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2019/12/05

【Googleネタ】自然言語処理技術”BERT”がGoogle検索技術に導入


こんにちは。運用者の上地です。先日、Googleさんの新社屋で開催された、セミナーに参加しました。弊社社長の堤も登壇し、業務効率をAIやGoogleAPIなど様々な観点から改善していこう、という趣旨で非常に多くの刺激を受けることが出来ました。また、最近移転したばかりの新社屋を見ることもでき、ホクホクでした。
さて、少し話題としては古いですが、今回は10月末にGoogleが検索技術に導入したBERTについて、リスティング広告などにもたらす影響なども妄想しつつ記載していきます。

そもそもBERTとは

BERTは2018年にGoogleが開発・発表した自然言語処理技術です。パッと「自然言語処理技術です」と言ってもわかりづらいですが、分解していくことである程度理解できるかと思われます。

自然言語

自然言語とは人間が日常の意思疎通を図るために発する言語、会話の事、といえば一番わかり易いでしょう。この自然言語には、普段の会話のように規則性のないもの、が含まれると認識しておけばわかりやすいかと思われます。難しく考える必要はなく、ようするに普段の会話に使われるフリーな言語です。ここには文脈理解なども含まれます。こういった自然言語をコンピュータやAIに処理(理解)させる一連の技術を自然言語処理技術といいます。

BERTって何がすごいの

BERTの最大の特徴としては、「文脈理解が出来るようになった」ところにあります。広告を運用している方々なら実感したことも多々あるかと思いますが、従来型の検索アルゴリズムでは文脈が理解できていませんでした。この文脈理解について、こちらの例として、説明会で実際にGoogleが披露した従来の検索アルゴリズムと、BERTを使ったアルゴリズムでは以下のように全く異なる検索結果を示しました。

”グーグルはBERTのパワーについて、「Parking on hill with no curb(縁石のない丘に駐車)」という検索ワードを例にとって説明した。現行の検索アルゴリズムでこの検索ワードを入れると、「縁石のある丘」を検索しているかのような結果が出る。しかし、BERTを使用したヴァージョンでは、道路の脇に車輪を向けるように運転手にアドヴァイスするページがハイライトされるという。”

”「2019 brazil traveler to usa need a visa(2019年 米国へのブラジル旅行者 ヴィザは必要)」という検索フレーズも例に出た。人間にとっては、米国に向かうブラジル人に必要なものを検索していることが明白だが、BERT以前のGoogle 検索では、重要な「to(へ)」を取り違え、「ブラジルに旅行する米国人」についての記事を結果のトップに表示していた。しかしBERTにより、検索エンジンは北に向かうブラジル人に必要なものに関するページを正しく表示できた。”

引用:Googleの検索エンジンに「過去5年で最大の飛躍」。新たな言語処理モデル「BERT」の秘密(WIRED)

言葉では伝わりにくいかもしれませんが、例を出して文字に起こすと、「文脈を理解している」ことがわかっていただけるかと思います。

ネタ:広告に関わること

最近音声でスマホやスマートスピーカーなどを動かす機会も多くなりましたね。広告で言うと、運用者の方々もクエリで「〇〇 の △△ を ■ ■ した い けど どうしたら いい」など明らかに口語かつ、OK,Googleしたでしょ!というようなものに少なからず出会った事があるかと思います。私も「なぜそのクエリを拾ったんだ…」とうなだれながら除外登録をすることもしばしば…。BERTの文脈理解が検索広告でも大いに活躍するようになった場合、どのような変化が起きるか、希望も込めて予測してみました。
※あくまで個人的な想像と予測が混じっているので、この通りになるとは限りません。

ペットグッズ案件

「犬 の 餌 に 玉ねぎ は 駄目 です か」

「犬 餌」(絞り込み部分一致)か「犬の餌」(フレーズ一致)にかかったものと思われますが、これでペットグッズの広告が出てしまいます。これがBERTでの検索になると、ペットグッズの広告は出ないようになるのではないかと想定しております。ちなみにここまで詳細が載っているクエリだと、自然検索ではしっかりと「犬に玉ねぎは絶対ダメ!」というページが表示されています。

ローン案件

「住宅 ローン 支払い 苦しい どう したら いい」

住宅ローンを組むユーザーを探しているのに、すでに組んじゃってて、しかも苦しい人が流れ込んでしまっています。基本的に借り換えのものが出るようになってほしいですが、文脈と商材のマッチ度をある程度BERTで文脈判別をして、新規ユーザーを狙っている広告より借り換えの訴求が優先的に出るようになってほしいですね。

他にも色々と探してみましたが、検索結果にしろ弊社運用者にしろ、そこまで変なクエリを拾っておらず、日本の運用者、構築から除外までやっぱりこまめだなぁ…と改めて痛感しました。

まとめ

スマホが世間に浸透して、確実に検索は日常と化しました。更に音声検索が一般化して世界中の検索は常に新しいクエリであふれかえるようになりました。BERTの導入によって、Google検索はユーザーの検索意図を更に深く読み取れるようになっていきます。BERTは日本ではまだ一部を除いて未実装ですが、僕がこのリスティング広告において一番のメリットだと思っている「必要な人に必要な広告を出せる広告媒体」という部分が更に加速していくことと思っております。

ブログ記事の中で広告運用の事例をご紹介することがありますが、実際の事例を一部加工した内容となっておりますのでご留意ください。

また、2018年7月24日よりGoogle AdWordsはGoogle広告に名称変更されました。それ以前の記事に関してはGoogle AdWordsと表記されておりますのでご了承ください。




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