春と言えば、新しい何かに出会える季節ですね。
前座はさておき、皆さまこんにちは。
今日は皆様が知ってそうで知らない、でも知ってるような部分一致拡張についてお話してまいります。
部分一致拡張って?
こちらは皆様ご存じ通り、設定したキーワードに類似したキーワードやGoogleやYahooの認識的に同じカテゴリだと判断したキーワードに変化することです。
(例)
【設定キーワード】 ⇒ リンゴ
- 設定したキーワードに類似したキーワード
⇒ アップル、apple、果物、椎名林檎など、
- G,Yの認識的に同じカテゴリだと判断したキーワード
⇒ サンフジ、果樹園、カリウム、さくらんぼ
※上記キーワードがりんごに深く関係すると判断された場合。
極端な話、リンゴという名前の車が日産から売り出されて認知が広まった場合に、リンゴという設定で「日産」が出る可能性があります。怖いですね。
クエリが広がりやすい部分一致拡張なので、除外設定はすごく大事になりますね。
部分一致拡張による色んな変化
部分一致で設定したキーワードの入札価格を変えたら表示回数がすごく伸びた!すごく減った!っていう経験がございませんでしょうか。
「え?掲載順位があがるんだから損失率が下がって表示される回数増えるんじゃ?」
→おしいですね。
確かに上記でも増える機会があるとは思いますが、すごく伸びることはないと思います。
では入札価格を変えたことでどうして表示回数が変化したのか!?
それは、入札価格により部分一致拡張したキーワードが増えたからです。
下記の図をご参照ください。
この様にして、入札価格が上がった事により部分一致拡張の幅が広がり出てくるクエリが増えたり逆に下がるとクエリが減ったりすることで表示回数が変動していたんですね。
※相場というのは、その都度変わってきますのでこちらはあくまで例としています。
※さらに、掲載順位を加味すれば入札価格400円の時にでるクエリは、入札価格200円の時にも出る可能性はあります。
まとめ
普段何気なく使っている部分一致は、調整一つで色んな変化を起こす荒くれ者のような存在です。
この荒くれ者をうまく調教して真っ当な道に進ませる・・・、もとい良い存在にしていくのもリスティング運用者の腕次第です。
ドキっとした貴方、早々に部分一致を見直した方がよいのかもしれませんよ?