皆様、こんにちは。
季節もお財布の中身も寒くなってきましたね。
今回は、Googleが10月9日に発表した「Google AdWords」で使用できる新指標「推定合計コンバージョン」についてお話していきます。
まだベータ版で、リリースは10月下旬から11月上旬です。
推定合計コンバージョンとは?
簡単にお答え致しますと、デバイスをまたいでコンバージョン計測ができる機能です。
簡単すぎる?
では、下記で詳しく説明をしていきます。
最近では、スマートフォンやタブレット、PCなど複数のデバイスを使い分けて使用するユーザーが増えています。
- スマートフォンで何か検索し、広告を踏みサイト内を閲覧する。
- 閲覧した情報を元にPC・タブレットで再度検索し購入する。※逆もしかり
このように、いずれかの端末で広告をクリックしたとしても、別の端末で実際に購入した場合、端末間のやり取りを判別できず広告効果の判定をするのが困難でした。
しかし、これら一連の流れを関連づけて数値として把握できるようになったのが「推定コンバージョン」という機能なのです。
注意点
・推定合計コンバージョン数に加算されるデバイスをまたいだコンバージョンは、現時点ではGoogle検索で発生する検索広告のトラフィックについてのみトラッキングが行われます。つまり検索向け AdSense、コンテンツ向け AdSense、ディスプレイ ネットワーク、あるいはその他の Google サービスでは、デバイスやブラウザをまたいだコンバージョンはトラッキングされません。
推定合計コンバージョンを使用するための条件
- AdWordsのコンバージョントラッキングを使用します。
- 検索を行うスマートフォンもPC・タブレットもGoogleにログインが必要です。
- デバイスをまたいだコンバージョンの推定件数が表示される可能性を高めるために、アカウントで毎日50件以上のコンバージョンを取得していなければいけません。
まとめ
今回の機能は、Googleログインによるクリック等の情報やクッキー等からデータを収集し実現しています。このデータの正確性は95%前後で信憑性があるとGoogleのエンジニアは仰っているようです。
このような、新機能がこれから少しずつ増えて来ると思いますのでうまく活用し運用に役立てていけたらと思います。