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【GDN】改めて視認範囲のクリック率って大事だと感じた件

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こんにちは。今年の目標としてゲームの衝動買いをしないと決めたにもかかわらず、3月にでる新しいゲーム機を買うか否か迷っている高田です。さて、みなさんは管理画面をみるとき「視認範囲のクリック率」を見ていますでしょうか?今回はバナー広告の「クリック率」と「視認範囲のクリック率」がどれくらい違うのか調査してみましたのでご紹介したいと思います。

視認範囲のクリック率とは

YDNのビュークリック率と同様の指標で弊社過去記事に詳しく書いてありますが、簡単に言うとユーザーの視認可能な範囲に広告が表示された際のクリック率です。ちなみに視認可能と判断されるのは「広告面積の50%以上が1秒以上表示された場合」です。
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通常のクリック率を算出される際に使われるインプレッション数はユーザーが開いたページに出ていれば実際に広告までスクロールされていなくても1インプレッションとしてカウントされます。広告って実際ユーザーの目にはいらないとあまり意味がない気がしますよね・・・。ということで実際に視認範囲のクリック率はクリック率とどの程度違うのか調べてみました。

アカウントを見てみよう

今回は弊社で運用中のアカウントの中からバナー配信を行っているアカウントを4つ選び比べてみました。集計期間は過去3か月としました。

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当然、視認可能なインプレッション数のほうが合計インプレッション数より少ないので視認範囲のクリック率のほうが良くなることは想定していましたが、結構なかい離がありますね。一番増加幅の少ないアカウント1でも2.5倍、アカウント3だと3.8倍にもなっています。

ディスプレイ広告はあまりクリックされないイメージがありますが、ちゃんと見られた場合はクリックされていることがわかりますね。

次に合計インプレッションに対する視認範囲のインプレッションの割合も算出してみたところ、多くても4割程度でした。インプレッション数だけでみると多くの人に見られている感じがしますが、実際に見てもらっている数は思ったよりも少ないですので注意が必要です。

アカウント毎にプレースメント等違いますのでクリック率と視認範囲のクリック率に差が少なかったり多くなったりすると思いますが、実際の広告効果を見る指標としては大事な指標となると思います。

視認範囲に出すために何ができるのか

視認範囲のインプレッションを増やすためにできることを2つ見つけたのでご紹介いたします。

プレースメントの除外

プレースメント結果画面でも視認範囲に関する指標を見ることができます。

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視認範囲のインプレッションが少ないプレースメントは除外すれば、視認範囲のインプレッションの増加が期待できます。

サイトカテゴリオプションの設定

弊社過去記事でもご紹介したサイトカテゴリオプションの中に「スクロールしなければ見えない位置」という項目があります。

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こちらをオフにしておくことでスクロールしなくても見える位置に広告を掲載できるするようになります。ただし、全ての閲覧ページでの除外は保証していないので注意してください。

まとめ

いかかでしたでしょうか。今まで視認範囲に関する指標を見たことがなかった方はぜひ確認していただきたいです。実際にユーザーに見られている数、見たユーザーがどれくらいサイトに流入したのか広告効果がよりわかる指標だと個人的は思っています。

今回は複数アカウントでの比較をご紹介させていただきましたが、入札や設定等で変化があるのか1つのアカウントにフォーカスして検証してみるのも面白いかもしれません。

次回以降は、テキスト広告とバナー広告のクリック率と視認範囲のクリック率を比較・調査してご紹介できればと思います。

おまけ:YDNのビュー関連指標について

今回はYDNについては触れませんでした。理由としては、ビュー計測対象がYahoo!配下のサイト内(Yahoo!ニュースなど)に限るためデータが足りないためです。
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下記画像はとあるYDNアカウントの1か月間の数値となりますが、ビュー計測対象インプレッション数と実際のインプレッション数に大きなかい離があることがわかります。

ydn

全インプレッションのうちの1割ほどのビュー関連指標しか見れませんのでちょっと参考にはしづらいかと思います。今年も様々な機能改善が控えていると思いますので、今後に期待しましょう!

 

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