リスティング広告 運用代行サービス|株式会社カルテットコミュニケーションズ|Yahoo広告/Google広告正規代理店

曜日・時間帯入札単価調整率との上手な付き合い方

公開日:
更新日:

【前置き】

日々の運用、お疲れ様です。

前回、スマートフォン入札単価調整率に関して、記事を書きました。

前回の記事:スマートフォン入札価格調整率はうまく使うと、そのアカウントはもっと良くなる?!

スマートフォン入札価格調整率を利用することによって、
効率よく、デバイス別の入札調整ができ、運用効果もよくなるというお話でした。

さて、今回は、「曜日・時間帯」でも、入札価格調整率を利用することができ、
かつ、運用効果にとっても、良い機能であるということを、実例を出して、
お話したいと思います。

【実例】

それでは、実例として、↓の画像をご覧ください。

CP別データ_修正

こちらは、Adwords管理画面の、とあるキャンペーンの、
過去30日間(週別で分割)のデータとなります。

赤枠で囲った部分をご確認いただければ、CVRが、12月2日の週から、
上昇していることがわかると思います(それに伴って、CPAも低下傾向です)。

このキャンペーンに対して、ちょうど12月2日より曜日・時間帯調整率を利用して、
調整・運用を行っています。

では、どのように調整を行っているのか、↓の画像をご覧ください。

時間帯別データ_修正

このキャンペーンに対して、過去の時間帯別のパフォーマンスを分析して、
以下のような曜日・時間帯に区切って、調整率を利用しています。

0:00~4:00 (調整率:-%利用)
4:00~9:00 (調整率:+%利用)
9:00~14:00 (調整率:0%利用)
14:00~21:00 (調整率:+%利用)
21:00~24:00 (調整率:0%利用)

この調整率の利用の仕方からお分かりいただけるかと思いますが、
過去の時間帯別のパフォーマンスを分析し、CPAが良好な時間帯と
CPAが高い時間帯があることがわかり、各時間帯に対して、
適切な調整率を利用しています。

つまり、+%を利用する時間帯に対しては、入札強化の時間帯として、
入札強化⇒掲載順位上昇⇒クリック増⇒コンバージョン増という現象が、
逆に、-%を利用している時間帯に対しては、入札抑制の時間帯として、
入札抑制⇒掲載順位低下⇒クリック減⇒無駄コストの減少・CPA最適化という現象が、
起こっているということです。

ちなみに、検証の為ということで、この曜日・時間帯調整率を利用してから、
それ以外の入札調整は行っておりません。

その為、今回のCVR上昇は、曜日・時間帯調整率を利用したことによる、
影響が大きいと考えています。

※注意※
なお、曜日・時間帯は、1つの曜日に対して、最大で6個しか、
スケジュールの区切りをつけることができないので、ご注意ください。

【まとめ】

多くのアカウントのリスティング広告運用を行う中で、業界・商材・
ターゲットユーザーなどなど、それぞれのアカウントが取り巻く環境によって、
パフォーマンスが良い時間帯・悪い時間帯があることを経験しています。

当然、同じ業界だからという理由で、パフォーマンスが良い時間帯・悪い時間帯が
重なることもあるかもしれませんが、100%同じということはほぼないと思っています。

その為、一度、データの棚卸ということで、時間帯別のデータを
確認・分析してみることをお勧め致します。

その分析結果から、この機能を活用すると、今よりもさらに、
効果的な運用ができると思いますので、是非とも試していただきたいと思います。

1営業日以内に返信いたします 広告の運用代行についてのお問い合わせはこちら
シェアする

ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。


リスティング広告の
情報をお届け

メルマガではリスティング広告に詳しくなれる記事を毎週一週間分まとめてお届けします。不定期にはなりますがリスティング広告に限らず、Web集客改善に繋がる資料もお送りしていきますので、興味のある方はぜひご登録ください。

同じカテゴリの最近の記事