こんにちは。
今年は「ゲームの衝動買いをしないようにする」という目標は立てたものの、某ゲーム会社の新作ゲーム機の発売が今週末となり同時に発売する大人気シリーズをプレイするのが待ち遠しい高田です。
さて、前回の記事で視認範囲のクリック率についてアカウントを踏まえてご紹介させていただきました。
今回は前回の続きとして、バナー広告とテキスト広告の視認範囲のクリック率を比べてみたいと思います。
ディスプレイ広告の中には、バナー広告とテキスト広告があり両方配信を行っているアカウントも多くあるかと思いますが、結局どちらが効果的といえるのでしょうか?
調査してみる
弊社の管理しているGoogleのアカウントでディスプレイ広告をバナーとテキスト両方で配信しているアカウントをピックアップして調査いたします。
個人的には、視認範囲のクリック率はバナーのほうがいいんじゃないかと思っていますが実際はどうなんでしょうか。
上記画像はピックアップしてみたアカウント毎の結果となります。
アカウント1,4,5に関してはバナーの視認範囲のクリック率が良くなっています。アカウント4だけ見てみるとクリック率はテキストのほうが良いものの、視認範囲のクリック率はバナーのほうが良くなっています。
アカウント3は視認範囲のクリック率だけでみるとテキストのほうがよいですが、伸び幅が大きくなっています。
次に、5つのアカウントを合算してみました。
全体でみるとバナーのほうが視認範囲のクリック率が良いことがわかります。
クリック率の伸びも3倍以上となっており、バナーは見られることが重要ということが良くわかりますね。
テキスト広告は文字列の中にでたりサイトのコンテンツに紛れているため見落とす可能性がありますが、バナー広告は単純に目立ちますよね。
もちろんテキスト広告は掲載枠をあまり選ばないという利点がありますが、「人目につかせる」という意味ではバナー広告は重要だと感じました。
バナー広告を簡単に出すには
バナーを作ることができれば問題ないのですが、予算だったり製作時間の関係上用意できない広告主様も多くいらっしゃるかと思います。
そんな時に活用したいのが、レスポンシブ広告と広告テンプレートです。
レスポンシブ広告
2016年7月に実装されたAdWordsの機能で広告のテキスト、バナー画像、リンク先URLなどをあらかじめ設定することで、様々なサイトやアプリの広告枠に合わせて表示が自動的にカスタマイズされる広告です。
サイト内の画像をスキャンすることもできるので簡単に画像を使った配信を行うことができます。
レスポンシブ広告に関するAdwordsヘルプはこちら
弊社のサイトをスキャンするとこんな感じで画像を抽出してくれます。
ここから画像を選ぶこともできますし、画像を別途アップロードすることも可能です。
あとはテキストやURLを入力するだけなので簡単にできますよね。
広告テンプレート
広告テンプレートを使うことで様々な形式の広告を作成することができます。
イメージ広告を作成する場合は自動で指定したランディングページを読み取ってくれ、様々なパターンのバナーを作成してくれます。
文字や、背景の色もカスタマイズすることができます。
広告テンプレートに関しては弊社過去記事にてご紹介しておりますので、ご参照ください。
【改訂】広告テンプレートで手軽にイメージ広告を作ってみよう《Google AdWords》
Adwordsのヘルプはこちら
まとめ
いかがでしたでしょうか?
商材やバナーの質によってはテキスト広告のほうが良い場合もありますが、「目につく」ということが重要で目立つバナー広告はできるなら配信したほうが良いのではないかと思います。
バナーを簡単に作成する機能もありますし、今テキストしか配信していない方もバナー配信を行ってみるとよい結果が得られるかもしれません。
本記事が少しでもご参考になれば幸いです。