こんにちは、営業部の山方です。
今回は前回の『スマホ検索について考えてみた BtoC商材編』の続編です。
過去記事:http://quartet-communications.com/info/topics/24853
前回の結論としては
下調べはスマートフォン、検討過程でPCを使うことが想定される場合は
スマホも併せた出稿をおすすめしますと結びました。
今回はBtoB商材編、果たして結果どのようになるのでしょうか…
【ケース1.】企業展開支援
PCとスマホの入札単価調整比はスマホを-50%にしました。
企業にとって重要な判断が必要な場合、即決はまずあり得ませんので企業担当者向けにPCを中心とした配信設定になっています。
結果的にクリック数がPCに集中し、コンバージョンはPCによる獲得のみになりました。
【ケース2.】食品OEM
PCとスマホの入札単価調整比は変えていません
この商材の場合個人事業主などこれから起業を予定しているユーザーも想定されたからです。結果としてスマートフォンからのCVも見受けられました。
しかし、CV率で見るとPCの40%以下という結果になっています。
まとめ
管理画面上の成果として見た場合、BtoB商材の場合はやはりPCの方が圧倒的に成果に繋がり易いようです。しかしスマホからの成果もあったことを考慮するとCV最大化を目指す施策の場合、スマホ配信も考慮する必要がありそうですね。
法人ユーザーといっても一個人の集合体である以上、仕事熱心な方だと情報収集段階でスマホを活用されるケースも考えられます。特にケース2の場合、これから独立起業を目指す方からの検索も見込めるのでスマホ配信も有効なのかもしれません。
結論『BtoB商材の場合、限られた予算の中でCPA重視の運用を行う場合はPCのみの配信』
CV最大化が目的の場合や、個人事業主の方が対象の場合はスマホ配信を行ってみても面白いかもしれませんね。