今日は、リスティング広告を運用する側ではなく、1人のインターネットユーザーの目線で、私が思わずクリックしたくなった広告を紹介します。ちなみに、今回はディスプレイネットワークの広告のみのお話です。
【補足】ざっくり言うと…
ディスプレイネットワークの広告=ブログや、まとめサイトの横に出てくる広告
ディスプレイネットワーク以外の広告=検索結果の画面に出てくる広告
また、今回のユーザー(私)の特徴は、「女性」「アラサー」「既婚」です。
今まさに、興味のある情報に関する広告が出るパターン
韓国料理が好きで、韓国料理のレシピを検索していると…
「ほっとコリア」という、韓国に関する情報サイトを発見!
このページの上部に表示された「日本最大韓国食品通販サイト 韓国市場」というバナー広告。今まさに、『韓国食材買いたいな~』と思っていたので、クリックしたくなりました。
運用者目線でのPOINT
商品やサービスと同じような情報があるサイトに、広告を出す。これは、ディスプレイネットワークで一番ポピュラーな設定方法ですね。
そう言えば…と、思い出した時に出てくる広告
明日の夕飯の献立を考えながら、なんとなくボーっとクックパッドを見ていると…
「GANZO FATHER’S DAY」と書かれたバナー広告を発見。『そう言えばもうすぐ、父の日じゃん。あ、GANZOって夫が好きなブランドのやつか。どれどれ…』と、ついクリックしたくなりました。
運用者目線でのPOINT
おそらく、過去、GANZOの公式サイトを訪問したことがあり、この広告主はリマーケティング(昔サイトに来たユーザーを追いかける広告)の設定をしていたのでしょう。父の日やクリスマスなど、プレゼントを買う時期に仕掛ける、いい広告ですね。
何度も何度も表示されるから…
NAVERまとめで、色々な記事を読んでいると…
「高島屋のお中元」のバナー広告が目に入りました。まだお中元の手配はしていませんが、どのサイトで注文するかは決めていたので、この広告はスルーしました。
ところが…
また高島屋の広告が出てきたのです!
しかも、お菓子の種類が先ほどの広告とは少し変わっていて、なんだか美味しそう!思わずクリックしたくなりました。
運用者目線でのPOINT
あまりしつこく広告を表示させると、ユーザーに不快感を与えてしまうこともありますが、今回の様に何パターンか写真を用意してみる…など、工夫次第でクリックに繋がることもあるかもしれません。
何故か気になってクリックしたくなる広告
今見ているサイトや、それまで検索していた言葉とは全く関係のない広告でも、「お!」と目に留まりクリックしたくなることがあります。
例えば…
「頭が冴えてくる実感」って、いいキャッチコピーですよね。
他には…
こんなに大きくハッキリと「イケメン」と書かれると、クリックせざるを得ません。
【番外編】(私は)全くクリックする気にならない広告
今回の記事を書くにあたり、色々なバナー広告を見ましたが、全く興味のない広告が何度も表示されました。
「NISA」や「FX」など、私とはあまり関係のないような広告です。う~ん。
運用者目線でのPOINT
おそらくこれは、自宅にあるPCを私と夫で共有しているのが原因です。きっと、私の知らないうちに、NISAやFXに関するサイトを夫が見ていたのでしょう。
ディスプレイネットワーク広告の配信先を決める条件は、PCの持つ履歴が重要になるため、今回の様に、家族で1台のPCを共有している場合には、本人には全く関係のない広告が出てしまう事があるのも事実です。
まとめ
普段ついついクリックしている広告も、無意識とは言え、何かしら理由があってクリックしている事が多いようです。広告を出す側は、どんなユーザーに広告を見せたいのか、どんな場面で広告が表示されるとクリックされやすいのか、をじっくり考えると沢山のクリックを集められそうですね!