Twitter広告とは、Twitterのタイムラインや検索結果、おすすめユーザー欄に掲載できる広告のことです。他の広告より情報拡散力に長けています!
Twitter広告は通常のツイートのようにリツイートやいいねができるため、二次拡散が期待でき、これらのアクションは課金されないため、拡散されればされるほど、オトクに情報を流せます。
例えば、ユーザー間で話題になりそうな新商品、割引率が高いお得なキャンペーンなどを配信する時はうってつけの媒体といえるでしょう。
この記事ではTwitter広告の特徴や種類、できるターゲティングなど、Twitter広告に興味を持ち始めたらまず知っておくべき内容を解説します。
企業のマーケティング活動において必須の広告媒体なので、ぜひご活用ください!
SNS広告についてのまとめ記事はコチラ!
【入門編】SNS広告とは?特徴やメリット、配信すべき状況を解説!配信実績もプレゼント!
Twitter広告とは
Twitter広告とは、Twitterのタイムラインや検索結果、おすすめユーザー欄に掲載できる広告のことです。他の広告より情報拡散力に長けています!
SNSを通して自社サービスの認知を拡大したい、情報の拡散が期待できるキャンペーンを予定している場合に適しています。
Twitter広告は通常のツイートのようにリツイートやいいねができるため、二次拡散が期待でき、これらのアクションは課金されないため、拡散されればされるほど、オトクに情報を流せます。
例えば、ユーザー間で話題になりそうな新商品、割引率が高いお得なキャンペーンなどを配信する時はうってつけの媒体といえるでしょう。
Twitter広告の特徴
Twitter広告の特徴は大きく以下3つです。紹介した特徴と広告配信する目的が合致するか確認してみてください。
情報を拡散しやすい
Twitter広告は通常のツイートのようにリツイートやいいねができるため、二次拡散が期待できます。これらのアクションは課金されないため、拡散されればされるほど、オトクに情報を流せます。
TwitterはWeb媒体の中で最も拡散力が高いといっても過言はありませんでの、この点が最もメリットといえます。
ユーザーを狙い撃ちできる
様々なターゲティングができるため、細かくユーザーを狙って広告配信ができます。キーワード、興味関心をはじめ、フォロワー、映画・テレビ番組などTwitterならではのターゲティングを用いて、ユーザーを狙い撃ちできます。
若年層に広告配信しやすい
Twitterの利用ユーザーは10代と20代の若年層が多いです。10代は69%、20代は69.7%ものユーザーがTwitterを利用しています。これら年齢のユーザーをメインターゲットとした商材の認知拡大をするのであれば、相性抜群の広告です。
データ引用元:令和元年度 情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書
Twitter広告の3つの種類
Twitter広告は以下3つの種類から選択して配信が可能です!
プロモツイート
通常のツイートと同様にリツートや返信、いいねをつけることができる、主にタイムライン上に表示される広告。文字のみ・画像・動画など様々な形式に対応しており、商品やサービスの認知、サイト流入が見込めます。
プロモアカウント
現在フォローしていないTwitterアカウントの中で興味を持ちそうなアカウントをお知らせする広告です。フォロワーの数を増やしたいのであればこの配信がおすすめです。
プロモトレンド
トレンドリストの上部に24時間掲載できる広告です。「いま」起きていることを見つけられる、ユーザーが視認しやすい場所に広告表示できるため、特に目立つ形式で認知効果が目込めます。
Twitter広告でできるターゲティング
Twitter広告は他の広告と比較して、自由度の高いターゲティングが可能です。詳細は以下のとおりです。
キーワード
ツイートされたキーワードを元にリーチするユーザーを決めるターゲティングです。見込みユーザーが使うであろうキーワードに見当がつく場合におすすめです。
興味関心
用意された興味関心を選択し、それに属するユーザーに配信されるターゲティングです。商材とマッチするカテゴリを選べば見込みユーザーを狙いやすく、とても使いやすい設定です。
フォロワー
特定のアカウントのフォロワーと興味関心が似ているユーザーに配信可能なターゲティングです。見込みユーザー層がフォローしているTwitterアカウントに目星がついている場合、おすすめのターゲティングです。
イベント、映画、TV番組
特定のイベントや映画、TV番組に反応したユーザーを狙えるターゲティングです。イベントや特定の映画・テレビ番組を見ている層が、商材のターゲット層とマッチする場合におすすめです。
デモグラフィック・ジオグラフィック
設定した性別、年齢、場所や言語に合致するユーザーを狙えるターゲティングです。狙うべき年代・エリア指定が可能で、他ターゲティングと組み合わせてしやすいです。
会話
特定の会話トピックに反応したユーザーをターゲティングできます。「特定の会話トピック」という形で、リーチできるユーザー層がかなり限られてしまうことから、特定の層に限定したいとき、他ターゲティングと絡めて新しい切り口として使うことの多い設定です。
端末
設定したデバイスの種類やOS、キャリアのユーザーをターゲティングできます。スマートフォンのOSを選択するなど、細かく設定したい場合に使えます。そのほか、アプリインストールを促す際にもおすすめの設定となります。
カスタムオーディエンス
自社が保有している顧客リストなどを元にターゲティングできます。リピーターの囲い込みなど、見込みユーザーのリストがある場合に活用できるターゲティングです。
ターゲティングについては、弊社が独自でTwitter広告で利用可能なターゲティング一覧を抽出した資料がございます。自社での広告の運用や、お客様への提案などにも利用可能なので、ぜひダウンロードしてください!
