ついに夏本番ですね。
美白に関して時すでに遅し感が否めない手呂内です。
最近はどの報道番組でも、先日の参議院選挙や、これから行われる都知事選について取り上げられてますね。有権者のみなさん、きちんと投票に行かれましたでしょうか。昨年6月に改正公職選挙法が成立し、今回の参院選から選挙権が20歳から18歳に引き下げられたことで、若い世代にも政治への関与を求められてきています。
そこで今回は、選挙におけるwebプロモーションの概要と事例をご紹介します。
選挙におけるwebプロモーション施策
若者が選挙で投票できるようになったことで、政党側のプロモーションも若者を意識したものが多くなったように思われます。例えば、SNSによる情報発信。政党はそれぞれTwitterの広報用公式アカウントを持っており、情報発信の場として活用しています。
インターネット選挙運動が2013年に解禁されて、様々なプロモーションが可能になったわけですが、その中にも以下のような規制が存在します。
・候補者個人の広告配信は認められない
・バナー広告の利用は、政党が行う政治活動に限って認められる
・広告の配信が行えるのは政治活動に限ってであり、選挙運動には使用できない
選挙運動でできること・できないことの詳細は、以下の弊社過去記事をご覧ください。
インターネット選挙運動解禁で『できること』『ダメなこと』を把握しておこう《リスティング広告》https://quartet-communications.com/info/listing/market/11800
選挙プロモーション・選挙企画の事例
Twitter「政党と話そう」企画の開催
6月23~30日に、各政党に直接質問ができるイベントが開かれました。ユーザーが前もって
ハッシュタグをつけて質問ツイートを行い、それに対し政党の担当者が生配信で回答するというものです。
投票率が伸び悩む中で、有権者の当事者意識を芽生えさせる狙いでスタートさせた企画だと思われます。ユーザーからは政党に対してかなり鋭い質問が多数寄せられたようです。
政党の回答次第では、政策を知ってもらえるチャンスにもなりえますね。
Twitter広告を利用した有料プロモーション
政党の公式アカウントのTwitter広告を配信することで、政党そのものの認知を拡大させています。
Twitterアプリインストール広告
自民党公式ゲームアプリのプロモーションです。
安倍首相があべぴょんというキャラクターになってますね。親近感を持ってもらうための施策なのでしょうか。
プロモトレンド
プロモトレンドは1日1社限定で、日本時間の0時~24時の間ずっと表示させ続けて420万円となっています。
プロモトレンドが表示されるTwitterユーザーの条件は以下の通り。
・全てのTwitterユーザー
・広告は24時間限定
プロモトレンドをクリックすると、キーワードやハッシュタグの検索結果ページと、広告主のツイートが表示されます。
こちらは民進党が活用しておりました。広告費が膨大であることから、批判も相次いだようですね。
動画広告でのプロモーション
YouTube内に配信できるTrueView動画広告も活用していました。
上の画像は自民党のプロモーションです。選挙当日の選挙活動は禁止されていますが、当日もそのままプロモーションを続けていたようで批判もあったようです。
選挙プロモーションは難しいですね・・・。
まとめ
少し前まで選挙といえば、選挙カーで家の周りをぐるぐる回ったり、街頭演説を行うという宣伝方法が主流でした。ネット選挙が解禁された現在、政党も様々なプロモーションに挑戦しているようですね。国民に興味を持ってもらい政策も知ってもらうためには、政党もプロモーションに力を入れなくてはならない時代なのかもしれません。
次回の選挙は、7月末に行われる都知事選ですね。有権者のみなさん、忘れずに選挙にいきましょうね。