こんにちは!
商談先で弊社ライバル企業を紹介する事もある共存共栄松下先生崇拝精神の営業マン、山方です。
私は常日頃からクライアントと代理店のミスマッチを起こさないよう、自社特徴の説明は必要最低限に、代理店の選び方という大枠からアドバイスさせていただく事が多いのですが、中でも採用情報から選定するという手法はなかなか商談先からご好評いただくケースが多かったので今回はそちらをご紹介します。
さあ、リスティング広告業界採用情報(採用サイト)巡回開始
情報はマイナビさんやリクナビさんなどの新卒・中途などの大手ポータルサイトや、企業サイトの「採用情報」ページ、大手さんであれば採用サイトを保有していますのでそういった媒体を読み込んでいきましょう。
そしてそれらから気になるキーワード・フレーズをピックアップし、そこからその会社の風土、方針を想像してみましょう。
以下、ピックアップキーワードからの想像例と超個人的主観です。
※ピックアップキーワードも全て架空のものという前提で実在、不実在は定かではないものとします。
未経験者歓迎!元気と気合があるなら誰でも高収入狙える!系のフレーズ
パワフルかつ元気そうな営業マン(賞金ハンター)がたくさん居そうな会社だと想像できますね!
自社にWEB担当者を雇わないエネルギッシュなベンチャー社長様などの広告主様は、エネルギッシュなスタッフの多い代理店と波長が合う傾向がありますので、そういう場合にはこのような元気な代理店はオススメできます。
※運用面というより波長面ですが
◆上記ケースの類似フレーズ、類似コンテンツ
- モデル年収:25歳営業職600万、30歳シニアコンサルタント800万
- インセンティブ:ウン十万円
- 社長の経歴推し((例)起業前、外資系生保会社でトップセールス!など)
- 先輩社員の声というコンテンツがなぜか営業マンばかり
※上記のようなフレーズ・コンテンツが採用サイトに多い場合でもパワフルな業者さんであるケースが多そうです!(個人的に好き)
SEMオペレーター(アルバイト)大募集!
集客用コンテンツに「少額、低予算でも対応可!」をウリにしているのと同時に採用コンテンツにこのアルバイト系フレーズが載っている場合、本当に少額で発注すると…お察しの通りなのかもしれません。分かりませんが。
とはいえ低予算・低代行費でも請け負ってくれる代理店は希少だと思われますので、外注費をとにかく安く抑えたいという場合にはオススメできます。
もし広告主様側のWEB担当者のリスティングリテラシーが非常に高く、適切な分析、適切な指示が自分で出来てしまうのであれば、代理店を「作業代行業者」として活用し、手間の掛かる手作業を指示しまくってWEB担当者様の工数削減となり、良さそうです。
現在、SEMオペレーターは募集しておりません
ちょっとこの情報だけで想像するのは難がありますが、集客用のサイトコンテンツでは
「リスティング運用やります!問合せください!」
とゴリゴリなのに運用者を募集していない場合、
- リスティング広告とは別の事業に注力している
- 現人数で抱えられるところまで抱えてみようという限界に挑戦している最中
- お得意のリスティング外注先を抱えているから運用者を増やす必要が無い
- 高額ご予算の少数顧客とだけ密に取引していく方針
などの理由が考えられます。(想定理由がバラバラすぎますね)
やはりこの情報だけで決めつけてしまうのはオススメ出来ませんので、
この場合は直接お問合せなり行って詳しく会社のビジョンや方針などを確認した方が良さそうです。
さて、ここまで3つほど考察例をご紹介しましたが、採用サイト情報からどのような会社かを想像してみる要領は掴めてきましたでしょうか?
注意点ですが、これらはあくまで想像でしかありませんので、これだけで決めちゃうのも危険な場合があるという事も踏まえつつ、あくまで指標の一つとして役に立てばラッキー程度にお考えください。
まとめ
リスティング広告運用代行業は代理店ごとの代行費にそれほど大きな差がなく、
技術力については皆さん
「ウチ運用アツいっすヤバいっすマチガイナイっす!」
としか言いませんからなかなか選びづらいものです。
とはいえ10社も20社も呼んで話を聞くのは時間がかかりすぎるので、呼べても数社という事が大半ですよね。
今回の記事はそういった時に採用情報から何かを感じ取り、良さそうな会社(というより自社にマッチした会社)数十社を数社に絞り込むという手もありますよ、というお話でした。
以上、山方がお送りしました。