Pinterest広告は、常に最新のトレンドに敏感なプラットフォームです。
そのため、ユーザーに「遅れてる」、「ダサい」といったイメージを持たれてしまうと、ブランドイメージの損失や広告効果の低下につながる可能性があります。
そこで今回は、Pinterestが予測する2025年の主要なトレンドと、トレンドを活用したコンテンツ作成のヒントを紹介します。
ファッション
ファッションでは、人とファッションをシンクロさせる「マッチングコーデ」がトレンドです。
友人やカップル、親子などでおそろいのアイテムや色、テーマでコーディネートを組むとコンテンツがより魅力的になります。
また、Z世代とX世代の間では、昔流行ったケーブルニットセーター、ストライプのトップス、イワシのモチーフを取り入れた「マリンスタイルのリバイバル」が注目を浴びています。
インテリア
インテリアでは、SDGsの普及に伴い、「持続可能な暮らし」を取り入れたインテリアがトレンドです。
「ソーラーパンクハウス」や「ソーラーパンクファッション」、「カオスガーデニング」などに注目が集まり、サステナブルな暮らしへの関心が急増しています。
その他にも、大人の遊び心を開放した「プレイフル・インテリア」や、さまざまなスタイルをミックスして個人の好みや個性を自由に表現するスタイル「ミックス・マキシマリスト」も大人気です。
家具や窓枠をポップなカラーにまとめ、部屋の中に原色を取り入れる人が増えてきています。
ビューティー

ビューティーでは、内面から輝くような美しさを象徴する「ゴールド・パワー」がトレンドです。
女神のような編み込みヘアスタイルや高貴なゴールド系ネイルなど、パワフルで気品のあるスタイルを目指す人が増えています。
一方、Z世代とミレニアル世代の間では、ダークな雰囲気でミステリアスな魅力を持つ「魔女マーメイド」もトレンドになっています。
人魚をモチーフにしたセクシーなセイレーン風メイクや濡れ感を引き出すウェーブヘア、ムーディなマーメイドネイルはますます流行する予感です。
また、ここ数年のシンプルなトレンドから一転、生命力に包まれた「オーラ―・ビューティ」にも注目が集まっています。
顔全体を鮮やかに染めるブルーやグリーンなど、大胆なアイシャドウを取り入れるメイクが支持されています。
ファミリー
ファミリーでは、生まれた後ではなく生まれる前から育児サポートするパーティー「ネスト(巣)・パーティー」が注目されています。
これまでは、妊婦さんの安産を祈願するパーティー「ベビーシャワー」が主流でしたが、これからは育児が専念できるように、出産や育児に関する情報交換や育児用品の整理、育児に関するプレゼントなどを行うパーティーがトレンドになるでしょう。
フード
フードでは、ユーザーの興味を引くためにさまざな進化を遂げています。
たとえば、レトロブームをけん引したクリームソーダでは「おしゃれなクリームソーダ」が注目され、それ以外にも「炭酸飲料レシピ」、「自家製ソーダ」など、さまざまな種類や色の炭酸飲料を楽しむニーズが高まっています。
また、ケーキといえば「かわいい」や「盛れる」が主流でしたが、今後は従来の型を破る「カオス・ケーキ」といったユニークなケーキなどが新しいトレンドになりそうです。
さらに、X 世代とミレニアル世代では「ピクルスケーキ」や「フライドピクルス」、「ピクルスディップ」、「ピクルス マルガリータ」、「ピクルス ピコデガヨ」など、これまで脇役だったピクルスが脚光を浴び始めています。
パーティー
結婚式などのパーティーでは、「ロココ調」がトレンドです。
18世紀のヨーロッパで流行した美術様式「ロココ調」は華やかさとフェミニンさを兼ね備えているため、豪華なアクセサリーやテーブルデコレーションに凝る人はロココ調のパーティーが魅力的な選択肢となるでしょう。
その他に、シュルレアリスム(超現実主義)の思想や表現方法をテーマにした「シュルレアリスム・パーティー」の人気も高まっています。
そのため、2025年はシュルレアリスム(超現実主義)の代表「サルバドール・ダリ」にも注目です。
エンターテインメント
エンターテインメントでは、数年前から始まった「アバターのカスタマイズ」が注目されています。
近年はAIの進化も著しく、自動的に最適なアバターを生成できるようになっています。
そのため、近年は「Pfp Y2k アイデア」や「かわいい服 コード」、「ゲーム スカート コード」などの美的キーワード検索も多く見られ、アバターのファッションやメイク、ヘアスタイルに凝るX世代・Z世代がますます増えるでしょう。
まとめ
Pinterestが予測する2025年の主要なトレンドと、トレンドを活用したコンテンツ作成のヒントを紹介しました。
Pinterest広告において「遅れてる」、「ダサい」といったイメージを持たれると、ブランドイメージの損失や広告効果の低下につながる可能性があります。
しっかりと今年のトレンドを把握して、ユーザーに有益だと思ってもらえる広告を制作しましょう。