こんにちは、営業部の山方です。
弊社はクライアント様から直接案件をお任せいただいている他にも、広告代理店様やHP制作会社様(弊社ではパートナー様とお呼びしております)の下請けとしてリスティング広告をお任せいただく事もあります。
今回は後者のパートナー様案件のお話です。
ご提案の際にはパートナー様から教えていただいた内容を元にご提案の方向性を決めております。
あくまで商材や商圏、価格帯などある程度情報がわかる場合という前提で、
さらに情報としてご共有いただければありがたいのが「出稿目的」「目的の背景」「目標値」の3つです。
出稿目的
まずリスティング広告を検討される場合、目的は必ずあると思います。
リスティング広告を活用する事が目的達成手段の1つとして考えられているからこそご提案に至った事と思います。
目的とは出稿の狙いの事ですね!
例えば「画像タイプの広告をやりたい」とクライアント様から相談を受けたとした場合、
なぜ、「画像タイプの広告をやりたい」と思ったかが気になりますよね。
質問したところ「画像の広告だと目立つから!」とご回答いただけたとします。
ではなぜ目立つ必要があるのかが気になってきますね。
「いや~もっと企業の名前を知って貰いたくて…」だったり、
「まだ、こんな便利な商品があるって事を知らない人が多いと思うんだよ」と狙いがわかります。
前者だと企業認知、後者だと商品認知や興味喚起が目的となりますよね。
目的の背景
ではなぜその目的に至ったのか…
背景の把握を行いながらネックになっている部分を知る必要があります。
例えば「まだ、こんな便利な商品があるって事を知らない人が多いと思うんだよ」とおっしゃっておられた場合でも、検索したら類似商品がたくさん出てくるとか、ブログなどで頻繁に紹介されている…なのに検索流入が少ないなど目的の根底を覆しかねない場合もあると思います。
この場合、しっかりHPへ誘導できるよう施策を講じる必要がありますよね!
背景をしっかり把握することで目的の妥当性、目標達成の現実性がわかってきます。
目標値
目的を達成できるのかできないのか数値的に判断する指標が目標値となります。
- ざっくりとした目標があるのか
- ハッキリとした目標があるか
- こちらからのご提案ベースなのか
ご提案段階はさまざまなケースがありますが、
出稿を検討いただく上で一番大切なのが目標値をしっかりと指し示す事です。
予め目標値をお持ちなのであればそれを実現するためにどれだけの予算が必要なのか指し示す必要がありますし、目標値がなければ想定される効果をお伝えする必要があります。
仮にハッキリとした目標値があった場合でも平均客単価・粗利率・LTV・成約への転換率などを考慮した上で妥当であるか否かも当然考慮する必要があります。
クライアント様の期待値と現実的な目標値に大きく違いがないか…
直接お話しができないため、提案側として特に把握しておく必要があると思います。
まとめ
プランニングや資料作成を代行させていただいている立場で申し上げれば、上記3つをご教示いただければクライアント様に刺さるご提案をする事ができます。パートナー様のお名前を借りてプランニングをお任せいただいている立場でもありますのでクライアント様のやりたい事をしっかり組んだご提案ができればステキだなと思っています。
直接お話しを伺う時は余談が多い、営業マン山方でした。