運用者の皆様、日々の運用お疲れ様です。
今回は、今月から正式ローンチされたDFSAを使った分析を行ってみます。
DFSA(Demographic for Search Ads)とは
AdWordsの検索広告にGoogleのデモグラフィックデータを活用できる機能です。
関連記事はこちら。
案件概要
- 商材:介護用品
- 商圏:全国
- 配信デバイス:全デバイス
上記の案件について、実際に確認してみようと思います。
実際に活用してみた
・性別
クリック数では男性よりも女性の割合が多くなっています。
個人的には、不明と同数であることが意外に思いました。
・年齢別
18-24歳のCPAが悪いのは想定通りですが、最も需要のあると思われる35-64歳までのユーザーで
真ん中の45-54歳のCPAが割高になっています。
55-64歳はクリック率、CVRともに最も高いことから、介護用品に対する関心度の高さが窺えます。
35-44歳は55-64歳の子供世代でしょうか。両親に代わって介護用品を探しているのかもしれません。
問題の45-54歳ですが、介護用品を直接利用する世代ではなく、親世代も高齢過ぎて介護用品を必要としないのでしょうか。
不思議です。
いずれにしても、18-24歳を除外し、25-34歳、45-54歳を抑制すればCPAは改善できそうですね。
Googleアナリティクスで分析してみた
スマホユーザーの分布を見てみました。
概ね、先程の分布に近しい結果となっています。
特に気になるのは、45-54歳のCVRの低さですね。
スマホユーザーのCVRの低さが全体のCVRを押し下げていると見て良さそうです。
まとめ
如何でしたでしょうか。
実際の施策は実行しておりませんが、検索広告のデモグラフィックデータが閲覧できる、というのは、分析の幅が広がりそうです。
うまく付き合って、アカウントの改善に活かしていきたいですね。