皆さんこんにちは、YouTubeでいろいろなクリエイターのチャンネルを登録しすぎてカオス化している営業マン小野です。
2020年はステイホームの影響か、活躍の場をテレビからYouTubeへ移した芸人・タレント・俳優の方が多かったですね。自分も比較的YouTubeで動画を見ますが、閲覧するチャンネルの傾向がここ1年でガラッと変わりました。テレビ番組の制作会社さんがYouTubeでも動画を制作するようになり、動画のクオリティも全体的に上がっていると感じます。
非常に活気づいているYouTubeですが、ふと広告媒体社も動画を出しているのか気になりましたので、各社調べてみました。
Yahoo!広告 公式チャンネル
- チャンネル登録者数:1,110人(2021年2月16日現在)
- 動画本数:59本(2021年2月16日現在)
チャンネル作成自体は2012年頃ですが、動画を上げ始めたのはここ1~2年のようです。初期のアップロード動画は広告の成功事例動画などが多い印象ですが、徐々に運用のハウツー動画も増えてきています。
最近ではヤフー株式会社MS統括本部の新卒2年目、山口創一朗氏がYouTube専任のセミナー講師として広告文の作り方や、キーワードの探し方などの動画を精力的に上げています。
動画のターゲットも、現役バリバリの運用者ではなく、これから運用を始めてみようと考えている方や、広告の入門的な情報を探している方向けに、押さえるべき重要なポイントを分かりやすく数分の動画に纏めてくれています。
Google広告 公式チャンネル
- チャンネル登録者数:5,270人(2021年2月16日現在)
- 動画本数:86本(2021年2月16日現在)
Google広告の公式チャンネルですが、アップロードしている動画はどちらかというとGoogle広告のヘルプを動画化したような印象です。英語音声の動画+日本語字幕という形式の動画も混在しているので、日本向けの内容として最適化されていない動画もチラホラありますが、動きがある分ヘルプページを読むよりは理解しやすくなっていると思います。
動画の内容もお堅い雰囲気のものが多く、eラーニング色が強い印象です。
良くも悪くもGoogleらしいテイストと言えます。
ちなみに英語版のGoogle Adsチャンネルも存在します。こちらはチャンネル登録者数39万人、累計368本の動画が上がっています。こちらは基本は英語音声で、英語字幕しかない動画もありますが、一部日本語タイトル、日本語字幕に対応している動画もあります。登録者数、再生回数は圧倒的にこちらのチャンネルの方が多いですね。
LINE for Business[JP]
- チャンネル登録者数:960人(2021年2月16日現在)
- 動画本数:50本(2021年2月16日現在)
こちらのチャンネルでは、LINE広告のアカウント作成方法や活用事例、特別セミナーの動画などを公開しています。セミナーの内容はLINEを利用したDX推進や、地方企業のデジタルシフト戦略など比較的旬な話題を取り上げたりもしています。
特に店舗ビジネス系の活用事例については参考になる部分が多いのではないでしょうか。
LINE広告については出稿までのフローが比較的簡単ですので、出稿までは公式チャンネル内の動画でカバーできていますが、逆に運用後のノウハウについてのコンテンツは少ないので、運用上のテクニック等を調べている方は公式チャンネルではなく他のチャンネルや、媒体資料などで確認した方が良いです。
まとめ
残念ながらFacebook広告、Instagram広告、Twitter広告などその他SNS広告についての公式チャンネルは見つける事が出来ませんでした。
既に公式チャンネルがある媒体については、企業スタンスが動画のテイストに表れており、それぞれ特徴があって面白いですね。とはいえ各チャンネルはまだまだ登録者数が少ないので、今登録すれば古参を名乗れるかもしれません。(笑)
広告に携わる人間として、各媒体社が動画で質のいいコンテンツを提供してくれる事は非常にウェルカムですので、今後の更新に期待ですね。
おまけ
YouTubeがサービスを開始して今年で16年。YouTubeで最初の動画は、2005年4月24日にアップロードされた以下の動画です。