ターゲティング資料(Twitter広告)
https://lp.quartet-communications.com/LP_WP30_Twitter-targeting
Twitter広告の費用や課金方式
ここからは、Twitter広告の費用や、課金方式について紹介していきます。
以下の記事で弊社の事例を交えながらより詳しく解説しています。ぜひご覧ください。
【事例付き】Twitter広告の費用の目安はいくら?弊社の平均費用は約21万円
Twitter広告の費用
Twitter広告には最低出稿金額はなく、いつでも金額を変更可能です。少額からはじめることも、最初から高額ではじめることもできます。
とは言え、0円では広告は出せません。相場としては、一般的に「数万円~数十万円」程度と言われています。
リスティング広告などと違い、あくまでも「認知拡大」を目指した広告なので、費用感としては少し高めになることが多いです。
Twitter広告の課金方式
また、課金形式は以下のようなアクション毎に課金されます。
- クリック数
- インプレッション数
- 動画再生数
- アプリインストール数
- フォロワー獲得数
- エンゲージメント数
クリック課金
どの広告にもある、広告をクリックされると課金される形式です。
相場としては、1クリックあたり15円~200円ほどになります。
インプレッション課金
こちらもよくある課金方式で、広告が1,000回表示されるごとに費用が発生します。
相場としては、1,000インプレッションあたり、300~600円ほどです。
動画再生数課金
掲載した動画が、50%以上表示された状態で2秒間の再生、あるいは全画面表示などのアクションを取った場合に費用が発生する方式です。
相場としては、1再生で3円~15円ほどです。
アプリインストール数課金
アプリをインストールしたり、アプリを起動するためのクリックで費用が発生する課金方式です。
相場としては、1インストールあたり80円~200円ほどです。
フォロワー獲得数課金
SNS広告ならではの課金形式で、広告経由でアカウントがフォローされると費用が発生します。
相場としては、1フォローあたり30円~100円ほどです。
エンゲージメント数課金
広告のリツイートやいいねなど、広告に対してユーザーがなんらかのアクションを起こすと費用が発生する課金方式です。
こちらもSNS広告ならではの課金方式で、相場としては1エンゲージメントあたり、30円~100円ほどです。
Twitter広告には様々な課金方式が存在します。主に「クリック課金」が利用されることが多いですが、広告運用をする目的によっては「フォロー課金」や「アプリインストール課金」などを利用すると、よりお得に広告運用の目的を達成できるかと思います。
Twitter広告の配信で注意すべきこと
最後にTwitter広告を配信する上で注意すべきことを紹介します。
Twitterアカウントの情報を設定しないと配信できない
広告配信する前提として「広告利用するTwitterアカウントがアクティブかどうか」を重視されますので、アカウント作成直後だったり、プロフィール画像の設定やツイートした履歴といった動きがない場合、基本的には広告配信できません。
配信目的に合わせたキャンペーンを選択する
配信目的から逆算したキャンペーン設定にしないとシステムの最適化がうまくはたらきませんので、求める成果とズレた配信になってしまう可能性があります。
下書き状態で入稿作業を行う
仕様上、広告設定が完全でない状態でも配信されてしまうことがあります。意図しない配信というミスを避けるためにも、入稿は必ず下書き状態で行いましょう。
Twitter広告のコンバージョン設定
続いて、Twitter広告のコンバージョン設定について紹介します。
「タグを直接設置」「GTMを利用」の2種類があります。
タグを直接設置
①ユニバーサルウェブサイトタグを発行
⇩
②コンバージョンイベントを作成
⇩
③タグの動作確認
GTMを利用
①ユニバーサルウェブサイトタグを発行
⇩
②コンバージョンイベントを作成
⇩
③作成したコードスニペットをGTMに貼り付け
上記の流れでコンバージョン設定を行います。
こちらについては、以下の記事で詳しく解説していますので、こちらの記事を御覧ください!
