こんにちは。営業部の北野です。
春の暖かさが身に染みる今日このごろ。GWが明けたらすぐにあの季節がやってきます。そう、梅雨です。梅雨といえば傘。新社会人の皆さんはビジネスマンとしてのマイ傘スタイルは確立しましたか?
今回はまだ自分の傘スタイルが確立してないという新社会人向けに傘リテラシーが高まるような情報をお届けできればと思います。
世界での主流は折りたたみ傘
世界の主流では折りたたみ傘、ノーマル長傘、ビニール傘、ささないの四択(1つのみ選択)にて、世界35ヵ国においては「折りたたみ傘」を選択される方が55%と、傘の半数以上が折りたたみ傘であるようです。ちなみに日本では折りたたみ傘を選択したのは21%らしく、世界の主流と外れているようです。
コンビニ、100均(300均)店の多さが影響しているのかもしれませんね。
ビジネスマンなら折りたたみ傘こそ至高
世界主流や流行などは一旦置いて、あらゆる側面から主観的に考察してみた結果、折りたたみ傘こそ至高だという結論にたどり着きました。やはり世界の判断は正しかった。。
以下、考察の詳細です。
利便性(携帯性)
鞄にすっぽり入ります。雨が降っていない時の携帯性としては折りたたみ傘は最強です。そして常に持ち歩く事を習慣にする事で突発的な雨にも対応可能です。
外観
様々なデザインの折りたたみ傘があるので問題ありません。
100均~300均の短くて細くて骨が少なくてすぐ壊れる300円以下ビニール傘は見た目としての印象的にもあまりよろしくなさそうなので、社会人になるのと同時にこういったものは卒業して折りたたみ傘にしたほうが良さそうです。
コスト
本体コストもモノによりますがそれほど高価ではないので折りたたみ傘で問題ありません。何より、多少高価な折りたたみ傘を買ったとしても、格安ビニール傘と比較して盗まれづらい、傘立てで誤って他人の物と入れ替わりづらいというメリットがあり、数年単位のコストで見たらちょっと高めの折りたたみ傘の方が安くつく事も多々あります。つまり多少高い折りたたみ傘を購入してもコスパが良いという事です。
前編まとめ
いかがでしたでしょうか。
折りたたみ傘を食わず嫌いしている方がいらっしゃればこれを機に今年の梅雨は折りたたみ傘を試してみてはいかがでしょうか。使ってみてやっぱり合わないということであれば仕方がありませんが、想像以上に便利だ、と気づくことができるかもしれませんよ。
ちなみに私は色々試した結果、実体験に基づいて折りたたみ傘をやめました!
理由としては長くなるので後編に続きます。
世の中には「傘はサイズこそ重要」というニーズが確実に存在する
私を含めてですが、折りたたみであろうがノーマル傘であろうが、70cm(直径140cm以下は買わない!)という派閥が存在します。おそらくマイノリティにはなるかと思いますが、この数年でコンビニ傘で70cmサイズが販売されるケースが増えている事からもこのサイズ至上主義ニーズは私以外にも確実に存在しているといえるでしょう。(ソースは社会人経験10年オーバー、転職2回以上の私調べ)
サイズ勢の人はなぜ傘にサイズを求めるのか?
まず第一に「あまり濡れない」という傘本来の目的でもある最強の優位性があげられます。
小さな傘では身長が高い人、どちらかというとワガママボディ寄りな人であれば、傘をさしていても横風に乗った雨に少なからず被弾する事態となってしまいます。
その被弾面積が膝から下になるのか、足首から下になるのか、靴のみとなるのか、リュック派の人であればリュックの保護が出来るか出来ないのかなど、運命の別れ道は傘のサイズなのです。
折りたたみじゃ本当にダメなのか?
70cmというのが絶対に譲れない前提条件の場合、確かに探せば70cm折りたたみ傘は存在します。私もいくつか購入しては試しました。
しかしながら結果として、看過できぬ致命的な問題があり本格導入は断念することになりました。
それは、「超絶重い!」という問題です。
正確には重いというより重さの体感が上がるイメージなのですが、たたんでいる状態の時に総重量はそのままにコンパクトになることで、バッグに入れた時に下に向かう圧が増してより重く感じる(よりバッグ内の一部分に負荷がかかる)のです。
そもそも折りたたみ傘の利便性を最大限実感するためには雨が降っていない時にバッグ内に常備している必要があります。常に持ち歩いているからこそ、突然雨に襲われた時にありがたみを感じて満足できることが前提ですので、「常に持ち歩く+重い」という問題は我々サイズ重視派として致命的な問題でした。
長傘ではそういったストレスを感じたことがないため、結論として折りたたみという選択肢が自分の中で消えてしまったのです。
突然ですがここでマイベストオブザコンビニ傘を大公開!
ここで、私が愛用しているコンビニ傘の精鋭TOP2をご紹介します!
もちろんサイズは70cmというのが前提です。
第二位:ワンタッチジャンプビニール傘70cm(ファミリーマート様)
これ、すごく良いです。2019年4月現在だとファミリーマート様ではこの傘を主軸に販売しているので、おそらく見かけた方は多いでしょう。この傘のサイズ以外の利点としてはビニールの透過性です。
本記事前半にて日本だけ折りたたみ傘のシェアが悪いというデータがありましたが、おそらく調査サンプルは東京のユーザーが多かったのでは、と推測しています。
東京は人口密度が高すぎて人との接触事故率が高く歩くのが困難です。そういった地域では透過性のない傘は危険だったりします。それが折りたたみ傘が普及しない要因の一つになっているではないでしょうか。
第一位:セブンライフスタイル 風に強いワンタッチ長傘 70cm
もう私の知る限りでの最高最強の傘がコチラです。
2016年に発売しましたが私は年に1本ペースで購入しており、幾度となく台風も乗り越えましたが1度も壊れることもなく自宅に3本ストック中です。特に布教活動などはしていませんが、当社東京支店長もこの傘を数本保有しているらしいです。
何が良いってその耐久性が素晴らしいのは言わずもがな、洗練されたデザインも素晴らしいのです。個人的に好きなのはワンタッチボタン。このボタンが凹凸の無いフラットなボタンで渋いんです。マジイケメン。
それもそのハズ、数々の大企業、有名人、施設のロゴやサイト、ブランディングをプロデュースしている佐藤可士和さんプロデュースとのこと。(この記事を書きながら私も今知りました。)
そしてこの商品はグッドデザインアワードにて受賞もしているようです。
グッドデザインアワード2016
商品プレゼン動画もありましたので興味のある方はご確認下さい。
番外編:傘マーケット新興勢力
ローソンさんについては傘のシェアリングサービスに参入したようです。車やタクシーのシェアリングサービスや相乗りサービスが盛り上がっている昨今ですが、次は傘に来るとは…。
アイカサ:https://i-kasa.com/
ぜひ試してみようと思います。
真・まとめ
いかがでしたでしょうか。
本記事が新社会人の皆様の傘スタイル確立に貢献できていれば幸いです。
そしてメーカーさん!超軽量で70cmの折りたたみ傘の開発に成功するとニッチではありますが一定のシェアを獲れると思いますよ。少なくとも私は全力で2本は確実に買います。欲しいです。宜しくお願いいたします。
それでは皆さん、来るべき梅雨に備えて良き傘ライフを!