先月よりもCVを良くしよう
今回私は、とあるアカウントのCV数増加の謎にせまりたいと思います。
まずコチラをご覧ください。
コチラは4月1日~30日、5月1日~31日時の画像となります。
4月と5月で比べると5月のCV数が伸びているのがわかりますね。
では何故CV数が伸びたのでしょう?
CV数上昇の要因を探れ
熟練者なら表を見るだけでわかると思いますが、
実は、このアカウント5月1日~24日までは4月よりもCV数が20近く下回ってました。
つまりは、25日以降に何かをしたからCV数が上がったというわけですね。
《施策内容》
- CV数が多く取得できているもの中心に入札強化
ただこれだけです。
もちろん、入札強化前に下記内容を想定した上で入札強化を行いました。
まず、24日時点での比較として4月より5月の方が全体的に数値が下回っていました。
しかし!CTR、CVRはそんなに変わらなかったのです。
何が言いたいかというと、CTR,CVRが変わらないのであればインプレッションを増やしてあげれば次のようになるのではないかと考えました。
計算式として
■CTS=IMPxCTR CTRは変わらないので、IMPが増加するとCTSが増加します。
■CV =CTSxCVR CVRも変わらないので、CTSが増加するとCVが増加します。
入札強化 > 掲載順位(上昇) > インプレッション(増加) > クリック数(増加) > コンバージョン数(増加)
そして、以下のような結果がでました。
ぐいーんっと伸びましたね。
その後も、それなりにCVも取れ4月より5月の方がCV数が伸びたという結果になりました。
外的要因
CV数の増加が見込める要因はまだまだ有り、着目できる場所があります。
それは、管理画面ではなく実際に検索されて出る画面です。
広告文には、色々な訴求があります。
もし、競合サイトが同じような訴求でくればクリック数は減少しCV数も減少する可能性があります。
ただし、競合サイトが減った、もしくは訴求の差別化ができ自サイトにうまく誘導できた場合、クリック数の増加とCV数の増加も狙えるかもしれませんね。
まとめ
今回紹介したのは、ほんの一部の成功例ですがやり方や要因に対しての見方、視点によって解決策や打開策はたくさんあるということがわかりました。特に、視点というのは大事でどの立ち位置から見れるか?が重要となります。
さらにいうのであれば、今回成功したことが必ずしも次も成功するとは限らないということです。色々な視点や経験を積み、立派なリスティング運用者になりましょう!