【最新版】Twitter広告のコンバージョン設定方法を完全解説!
https://quartet-communications.com/info/sns-ads/76391
弊社で運用したTwitter広告の成功事例
最後に、弊社で運用したTwitter広告での成功事例をご紹介します。
今回の事例は「飲食店チェーン」の事例です。
若者への認知拡大を狙い、情報が拡散されやすいTwitterに動画広告を配信。
動画には若年層に人気なインフルエンサーを起用した結果、多くのエンゲージメント(リツイート、返信、いいね、投票、ハッシュタグクリック、スワイプ)を獲得しました。
入札単価を個別で設定したことによっても、動画視聴単価を安くできたと考えられます。
商材・業種 | 飲食店チェーン |
月額予算 | 230万円 |
媒体 | Twitter広告 |
KPI | 視聴回数/500万回以上 |
単月の成果 | 動画視聴回数658万回 |
実施施策のポイント | ・手動での細かい入札調整 |
・インフルエンサーを起用した動画の採用 |
これ以外にも、弊社は1,000業種以上の実績があり、成功事例も多数ございます!
広告運用に興味がある方。現在広告を運用していて、乗り換えを検討している方など、ぜひお問い合わせくださいませ。
無料でアカウント診断も行っておりますので、ぜひご連絡くださいませ。
⇩お問合せはこちら!⇩
https://quartet-communications.com/contact
知っ得ポイント!:運用者向け!Twitter広告の3つの注意点
最後に、Twitter広告の知っ得ポイント!実は運用者泣かせの仕様があるので、注意が必要です!
注意点①:広告(クリエイティブ)を入れてないのに勝手に配信される
そんなバカなと思われるかもしれませんが、広告を入稿していなくても広告は配信されます。
入稿を進めていくと、以下キャプチャ右上のように、「終了する」、「下書きを保存」、「次へ」というボタンが表示されます。
この時に、「一旦公開してクリエイティブは後で入稿しよ~」と思って、「次へ」をクリックしてそのまま公開すると、審査が始まってそのまま広告が配信されます。(日時指定をしている場合を除きます。)
※具体的なケースとしては、バナーがまだ完成していないのでクリエイティブは入稿できないけど、先にキャンペーンや広告グループを作って準備しておこう、と進めるケースなどは上記のシチュエーションに該当しやすいかもですね。
クリエイティブがないのに、何が配信されるのか…?
