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【Google AdWords】 ブランドイメージを大切に!

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更新日:

突然ですが、リスティング広告に関わるみなさんは以下の様な会話になったことがあるでしょうか。
特に4月から新入社員として働いているみなさん!
友人に仕事(リスティング広告について)のことを話す際、なんて説明していますか?

(省略)

リスティング女子「サイトに来た人を追いかけて広告出したり・・・」

ギラギラ男子「あ!それ知ってる!俺いっつもエロマンガの広告に追っかけられてんだけど!あれこえーんだけど!」

リスティング女子「(ばかものーーー!)あー・・・それはたぶんただのディスプレイはいし・・・」

ん?この会話どこかで読んだことがある!
そう思われた方、いつも弊社の記事をお読みいただきありがとうございます。
(会話の全容を知りたい方は弊社過去記事をご覧下さいませ。)
リスティング運用ってどういう仕事?

さて、上記の例を挙げたのにはきちんと理由があります。

リスティング広告、とりわけディスプレイ広告で認知拡大を図りたい!というお客様も多いかと思います。
ただ、その際、広告が表示される場所によってお客様(企業)のブランドイメージを損ねることになってしまうかもしれません。

というわけで、前置きがとても長くなりましたが、今回は改めて[サイト・動画・アプリの除外]についてまとめてみました。という記事です。
5月ということで、新入社員の方のお役に立てれば幸いです。

サイト・動画・アプリの除外って?

サイト カテゴリ オプションは、Google ディスプレイ ネットワークのサイト、コンテンツ、広告プレースメントの中で追加または除外できるものです。ライブ ストリーミング動画、ソーシャル ネットワーク、スクロールしなければ見えない位置にある広告プレースメントなど、ディスプレイ ネットワーク キャンペーン用の 20 以上のサイト カテゴリ オプションを利用すれば、広告の表示場所をより詳細に管理できます。

(AdWords ヘルプ)

この除外設定を行うことで、お客様のブランドイメージを損ねることなく認知拡大を図ることができます。

どんなのがあるの?

さて、サイトカテゴリオプションを選んで、そこに広告を配信しないようにすることができるのね。ふむふむ。
では、どんなのを選べるの?(上記の会話である程度は予想がつくとは思いますが…)

サイトカテゴリオプション(大枠)

  • デリケートなコンテンツ
  • プレースメントの種類
  • デジタルコンテンツのラベル
  • 動画コンテンツ
  • 広告の掲載場所
  • テスト

サイトカテゴリオプション

サイトカテゴリオプションの除外設定の設定はAdWordsの管理画面で簡単に設定可能です。
以下のカテゴリから、任意で選択し、除外の設定を行います。
※なお、ギャンブルはデフォルトで除外設定されております。

サイトカテゴリオプションの除外について_Google AdWords

 

デリケートなコンテンツ

マイナスイメージにつながる可能性が高い項目を配信除外出来ます。項目に関しては以下の通りです。

  • 犯罪、警察、非常事態
    犯罪記録、火災に関するニュース記事、救急サービスの情報資源などを指します。
  • 訃報、惨事
    死亡記事、葬儀サービス、自然災害に関する記事、事故などを指します。
  • 軍事、国際紛争
    戦争、テロ、扱いに注意を要する国際関係のニュースなどを指します。
  • 不快感を与える恐れのあるコンテンツ
    ジョーク、不気味な写真、スタントの動画などを指します。
  • 冒とく、乱暴な表現
    不敬な表現を示唆するコンテンツ(程度を問わず)などを指します。
  • 性的内容の示唆
    挑発的な画像やテキストなどを指します。

プレースメントの種類

  • フォーラム
    インターネット上のメッセージ ボードです。
  • ソーシャル ネットワーク
    他のユーザーと交流したり、パーソナル プロフィールを作成したりできるサイトです。
  • ドメイン パーキング
    登録されているものの未作成のウェブサイトのドメインです。
  • エラー ページ
    アクセスしようとしたウェブページやサイトが表示できない場合にユーザーが誘導されるページです。
  • InGame
    ゲーム内に広告が表示されるオンラインおよびモバイル アプリのゲームを指します。
  • ギャンブル(デフォルトで除外設定済み)
    懸賞、カジノ サイト、ギャンブル用品を販売するサイトなどを指します。
  • 写真共有ページ
    ユーザーが写真をアップロードしたり閲覧したりできるページです。
  • 動画共有ページ
    ユーザーが動画をアップロードしたり閲覧したりできるページです。

デジタル コンテンツのラベル

ディスプレイネットワークの全サイトにラベルが設定されており、その中での配信の除外が可能になります。

  • 一般ユーザー(DL-G)(一般向けコンテンツ)
  • 保護者の判断を要するユーザー(DL-PG)(保護者の判断を要するコンテンツ)
  • 13 歳以上のユーザー(DL-T)(13歳以上向けのコンテンツ)
  • 成人(DL-MA)(成人向けコンテンツ)
  • ラベル未設定 (ラベルが未設定のコンテンツ)

なお、デジタルコンテンツ全てを除外設定してしまうと、ディスプレイネットワークでの配信がされないので、気をつけましょう。

動画コンテンツ

  • InVideo
    広告が動画プレーヤー内に表示される動画です。
  • ライブ ストリーミング動画
    インターネット上でストリーミング配信されたライブ イベントの映像です。
  • InVideo(ユーザーによる埋め込みのみ)
    Google ディスプレイ ネットワークで提供されており、ウェブサイト運営者が自身のサイトで公開した動画です。広告は動画プレーヤー内に表示されます。

テスト

  • GMob モバイル アプリ(インタースティシャル以外)

インタースティシャル広告とは

アプリの起動、動画のプレロール、ゲームのレベル読み込みなど、アプリの画面切り替え時に表示されるものをインタースティシャル広告と呼びます。
この広告以外を除外したい場合、設定を行います。

広告の掲載場所

  • スクロールしなければ見えない位置
    ユーザーが下にスクロールしなければ表示されないページのセクションです。

スクロールしなければ見えない位置を除外設定するかしないかで、クリック率等の広告パフォーマンスに影響してくるので、除外するのかしないのかしっかり判断しましょう。
きちんと検証することが大事ですね。

 その他

なお、サイトカテゴリオプションの除外設定の方法や、その他の除外については、弊社過去記事をご参照ください。
【除外設定でアカウント大掃除】リスティング、AdWordsの除外設定まとめ

【Google Adwords】モバイルアプリの追加と除外方法

また、Yahoo!ディスプレイアドネットワークにおいては、Googleのようなサイトカテゴリオプションの除外機能がないので、プレースメントを指定し除外設定するしかなさそうですね。

まとめ

サイトカテゴリオプションの除外設定はブランドイメージを損なわないため、また広告のパフォーマンスにも響いてくるので重要になります。
設定も簡単なので、しっかり判断した上で設定すると決めたカテゴリは除外設定するようにしましょう。

これは完全に余談ですが、電話を出はじめた新入社員の方が、担当者不在の際、「ちょっと質問があるんだけど!キーワード・広告文案と共に送られてきたファイルに”デジタルコンテンツのラベル”ってあるんだけど、コレ何??」と聞かれたとしても、もうバッチリ答えられますね!

さてさて、今後共弊社の記事を一人でも多くの方にご覧いただけることを願いつつ、おしまいとします。

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ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


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