【Account Emgagement】DNSキーの発行
今回はドメインキーを作成して取得する流れに関して説明します。
ドメインについてあまり理解できていなくても手順がわかればキーの取得を簡単に行うことが出来るように解説します!
目的
はじめにAccount Emgagementでドメインを設定する目的ですが、大きく分けて2つあります。
メールを識別してもらうため
例えば、ドメインを設定しないままAccount Emgagementからメールがお客様に送られてしまった場合、送信元を認識してもらえず、スパムとしてメールを読んでもらえないことが考えられます。
設定したドメインを安全に利用するため
設定したドメインを利用するためには、「そのドメイン名を名乗っていいよ」という許可を取る必要があります。
これは不特定多数の人に指定したドメインが利用される危険を防ぐセキュリティがDNSの利用に際してあるため、安全に利用するための許可を得る必要があるからです。
この記事でドメインの設定方法をマスターして、お客様に安全にメールを読んでもらえるように設定しましょう!
メール送信ドメインを作成する
1.アプリケーションランチャーで{Account Engagement設定」を開きます。
1.アプリケーションランチャーで{Account Engagement設定」を開きます。
Account Emgagementのタブに表示されている場合は、そこから開くことも出来ます。
2.「ドメイン管理」を選択して、「新しいドメインを追加」をクリックします。
3.設定したいドメイン名を「ドメイン」のテキストとして入力し、「ドメインを作成」をクリックして確定します。
メール送信ドメイン認証用のキーを取得する
1.キーを取得したいドメインのレコードの下にある「想定されるDNSエントリ」をクリックします。
2.表示された画面で「検証キー」と「DomainKey」をコピーします。取得はこれで完了です。
トラッカードメインを作成する
1.本記事の見出し「メール送信ドメインを作成する」にて、1、2の手順を踏み、編集用の画面を開きます。
2.画面半分より下のトラッカードメインセクションにて、「tracker domain を追加」をクリックして新しくトラッカードメインを作成します。
3.設定したいサブドメイン名を「Domain」のテキストとして入力し、「トラッカードメインを作成」をクリックして確定します。
トラッカードメイン認証キーを取得する
先ほど作成したトラッカードメインから必要な情報を取得してみましょう。
上の図の②ドメイン(先程命名したサブドメイン)と③検証キーと状況については下の図の②サブドメインと③ルートドメインのエントリと対応しています。
DNSサーバ上の規定の箇所にコピーしたテキスト値を貼り付けます。
①についてはルートドメインを意味します。また④のサブドメインのエントリには「go.pardot.com」を規定値として入れてください。
ここまで出来たら設定完了です。Account Emgagementの画面に戻って、作成したトラッカードメインレコードの設定の歯車で検証してみましょう。
スクリプトの取得
※「トラッカードメイン認証キーを取得する」を完了し、DNSサーバ側への反映と検証が完了したらこちらの作業を行うことができます。
下の手順に沿ってスクリプトを取得してWebページに反映してもらいます。こちらの作業を行うことでアクティビティの取得を行うことができるようになります。
①ドメイン設定画面のトラッカードメイン下、
もしくは、
②連携しているAccountEngagementキャンペーン「Website Tracking」のページから取得することができます。
①または②で表示されているスクリプトを取得し、Webページに反映させてください。
トラッキングコードの反映に関する詳細はSalesforceヘルプ記事を参考にしてみてください。
ここまで設定作業お疲れ様でした!
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DNSサーバーの設定例については下の記事にまとめてあります。設定方法がわからないよ、という方は参考にしてみてくださいね。