【Salesforce】動的フォームの設定手順
はじめに
Salesforceの動的フォームは、ユーザーの条件や役割に応じて表示するフィールドやセクションを柔軟に管理できる機能です。
この機能を活用すると、より使いやすく直感的なフォームレイアウトを実現し、業務効率を向上させることが期待できます。
この記事では、そんな便利な動的フォームを有効にするための基本的な設定手順について解説します。
動的フォームの設定手順
オブジェクトのページレイアウト設定で動的フォームを有効化
①[オブジェクトマネージャ] に移動し、動的フォームを使用したいオブジェクトを選択します。
今回はリードを選択します。
②該当のレコードページレイアウトを選び、[Lightning アプリケーションビルダー] を起動します。
③[動的フォーム] を有効化するために、レイアウト内のフィールドセクションをコンポーネントと置き換えます。
必要なフィールドとセクションを追加
④左側のコンポーネントパネルから [項目] を選択して、まずは項目を表示するためのセクションを配置します。
セクションを利用することで項目をグループ化して表示を整理することができます。
⑤次にページに追加したい項目をドラッグ&ドロップします。
セクションと項目の配置を必要な数だけ行いましょう。
条件に基づくフィールドの表示設定
⑥各項目やセクションに対して、表示条件を設定することができます。
表示条件を設定したい項目を選択し、[表示条件] オプションから条件を指定します。
項目の表示条件設定:
条件設定を行いたいセ項目を選択し、項目の詳細設定画面を右側に開きます。
検索条件は「検索条件の追加」から行うことができます。
セクションの表示条件設定:
条件設定を行いたいセクションを選択し、セクションの詳細設定画面を右側に開きます。
ここから設定を行うことができます。
条件は複数設定が可能できます。営業プロセスやユーザーの役割に応じた表示の設定が可能です。
保存
⑦設定内容に問題がなければ、[保存] をクリックして変更を保存します。この時に保存ボタンの隣りにある[有効化]をクリックしてページに反映も行っていきましょう。
まとめ
動的フォームを設定することで、Salesforceのフォーム表示をユーザーの役割や状況に応じて柔軟にカスタマイズできます。
他の機能と同様に、考慮するべきポイントはありますが、とても簡単に利用できる機能です。
ぜひ本手順を参考に動的フォームを活用し、より効率的なユーザー体験を提供してください。
次回の記事もまたお楽しみに!