Twitterアカウントで投稿した何かしらのツイートや、アカウントのプロフィールなどが勝手に配信されます…。Twitterは審査時間が他媒体と比べて短く、公開後すぐに配信されることが多いので、気づかずに放っておくと大惨事になりますね…。
リスティング広告(Google広告やYahoo!検索・ディスプレイ広告)だと、クリエイティブ(広告文やバナー)がないと広告は配信されませんよね。リスティングの運用に慣れている人だとなおさら、「クリエイティブがないのに配信される」なんて想像がつきにくいと思うので、要注意です。
対策
「下書き」で保存する
クリエイティブを入れずに作業を途中で止めるなら、必ず「下書き」で保存しましょう。そうすれば、勝手に配信されることはありません。
日時指定をしておく
日時指定をして公開すれば、その時まで配信されませんので、これも対策として使えます。設定した日時になったら配信されるので、それまでに準備を整えておく必要はあります。
注意点②:Twitter以外にも配信されてしまう
これもなかなか見つけにくいところに設定画面があるのですが、以下キャプチャの赤枠内「Twitterオーディエンスプラットフォーム」にチェックが入っていると、Twitter以外(Twitterオーディエンスプラットフォーム上)のモバイルアプリにも配信されます。※Facebook広告でいうオーディエンスネットワークのようなものですね。
対策
デフォルトではチェックが入ってしまっていますので、「Twitterにしか出したくない」場合は、必ずチェックを外すようにしましょう。
注意点③:広告経由以外のコンバージョンが計測される
リスティング広告だと「ビュースルーコンバージョン」という、広告をクリックせずに見ただけのユーザーのコンバージョン数が指標としてありますよね。この指標は、リスティング広告の場合は、「コンバージョン」の列には含まれず、「ビュースルーコンバージョン」として数を確認できますのであまり気にしなくてもいいです。
が、Twitter広告は、計測設定を行う場合に注意が必要です。以下キャプチャ赤枠内「ポストビューアトリビューション」というのがリスティング広告でいう「ビュースルーコンバージョン」と同じものになります。
デフォルトは「1日」になっており、広告を見て1日以内のユーザーは、広告経由以外(広告をクリックしていない)のユーザーのコンバージョンが「コンバージョン」に計測されます。
多額の広告費を投下している場合や、知名度があって他の経路からコンバージョンに至りそうなお客様の場合は、「1日」の設定でもポストビューアトリビューションで計測されるコンバージョンが多くなって、広告経由のコンバージョン数と乖離が大きくなりそうですね。例えば、アナリティクスなどで計測しているコンバージョン数と大きく乖離して、原因がわからない…などの事態が発生しそうです。
対策
「コンバージョン」は、広告経由のものしか取りたくない、という場合は、キャプチャ赤枠内の設定を「オフ」にしましょう。
最新情報①:Twitter広告にコンバージョン機能が追加
Twitterではつい最近、コンバージョン最適化に向けてた3つの新機能が拡充されました。
それが「ウェブサイトコンバージョン最適化」、「ダイナミック商品広告」、「コレクション広告」です!
今までにTwitter広告ではなかった「獲得」に重点を置いた機能が追加されており、例えば「ウェブサイトコンバージョン最適化」では、テスト段階での獲得単価が平均で25%削減されるなど、効果を発揮しています。
Twitterはいま大きく変わろうとしています。認知拡大の広告がメインだと思いがちですが、こういった最新の機能を活かしながら広告を活用することで、自社の配信をより効果のあるものにできます。
もし気になる方は弊社にご連絡くださいませ。
引用元:新登場 成果と関連性をさらに向上させるパフォーマンス広告ソリューション
最新情報②:Twitter独自の検索連動型広告「Twitterキーワード広告」とは?
「Twitter検索キーワード広告」は、検索連動型広告に近い形で設定したキーワードを検索したユーザーに対して広告を出稿できるプロダクトで、ベータ版がテストされています。
そもそも「検索連動型広告」とは、ユーザーが検索したキーワードに連動して表示される広告のことです。
特定のキーワードに特化した広告配信が可能になるため、より特定のキーワードに関心があるユーザーに向けた広告配信を行うことができます。
Twitter広告は認知拡大がメインと思いがちですが、「Twitter検索キーワード広告」のリリースで、本格的にCV獲得を目指した広告運用が可能になってきました。
最新情報③:Xになってから「フォロワー獲得広告」が廃止に!?
2023年8月11日に衝撃のニュースが走りました。それは「フォロワー獲得広告」が廃止になったニュースです。
現状フォロワー獲得広告を利用されている方は配信が止まっている可能性があるので急遽確認が必要です。
ただ、現状ではそれに代わるドンピシャな配信キャンペーンはなく、代替案として「エンゲージメント数キャンペーン」「リーチキャンペーン」の2つが公式から案内されています。
両方とも認知拡大のために配信できる仕様なので代替はできると思います。
ただ、フォロワー獲得広告のように、専用のフォーマットになってはいないので、いままでのフォロー&リツイートキャンペーンと同等の威力を発揮できるかというと難しいと思います。
まとめ
Twitter広告とは、Twitterのタイムラインや検索結果、おすすめユーザー欄に掲載できる広告のことです。他の広告より情報拡散力に長けています。
Twitter広告は通常のツイートのようにリツイートやいいねができるため、二次拡散が期待でき、これらのアクションは課金されないため、拡散されればされるほど、オトクに情報を流せます。
今何かと話題のTwitter広告。ぜひ活用して、自社の認知拡大やコンバージョン獲得にも活用していきましょう!