、以下の点を明確にしておくことで運用がスムーズになります:
投稿ルールの有無:投稿内容に制限やガイドラインが必要?
目的の明確化:プロジェクト管理?部門内共有?トレーニング?
公開範囲の設定:誰でも参加できる仕組みにする?招待制にする?
Chatterグループを作成する方法
業務単位で情報共有を円滑にするために、Chatterグループは非常に有効です。
ここではChatterグループの作成方法を確認してみましょう。
手順
1.Chatterの「グループ」タブに移動
2.「新しいグループを作成」をクリック

3.以下の画像を参考に必要事項を入力し、保存します。

グループ名・説明、公開範囲(公開/非公開/非公開(メンバーのみ招待可))
活用例:プロジェクト単位、部門別、研修チームなど柔軟に運用可能です。
4.グループにメンバーを追加します。

活用シーン別のグループ設計例
活用シーン | グループ構成のポイント |
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プロジェクト進行管理 | 担当者のみ招待し、タスク別スレッドで管理 |
営業チームの情報共有 | 営業部全体で共有、テンプレート投稿を活用 |
社内勉強会・研修 | 公開設定にして誰でも参加可能に |
社内Q&A・ナレッジ共有 | 「質問専用グループ」などの目的別運用が効果的 |
よくある設定ミスとその対策
よくあるミス | 対策方法 |
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間違ったアクセスレベルを設定した | 作成後でも「グループ設定」から変更可能 |
メンバーの追加を忘れてしまう | 作成後すぐに「メンバー管理」画面で招待を |
目的が不明確なまま作成して放置される | 作成時に利用目的を明示し、投稿ガイドも記載 |
まとめ
Chatterグループは、Salesforce内でチームやテーマ別に情報をまとめ、共有・議論を活性化させるための非常に便利な機能です。作成自体は数分で完了しますが、運用の目的や公開範囲、投稿ルールなどを事前に設計しておくことで、効果的な情報共有スペースとして機能します。
特にプロジェクト管理や社内ナレッジの蓄積を目的とする場合は、複数グループを目的別に作成して使い分けることがポイントです。まだ活用していない方は、ぜひ一つ試しに作ってみましょう!
今回の記事はここまでとなります。それでは次回の記事でまたお会いしましょう!