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【働き方改革】午前休のススメ

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こんにちは。東京五輪チケット締め切り日に慌てて抽選エントリーしまくったは良いがたくさん当選してしまうとウン万円の高額出費という事でビビリ始め今では1枚だけ当選して他は全て落選してほしいと切に願っている営業マン、北野です。

さて、今回は人気の無い午前休を体験してみたところ、思いのほか「これはアリだ!」と感じたので啓蒙を含めてご紹介します。

なぜ午後休の方が人気なのか?

それは午前の勤務時間と午後の勤務時間では午後の勤務時間の方が長い会社が多く、午後出社はお昼休み明けの時刻から勤務としている会社が多いためです。

(例)勤務時間 9:00~18:00 昼休憩12:00~13:00の会社の場合

午前休:9:00~12:00の3時間が半休の対象
午後休:13:00~18:00の5時間が半休の対象

上記どちらでも残有給日数が0.5日消化されます。お得感でいうと午後休の方がお得ですよね。

均等じゃないとは不公平だ!是正を要求したい!

落ち着ついてください!そもそも労働基準法上では半休という義務も概念もありません。半休の存在そのものが任意なのです。

つまり半休というのは、企業側が良かれと思ってライフワークバランスや福利厚生として導入してくれている云わば優しさ、存在自体がバファ〇ンのようなものなのでまずはありがたく恩恵を享受しましょう。

生じる疑問

さて、ここで本題に入っていきます。各企業はどうだろうと小一時間ほど調べまくった(検索した)結果、

”ウチの会社は下記のように均等ですよー”

午前勤務:9:00~14:00(実働4時間、お昼休憩1時間)
午後勤務:14:00~18:00(実働4時間)

という上記のような均等配分の会社の情報が記載されているような記事、トピック、コメント、各種WEBコンテンツはほとんど見当たりませんでした。逆に、午後休がお得!というコンテンツは多数散見されました。

やはりほとんどの企業がお昼休憩を区切りに設定し午後休が長めであると想定されます。

なぜなのか?

やはり何かしらこの体系そのもの、または短時間だから損だと思われる午前休にもメリットがあるに違いない!という事で本記事のタイトルになります。

午前休を体験してメリットを考察してみた

さて、そういう訳でさっそく午前休を体験してみました。

行動記録

  • 8:00~9:30:普段より2~3時間遅くした目覚まし時計にてゆったり起床。優雅にコーヒーをすすりながらニュースを見ながらくつろぐ。
  • 9:30:やることが無くなりお風呂に入る。
  • 10:00:やることが無くなりもう会社に向かおうと決意して支度する。
  • 11:30:勤務地に到着し、普段混んで入れない人気ランチのお店でゆっくりと1時間食事。食後にコーヒーとデザートも注文してみちゃったりしてゆったり過ごす。
  • 12:45:出社してコーヒーをすする。
  • 13:00:稼働開始

…結果

出社してPC立ち上げてメール(背景は白)を起動してすぐに午前休の破壊力を体感しました。

「…文字が、光ってる?眩しい!世界が…明るい!」

目から入ってくる光の量が普段と全然違うため、慌ててモニタをECOモード(暗め)に切り替えました。(体が軽い!こんな幸せな気持ちで仕事出来るなんて初めて。。。もう何も怖くない!ティロ=フィナーレ!!)

さらに超常現象は続きます。

「目に入った文字と同時進行で脳内で提案(回答)が浮かび上がってくる!?」

文字を読まなくても視るだけで理解されて同時に回答となる提案内容までサクサクと頭に浮かんできました。自分の頭のCPUとメモリがブーストしたようです。

さらに続きます

「お電話かわりました〇〇です。ペラペラペーラ、ペラペラペーラ」
(し、舌が!?普段より舌が回って滑舌が良い!?)

その日は結果として普段8時間勤務でこなしていたタスクを午後出社だけで同量を消化する事が出来ました。

これまで学んできた5分~10分の時短テクや、タスク管理力とは何だったのか。(午前休がこんなに素晴らしいことを知らなかったなんて、あたしってほんと馬鹿っ!)

午前は働かないという手法だけで作業時間が3時間短縮してしまう可能性も出てきました。
※注:職種にもよる

どうしてこんな現象が起きるのか考察

午前中にコーヒーを3杯飲んだから、ではありません。

発覚した新事実

都心で働くビジネスマンは思ったより疲れている(自覚が無くとも)

上記結論へと行きつきました。もしかしたら我々(都会勤務ビジネスマン)は

最も交通機関の速度が遅く最も混雑している時間帯に、
最も人口が集中する都会エリアに集まる出勤行為というお金を生まないプロセス
にて、1日の体力の大半を使い切り、始業時間を残体力10%とかで迎えているのかもしれません。

今回午前休によって得られた快適DAYの要因は一体何なのか、プロセスから洗い出してみました。

  • 朝の秒単位で最適化された無駄の無さすぎる支度を回避(心の余裕)
  • 血行不良を回避(朝風呂)
  • 満員電車を回避(無理な体制による筋肉痛、血行不良、ストレス)
  • 睡眠不足を回避(体調に影響を与えない自覚の無い睡眠不足)
  • 午前中まるまる、心拍数・血圧が上がるような細々した出来事全回避

おそらくこんなカンジでしょうか。
わずか3時間の有給ではありますが、その恩恵は5時間の午後休に負けていません。ほとんどの企業が午前休と午後休を均等にしないのも頷けます。体力を蝕む各種弊害を回避出来るのですから、この3時間には午後休と同等かそれ以上の価値があると感じます。

素晴らしいぞ!午前休!!

どんな人に向いているか?

午前休の効果効能が分かったところで、次は午前休が向いている人物像(ユーザーペルソナ)をまとめてみます。

  • 働き盛りのM/F1~M/F2層(20~49歳)
  • 毎日コーヒーを飲んでいる
  • 毎日レッドブルを飲んでいる
  • 毎日モンスターを飲んでいる
  • 毎日リポDを飲んでいる
  • キューピーコーワゴールドに手を出しはじめる
  • 気合を入れるためににんにく注射を定期的に打っている
  • 有給は使いたいけれど仕事がたまるのが怖い
  • 過去、有給活用した旅行周期は年1回以下
  • 気づくと有給が2年満期で消滅している
  • いつか一人旅をしたいと思っている
  • パワースポット巡りや自分探しに興味が出てきた

上記のようなあなた!あなたには午前休が向いてます。仕事もさほど蓄積しませんので安心して取得しましょう。

それでも午後休の方がお得…というあなた!あなたはさほど疲れていません。早起きして登山や釣りに出かけて始業時間に間に合わせるエクストリーム出社の方が向いていると思われます。アラフォーに差し掛かった時にでも本記事を思い出して下さい!

※文章量が多くなってしまったのでエクストリーム出社とは?については割愛します。各自ググっていただけますと幸いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。フレックスや時間単位年休なども流行っているかと思いますが、こういった考え方の進化系なのかもしれません。仕事の成果量にさほど影響を与えずして取得できるお休みがこれからも普及していく社会になっていくと良いですね。

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