皆さんこんにちは!
新しい年も数週間が経過しました。いかがお過ごしですか?
私は、せっかくの新しい年ということで様々なことにチャレンジして頑張りたいと思っています。
特に今年頑張りたいことは、社内外問わず様々なことの効率化を図っていきたいと思っています。弊社は「世界一効率的な代理店」を目指しているので効率化の相談・提案はどんどん通りますし、喜んでいただけることが多いです。※以下は弊社会社概要の経営ビジョンのセクションです。
どんなことから効率化していこうかな、と思ったときにまず目立ったのはパソコンを使う時間の多さです。
私はプライベートでもパソコン使うことが多く、仕事も含めると 毎日最大8時間以上はパソコンと向き合っているのかなと思います。1日の時間の33%以上を占めているので改善していくにはもってこいの箇所かと思います。(余談ですが、同じ理論で行くと次は睡眠時間についてハックすることになりますね笑)
パソコンに触れている時間の中を分解してみると、インプットの時間とアウトプットの時間があると思います。この中で、まずアウトプットについてハックを取り組もうと思いました。アウトプットはズバリ、殆どの割合を文字入力が占めているのではないかと仮説を立てました。
それでは早速、音声入力がどれだけ使えそうかを検証してみるチャレンジをしてまいります。ちなみに、この長い前置きは音声入力をふんだんに使って入力しております。ついつい筆が進みました!
まずは、筆者のタイピングスペックを計測
音声入力とキーボード入力を比べるにあたり、筆者自身のタイピングスピードを測ってみました。
タイピングの速度を測るのはサイトがいくつもありますが、私のお気に入りはe-typingさんです。(
※アクセスはこちらから https://www.e-typing.ne.jp/)
計測結果
さて、ここで大切なのはWPM( words per minute 毎分語数 《タイピスト・速記者の能力などを表わす実用単位》)ですね。そして、どれ位のWPMが世の中の標準なのかを調べてくださっている丁寧なサイトがありましたのでこちらを参照したいと思います。 (ニコニコ大百科:e-typing) ※某有名掲示板からの引用のようです。
引用:WPMの目安表
150~200 【一般中級者】
キーの位置を覚えて、目で追いながらも指を数本使い始めるレベル
200~250 【一般上級者】
キーの位置を覚えて十分な速度を手に入れて、俺速いんじゃないかと思い始めるレベル
250~300 【一般最上級者】
指を数本使い、自己流タイプで周りの人間にタイピング速いねと言われるレベル—————————– 一般人の壁 —————————–
300~350 【タイパー初心者】
タイピングでは周りに敵無し、タイピングの世界に入っても十分やっていけると勘違いし始めるレベル~以下略~
ちなみに筆者は【一般最上級者】としてランクインしておりました(多少ご満悦)。
まあ、表の中には恐ろしいスピードでタイピングする人たちのランク(800~850 【変態パー絶対神】)までありますが、気にせずに進みたいと思います。
ここから検証開始
工業&理系の学校を卒業している私は、多少実験や検証にはこだわりがありますので皆さんにも伝わりやすい検証結果をお届けしたいと思います!
検証条件
- 理論入力速度は測った284キー/分は、1秒あたりに換算すると4.73キー/秒である。
- 今回のブログの「前置き」を作成し、それを改めて見ながら入力するという検証を行う。
※入力したのは前置き全部ではなく一部 - キーボード入力はローマ字入力
- 音声入力はGoogleドキュメントへの音声入力を採用 ※WEB情報では相当正確に聞き取ってくれるの音声入力だとの認識です
- 入力理論値は、e-typingのテスト結果からの数値。入力実測値は「前置き」を入力したときの数値
- e-typingのテスト文章はかなり練習用なので、実際にブログで書くような文章(前置き)を検証に使った。
入力形式/項目 | WPS | 入力時間 |
キーボード入力(理論値) | 4.73 | 102秒 |
キーボード入力(実測値) | 5.83 | 83秒 |
音声入力 | — | 35秒 |
音声入力/キーボード入力(実測値) | — | 42.2% |
わお!!
わお!!
なんと!ローマ字のキーボード入力に比べを、文字の入力時間を42.2%まで圧縮することが出来ました!つまり、入力している時間の半分以上はカットすることが出来る可能性があるということですね!
今回の検証は、「すでにある文章を見ながら入力する」と言うようなものでしたが、例えば仮に、思いつく限りアイデアをメモしていくケースだったりでも充分こういった入力スピードは担保されると想像されます。
その他気がついた、音声入力とキーボード入力の違いなど
疲れ具合が断然違う
キーボードで本気で入力をしているときとくらべて音声入力は断然疲れませんでした!
極端な話、1日八時間キーボード入力すると腱鞘炎なども怖いですよね?
音声に置き換えれるところは置き換えるのがいいのではと考えます!
入力の場所を選ばないのでメモなど活用しやすい
キーボード入力は、キーボードが無いと出来ません。
ですが、音声であればスマホに向かって気軽に話しかけるだけでできるのでいちいちパソコンをだしたり、スマホのキーボード入力で手を塞がれることもありません。
個人的にはあるきながらのスマホ操作は危ないので別のシンプルなガジェットがあればと思いますが研究したいと思います。
音声は周りに配慮する必要があるので使える場所が制限される
会社の席の雰囲気、また自宅の家族の目などあり口頭で入力が推奨されない環境はまだまだあるとおもいます。あと、結構朗読してる感は照れくさいときがありますね。
※音声入力が普及しない原因の一つに日本人が恥ずかしがり屋ということが挙げられるそうですが、恥ずかしいであったり周りの環境のせいで実現できないとしたらそれは大きな喪失だと今回記事を書きながら思っています。 Web で調べると「音声入力 恥ずかしい」などに関連した記事はたくさん出てきます。どうにかこうにかこの恥ずかしいという課題を越えていきたいですね!
口から言葉を発しているとスッキリしたり、アイデアもでたり
手での入力以外が新鮮だったのか、ちょっとスッキリしたりしました。
声を発することで何か刺激があるように感じますし、アイデアが湧いてくるような気がします。
また、口語で話すことで言い回しなどでの誤字はとても減るような気がします。
まとめ 色々導入障壁はあるけど挑戦する価値は圧倒的にあり!
さて、周りからの目線が少し恥ずかしいなどの壁もありますけど、私は2018年1月から圧倒的に音声入力に挑戦したいと思います。業務効率化もそうですし、アイデアを出すという目線でも色々起爆剤になりそうでした。
音声入力のためのガジェットも買ったことですし、どんどんハックをしていこうとおもいます!
検証を重ねて社内外にドンドン展開してまいります!
利用シーン別の活用法や、どんなガジェットが使いやすいか、こんな事例には適さないケース、恥ずかしくならない対策など研究したいことは沢山です!
願わくば、この記事がいろいろなところへ届いて業務効率化の役に立てますように!!