世の中にはいろいろなビジネスがあって、いろいろな商材があります。ただそのビジネスごとに、単価が違い、成約までの期間も違ってきます。
その成約までの期間をリードタイムと言います。
前回の記事にも書きましたが、商品単価によって成約までの期間は大きく変わります。それに加えて単価だけでなく、商品の性質で期間が長くなる場合もあります。
例えば、月額課金のもの。初期投資は大きくなくてもずっと払うと思うと、トータルでいくらと考えて大きな金額になるとも考えますが、長く付き合って行くのにこの人でいいかな?という気持ちも働き、しっかり検討します。
あとは相場より高いもの。メガネが1000円なら安いですが、アイスが1000円はちょっと高いですよね。これも検討対象です。
リードタイムが長くなりがちなビジネスの特徴をまとめると
- 単純に高単価商品
- 継続課金モデル
- 相場より高い商品
単純な話ですが、この辺りを理解されていない方が結構いらっしゃいます。しかもご自分のビジネスほど見えてないことが多いです。
リードタイムを理解すると
自身の商品のリードタイムを理解すると、無駄な期待や無駄な労力をかけずに済むようになります。
高単価商品はすぐには買いません。だから最初から強烈なアプローチの必要はありません。
逆に統計的に売れやすい期間があるはずです。
例えば、資料請求後一ヶ月とか。まずいろんな会社に資料を請求して、その検討に二週間、その後周囲の人に相談するのが二週間。そして欲しくなる、というような流れです。
そういうデータが分かっていれば、この顧客にはいつアプローチすれば良いかがすぐに分かるので焦る必要もありません。
また、売れない期間のアプローチを避けることもできます。
まずは自身の商品のリードタイムを考えてみることで、見えることがたくさんあるはずですよ。ぜひ一度試してみてください。