皆さんこんにちは!
最近エセ関西弁を身に着け大阪エリアで躍動している営業マン、山方です。
今回は、10年くらい前からネットスラング的な使われ方をしている
「大切なことなので2回いいました」
というフレーズについてです。
実はこれってただのネタじゃなくてけっこう名言だったりするのでそれに触れていこうと思います。
語源はテレビCM?
一昔前に文字が横に流れる某動画サイトやネット界隈でよく見られたこのフレーズですが、
語源は某入歯洗浄剤のCMで某みのも○たさんのセリフだったものが派生した、
という説が有力とのことです。
しかしこのセリフ、様々な場面において重要な心構えやテクニックであったりするのです。
営業力(商談力)
営業マンであれば商談において、自社商品の多数有る魅力を余すことなく全て伝えたい、と思ってしまうのは仕方ないことです。
なので賢い人は話が長くならないよう要点を箇条的にまとめ、
言葉数を最小にスリム化し、短時間で広く浅くスマートに説明することにこだわったりしますよね。
そして上手に説明し終え、
「スマートに決まった!俺、かっこいい!」
と自己評価満点といえる説明に満足し、その商談は失注…と、よくあるお話です。
商談に成功するためには相手に伝わりきっていなくてはならない各種前提や、顕在化させなくてはならない課題点、解決イメージがあったりします。
そこで、「繰り返し」の技術は必須です。
(例)
1回目:リスティング広告はクリック課金型の広告です。
2回目:クリック課金型なので、表示させるだけではお金がかからないんですよ。
3回目:この検索結果のここをポチーッと押したら、チャリンチャリーンって広告残高減っていくイメージですよクリック課金型って。
このように繰り返し、1回目と2回目の相手の相槌が「うん」「はい」で、
3回目に「あー そういうことね!」と言われると、
「あっぶね!念のため3回繰り返しといてよかったー」
という事になり、無事伝えきることが出来るということですね。
説明力
事務的な連絡事項についてはお話本編で1度伝え、そのお話の最後に「まとめ」として再度繰り返し伝えておいた方が安全です。
口頭であればさらにその後にメールでも同内容を伝えるとより伝わっている可能性が高まります。
人材教育
管理職の人であればマネージメント研修などで、新人育成のための学びのステップ(知る→分かる→出来る)のお話は有名所なので耳にしたことがあるかと思います。
理解してもらい、それを出来るようになってもらうためにも重要なポイントは
「繰り返し」伝えることが大切ですよね。
まとめ
ビジネスマンをやっていると社内、社外問わず「言った言わない論争」によく出会います。しかしそれは、結果的に言った証拠が出てきたとしても、伝わりきっていなかったという事実が問題なのであって言った側にも責任があります。
そのため、大切な事は最低でも2回は伝えましょう。
大切なことなのでもう一度言います。
大切な事は2回伝えましょう。