日本ではここ最近facebookが大流行(の兆し?)しています。確かに世界で最も大きなSNSであることは間違いありません。しかしながらアメリカではfacebookのトラフィックを抜き去ったSNSがあります。それがStumbleUponです。
以下のグラフは全SNSアクセスのシェアの比率の推移です。(starcounter調べ)
グラフを見て分かるとおり、日本で少し前まで大騒ぎだったtwitterはSNS全体の10%ほどに過ぎません。facebookはここ最近で急激にシェアを伸ばしましたが、急激にシェアを落としつつあります。注目すべきはStumbleUpon。facebookのシェアを抜き去っています。
さて、そのStumbleUponとはどんなサイトかというと、SBM(ソーシャルブックマーク)とSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の中間のようなサイトです。
特徴をまとめると以下のようなサイトです
- SBM機能とSNS機能を持ち合わせている
- ボタンひとつで趣向の似た人のお勧めサイトをランダム表示
- 『人』ではなく『リンク』でつながる
他のSBMがローカルのブックマークをオンラインで管理すると言う機能がメインなのに対し、StumbleUponは「stumble!ボタン」を押すとランダムにあなたと趣向の似た人がお勧めするサイトをランダム表示してくれます。それに対してあなたも評価をつけることで、あなたと趣向の似た人にサイトを紹介することができます。
SNSが人でつながっていくのに対し、StumbleUponは趣味とリンクありきでつながっていきます。そのリンクを勧めてくれている人がこんな人だよ、という風に人に出会う感じでしょうか。
つまりは究極のひまつぶしサイトですね。あなたと似た人のお勧めサイトをずーっと見て回ることができます。さらにあなたが出てきたサイトに、[I like]などのアクションを起こすことでお勧めサイトの精度は使えば使うほど上がっていくようです。興味があればぜひ・・・とはいえやって見るとわかるのですが、アメリカでのシェアが高すぎるためお勧めサイトがほぼ英語サイトなのでまだ日本で実用は難しいかもしれません。(英語の得意なあなたなら大丈夫かもしれません)
日本でもtwitterがちょっと前まで騒がれていたのに、facebookが出てからtwitterの話をめっきり聞かなくなりましたね。Ustreamもmyspaceもそんなにはやってないし。流れについていきつつ全体の流れを見ないと時代においていかれますね。